認知拡大や購入促進に向けて、多くの企業がInstagramを運用しています。Instagramの日本国内における月間アクティブユーザー数は2023年11月時点で6,600万人以上で、ビジネスにおいても重要なマーケティングチャネルの一つとなっています。
しかし「自社でどのようにInstagramを運用すればいいかわからない」という方も少なくないでしょう。やり方がわからず運用しても、効果が得られない可能性が高いため、宣伝費や人件費の無駄になりかねません。
そこで本記事では、インスタ運用のうまい企業を運用方法別で20社紹介します。 20社の共通点についても解説していますので、インスタ運用の参考にしてみてください。
関連記事:【2026年版】インスタキャンペーン成功事例20選!やり方・禁止事項まで徹底解説
▼インスタ運用はアルゴリズムの理解が最も重要です。あなたは最新のアルゴリズムを理解できていますか?
【2026年最新】Instagram公式&責任者アダム・モッセーリ氏 アルゴリズムに関する言及まとめ

- 【アカウント運用】インスタ運用がうまい企業事例5選
- 日清食品株式会社
- 株式会社ニトリホールディングス
- 青山商事株式会社
- dely株式会社
- Sky株式会社
- 【キャンペーン】インスタ運用がうまい企業事例5選
- 株式会社アルビオン
- ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
- 住友ゴム工業株式会社
- 日本デジタル配信株式会社
- サムスン電子ジャパン株式会社
- 【インフルエンサーマーケティング】インスタ運用がうまい企業事例5選
- APLIN
- 株式会社おやつカンパニー
- 株式会社ペティオ
- 東海旅客鉄道株式会社
- 株式会社しまむら
- 【広告運用】インスタ運用がうまい企業事例5選
- パナソニック株式会社
- エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
- 株式会社ワンダーマーク
- 株式会社ツヴァイ
- Rom&nd
- インスタ運用がうまい企業の共通点
- ターゲットを明確にしている
- ハッシュタグをうまく活用している
- クリエイティブに統一感がある
- UGCを活用している
- インフルエンサーを適切に活用している
- 購買・コンバージョン導線が最適化されている
- まとめ
【アカウント運用】インスタ運用がうまい企業事例5選
はじめに一般ユーザーと同じようにInstagramで画像や動画を投稿している企業を紹介します。
日清食品株式会社
株式会社ニトリホールディングス
青山商事株式会社
dely株式会社
Sky株式会社
どのような投稿をして認知度を高めているかも把握できますのでぜひ参考にしてみてください。
日清食品株式会社
食品メーカーの日清食品株式会社では、商品ごとに Instagramのアカウントを作成して運用しています。代表的なアカウントとして「カップヌードル」と「チキンラーメン」のアカウントを紹介します。
カップヌードルのアカウントでは、新商品のCMやカップヌードルをモチーフとしたグッズの紹介がメインコンテンツです。 正月やハロウィンなどのイベントに合わせた投稿もしており、ユーザーに強いインパクトを与えています。
チキンラーメンのアカウントでは、イメージキャラクターの「ひよこちゃん」の画像をメインで投稿しています。公式とは思えないシュールな画像を投稿しており、エンタメ性が高いのが特徴的です。
■なぜ成功したのか?
・ブランドごとのアカウント運用 → ユーザーの関心を分けてファンを獲得しやすくした
・「カップヌードル」→CMやグッズ紹介 → エンタメ要素が強く、話題性を生みやすい
・「チキンラーメン」→「ひよこちゃん」のシュールな投稿 → ユーザーがシェアしたくなる内容で拡散性が高い
■今すぐできる実践アクション
・ブランドごとにターゲットを明確化し、別アカウントを作成できないか検討する
・公式アカウントでも「遊び心」を取り入れ、シェアされやすい投稿を意識する
株式会社ニトリホールディングス
家具やインテリアを販売している株式会社ニトリホールディングスのInstagramアカウントでは、主に自社製品の紹介をしています。 自社商品での部屋のコーディネート方法や家具の選び方などを紹介しており、インテリアにこだわりたいという方に向けて、商品の魅力を伝えているのが特徴です。
あまり知られていない商品や商品の使い方を紹介して、ECサイトや店舗の集客を増やしています。
■なぜ成功したのか?
・インテリアの「実用性」を前面に → 商品を「単品」ではなく「空間」として見せることで、購買意欲を引き出した
・ECサイト・店舗誘導につながる投稿 → 商品を知らない人でも「これいいかも」と思わせる設計
■今すぐできる実践アクション
・商品の「使い方」「コーディネート例」をセットで投稿してみる
・ユーザーの実際の利用シーン(UGC)をシェアして、リアルな活用方法を伝える
青山商事株式会社
スーツ専門店の洋服の青山を運営している「青山商事株式会社」では、女子高生をターゲットにしたアカウントを運用しています。 普段はInstagramに投稿する写真やプリクラの撮り方などを紹介していますが、大学の入学式の時期に合わせて、スーツの宣伝をしています。
高校生が普段の投稿を見ることで、自社に興味を持ち集客へとつなげているのが印象的です。
■なぜ成功したのか?
・ターゲットを女子高生に絞った投稿 → 「将来スーツが必要になる層」にリーチし、将来の顧客を育てる戦略
・スーツ以外の投稿でエンゲージメントを確保 → 「プリクラの撮り方」など、女子高生の興味がある話題で普段から接点を作った
■今すぐできる実践アクション
・自社の将来の顧客になりうる層を見極め、彼らに響く話題を発信してみる
・「商品だけでなく、ターゲットが興味を持つ情報も発信」する運用を考える
dely株式会社
生活関連のプラットフォーム事業を運営しているdely株式会社では、料理レシピアプリの「クラシル」のInstagramアカウントを運用中です。 1回の投稿で複数の動画とテキストでレシピを紹介しており、ユーザーの「今日何作ろう?」という悩みを解決してくれます。
プロフィールに公式アプリのリンクを貼り付けており、Instagramからアプリダウンロードへの誘導もしています。
■なぜ成功したのか?
・「今日何作ろう?」という潜在ニーズを即解決 → ユーザーが悩むタイミングでレシピを提供し、日常の習慣化を促した
・複数の動画+テキストの組み合わせ → 短時間で情報を理解しやすくし、保存・再訪問を促進
■今すぐできる実践アクション
・ユーザーの「困りごと」を解決するコンテンツを投稿してみる
・「一目で内容が分かる」フォーマット(短尺動画+テキスト)を検討する
Sky株式会社
業務用のシステムを開発・販売しているSky株式会社では、IT業界向けのセミナー・イベント情報の発信や採用活動をInstagramでしています。 自社商品のことをわかりやすく解説しており、BtoB商材について詳しく知らない就活生にも噛み砕いて伝えているのが特徴です。
BtoB企業という複雑な商材を扱っている企業ながら、2023年4月時点で3万以上のフォロワーがおり、アカウント運用が知名度の向上につながっていると考えられます。
■なぜ成功したのか?
・BtoB企業ながら親しみやすい投稿 → 難しいIT商材でも、初心者向けの情報発信をすることで就活生や新規層を取り込んだ
・セミナー・イベント情報の発信 → フォローする価値を明確化
■今すぐできる実践アクション
・BtoB商材でも「分かりやすさ」「親しみやすさ」を意識した投稿を作る
・自社のイベント情報を発信し、オフラインとの接点を強化する
【キャンペーン】インスタ運用がうまい企業事例5選
Instagramでは、指定した条件をクリアしたユーザーがプレゼント抽選に参加できるというキャンペーンを実施している企業も少なくありません。フォロー&ハッシュタグキャンペーンやフォトコンテストなどを実施して、自社や商品の認知度を高めています。
キャンペーンはほかの手法より拡散性が高く、短期間でフォロワーを増加しやすい傾向にあります。 ただ、一口にキャンペーンと言っても種類はいろいろあるため、成果を出すには自社の課題に合った種類を選ぶのが大切です。
下記の診断では自社に合ったキャンペーン種類が簡単にわかるので、やってみることをおすすめします。

ここからは、以下の5社のキャンペーンの事例を紹介します。
アルビオン株式会社
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
住友ゴム工業株式会社
日本デジタル配信株式会社
サムスン電子ジャパン株式会社
株式会社アルビオン
高級化粧品メーカーの株式会社アルビオンでは、商品の認知度向上やブランド価値向上のために、ハッシュタグキャンペーンを実施しました。

「#ワタシ開放シーン」「#ワタシ開放コスメ」というハッシュタグを利用することで、自社商品を知らない人でも参加しやすいようにします。 抽選で手に入れられる商品を自社の化粧品にすることで、よりブランドイメージを高められるようにしました。
■なぜ成功したのか?
・ハッシュタグで参加ハードルを下げた → 「#ワタシ開放シーン」など、ブランド名なしでも使いやすい
・プレゼントに自社商品を活用 → 参加者を「商品に興味のある層」に絞れた
■今すぐできる実践アクション
・「企業色が強すぎない、使いやすいハッシュタグ」を考案する
・プレゼントキャンペーンの景品を、自社商品にしてファンを育成する
ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社
通信事業をしているソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社では、ブランド認知の一環として、自社アカウントでフォトコンテストを開催しました。

ユーザーにハッシュタグをつけてInstagramに投稿してもらうことで応募できるキャンペーンにします。 ただのフォトコンテストでなく、既存の画像にメッセージを追加して投稿するキャンペーンにしたため、ユーザーが参加しやすく、エンゲージメントを高められました。
■なぜ成功したのか?
・フォトコンテスト+既存画像の編集 → 参加しやすい工夫がされていた
・ユーザーにコンテンツを作らせた → UGCで拡散力が高まった
■今すぐできる実践アクション
・参加のハードルが低く、簡単に投稿できるフォトコンテストを企画する
・既存のコンテンツを活用できるキャンペーンを考える
住友ゴム工業株式会社
タイヤやゴルフ製品のメーカーである住友ゴム工業株式会社では、ゴルフクラブの試打会に参加した写真を投稿すると応募できる、プレゼントキャンペーンを実施しました。

「#スイング映え」というハッシュタグを用いて、Instagram特有の視覚的な訴求をし、ライトユーザーの獲得を目指します。 結果、試打会の情報がユーザーによって拡散され、多くの人が試打会に参加するようになり、認知度の拡大につながりました。
■なぜ成功したのか?
・「#スイング映え」のハッシュタグが直感的 → どういう投稿をすればよいかが分かりやすい
・試打会への参加者が自発的に拡散 → 実際の体験を投稿させることで、自然な口コミが生まれた
■今すぐできる実践アクション
・「投稿内容がイメージしやすいハッシュタグ」を作成する
・実体験をシェアしてもらうキャンペーンを企画する
日本デジタル配信株式会社
ケーブルテレビ事業者への支援事業をしている日本デジタル配信株式会社では、私のふるさとフォトコンテストというイベントを実施しています。
アカウントのフォローと「#my_furusato」というハッシュタグを付けて投稿することで、コンテストに参加できる形になっています。 開催期間は2023年3月1日~5月31日で、4月1日時点で1,700件以上の投稿がされており、認知度の拡大に充分な成果をあげたといえるでしょう。
■なぜ成功したのか?
・地域活性化を目的にした「私のふるさとフォトコンテスト」 → ローカルなテーマを扱うことで、地域に愛着のある人たちに投稿を促した
・「#my_furusato」というハッシュタグを活用 → どんな投稿をすればよいか分かりやすく、投稿のハードルを下げた
・開催期間を3カ月に設定し、応募の機会を増やした → 投稿数が増え、継続的にエンゲージメントが発生
■今すぐできる実践アクション
・ユーザーの「個人的な思い出」や「愛着」を刺激するキャンペーンを企画する
・長めの応募期間を設定し、参加者がじっくり投稿できるようにする
・「どんな写真を投稿すればいいのか」が明確に伝わるハッシュタグを作成する
サムスン電子ジャパン株式会社
スマートフォンの製造メーカーであるサムスン電子ジャパン株式会社では、定期的にGalaxyのフォトコンテストを実施しています。

時期にあったテーマで写真を投稿してもらい、優秀作品に選ばれた人に豪華賞品をプレゼントする点がサムスン電子ジャパン株式会社のフォトコンテストの特徴です。
「#Galaxyカメラ部」というハッシュタグをつけてもらうことで、Galaxyのユーザーの帰属意識を向上するだけでなく、Galaxyのカメラが高性能であることを伝えられています。
■なぜ成功したのか?
・「#Galaxyカメラ部」のハッシュタグでコミュニティを形成 → 「参加したい!」と思わせるタグを作成し、ユーザーを巻き込んだ
・優秀作品に豪華賞品をプレゼント → エンゲージメントを高め、投稿を促進した
・Galaxyのカメラ性能を強調 → 参加者の投稿が「Galaxyの高性能さ」を自然にアピールする仕組みになっていた
■今すぐできる実践アクション
・ブランドを象徴するハッシュタグを作成し、ユーザーに「参加したい」と思わせる仕掛けをつくる
・製品の強みを活かしたコンテストを企画し、ユーザーが「自発的に製品をアピールする」流れを作る
なお、上記のようなキャンペーンは、応募者のデータ管理や抽選などの作業があり、非常に工数がかかると思っている人もいるでしょう。
しかし、SNSキャンペーンツールを導入することで、SNS運用会社に依頼するよりも低価格かつ短期間でキャンペーンを実施できます。
弊社のSNSキャンペーンツール「キャンつく」でも、手動の場合1ヶ月かかるキャンペーンの運用業務を最短1日で終わらせることが可能です。
データ収集業務や抽選業務を自動化できるため、キャンペーン運用の担当スタッフの工数を大きく削減できます。 実際の成功事例や効果について詳しく知りたい方は以下の記事もお読みください。
【2026年版】インスタキャンペーン成功事例20選!やり方・禁止事項まで徹底解
上記の記事では、4,000件の導入実績をもつキャンつくがキャンペーンの実施方法や注意点などについても詳しく解説しています!
【インフルエンサーマーケティング】インスタ運用がうまい企業事例5選
Instagramには多くのファンを抱えているインフルエンサー(インスタグラマー)がおり、自社商品やサービスの紹介をしてもらうことで、ファンに向けて認知拡大や購買促進を行えます。
実際にインフルエンサーに宣伝を依頼した企業として以下の5社があります。
APLIN
株式会社おやつカンパニー
株式会社ペティオ
東海旅客鉄道株式会社
株式会社しまむら
それぞれの企業が「どのようなインフルエンサーに依頼したか」について紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
APLIN
APLINは韓国の化粧品ブランドで、自社商品の認知度を高めるために、フォロワー6万人の動画クリエイター「もとかの」さんに依頼しました。
もとかのさんは、女性がモテるための化粧品紹介やメイクの仕方について発信しているインフルエンサーです。 美容に興味のある女性がターゲット層となっており、もとかのさんに依頼することで、ファンに向けて購入意欲を向上させられます。
■なぜ成功したのか?
・ターゲットにピッタリのインフルエンサーを選定 → 美容系の発信者に依頼し、購買意欲の高い層に直接リーチ
■今すぐできる実践アクション
・「自社の商品を本当に求めている層」にフォロワーが多いインフルエンサーを選定する
株式会社おやつカンパニー
ベビースターなどの人気お菓子を製造している株式会社おやつカンパニーでは「BODYSTARプロテインスナック」という商品の宣伝にインフルエンサーを起用しています。 起用したのは、女性の後ろ姿をきれいに見せるコツを伝えているバックラインスタイリストの宮河マヤさんです。
トレーニングやダイエットに関心のある34万人のフォロワーにリーチできるため、商品の認知度を拡大できると考えられます。
■なぜ成功したのか?
・「BODYSTARプロテインスナック」× フィットネス系インフルエンサー → 商品と発信者の親和性が高かった
■今すぐできる実践アクション
インフルエンサー選定時に「フォロワー層」と「商品のターゲット」が一致しているか確認する
株式会社ペティオ
ペット用品を扱っている株式会社ペティオでは、ペット用のアニメキャラクターの衣装「キャラペティ」のプロモーションでインフルエンサーを起用しています。
ペットの写真を中心に投稿しているインフルエンサーに依頼することで、愛犬家や愛猫家に商品を訴求できます。 株式会社ペティオは今回、フォロワー13万人のゆうさんの飼っているアーニーにキャラぺティを着てもらいプロモーションをしました。
結果、15,000以上のいいねをもらい、大きな反響を得られました。
■なぜ成功したのか?
・ペット用のアニメキャラ衣装「キャラペティ」のプロモーション → 視覚的にかわいい要素が強く、拡散性が高かった
・フォロワー13万人のインフルエンサー(ゆうさんの飼い犬アーニー)にPR依頼 → ペット好きのフォロワー層に的確にリーチ
・15,000以上の「いいね」を獲得し、大きな反響 → 商品のターゲットとフォロワー層が一致していたため、自然な形で拡散された
■今すぐできる実践アクション
・ビジュアル的にインパクトのある商材は、SNS映えする投稿を意識する
・インフルエンサー起用時には、「その人のフォロワーが本当に商品のターゲット層と一致しているか」をチェックする
・ユーザー参加型の投稿企画(例:「#キャラペティ着せてみた」)を実施し、投稿を促す
東海旅客鉄道株式会社
東海旅客鉄道株式会社(JR東海)は東京カメラ部株式会社と行ったキャンペーンの一環として、地域活性化を目的としたフォトコンテストを実施しました。
キャンペーンの拡散のために、旅行系のインフルエンサーの詩歩さんに宣伝とフォトコンテストの審査員を依頼しました。詩歩さんはInstagramで15万人以上のフォロワーがおり、旅行関連の書籍も出版しているインフルエンサーです。
詩歩さんに宣伝してもらった結果3,000以上のいいねを獲得でき、キャンペーンの認知度を向上できました。
■なぜ成功したのか?
・旅行系インフルエンサー(詩歩さん)に宣伝を依頼 → 15万人以上のフォロワーを持ち、旅行好きの層に効果的にリーチ
・フォトコンテストの審査員としても関与させることで影響力を強化 → ただのPR投稿ではなく、インフルエンサーが関与する形でエンゲージメントを高めた
・「地域活性化 × SNS拡散」の流れを作った → 旅行需要を喚起し、投稿者の体験を通じたPRが自然な形で行われた
■今すぐできる実践アクション
・インフルエンサーに単なる宣伝投稿ではなく、企画の一部として関与させる(審査員、イベント参加など)
・「旅行 × SNS拡散」のように、実際の体験を伴うコンテンツを設計する
・地域に関する写真投稿を促すハッシュタグを設定し、ユーザー投稿を増やす
株式会社しまむら
ファッションセンターしまむらを展開している株式会社しまむらでは、複数人のインスタグラマーを起用しています。 たとえば、プチプラ(低価格帯)のファッションアイテムを取り上げているインフルエンサーである「プチプラのあやさん」に商品レビューを依頼しました。
インフルエンサーにレビューしてもらい、お墨付きをもらうことで、ユーザーの購入意欲を高めています。
■なぜ成功したのか?
・「プチプラのあや」など、プチプラファッションに特化したインフルエンサーを起用 → 価格帯とフォロワーの関心が一致していた
・インフルエンサーによるレビュー投稿を活用 → 「お墨付き」があることで、ユーザーが安心して購入を検討できた
・複数のインフルエンサーを起用し、多方面からの認知を獲得 → ターゲット層の幅を広げることに成功
■今すぐできる実践アクション
・商品の価格帯やターゲット層にマッチしたインフルエンサーを選ぶ
・「レビュー型の投稿」を活用し、ユーザーの購買意欲を高める
・1人のインフルエンサーに依存せず、複数の影響力あるアカウントを活用する
【広告運用】インスタ運用がうまい企業事例5選
Instagramでは、フィードやストーリーズなどの広告枠にも配信できます。広告費用は発生しますが、短期間での集客が可能です。
ここでは、インスタ広告を利用している以下の5社を紹介します。
パナソニック株式会社
エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
株式会社ワンダーマーク
株式会社ツヴァイ
Rom&nd
広告出稿によって得られた効果も紹介していますので、ぜひ確認してみてください。
パナソニック株式会社
家電メーカーのパナソニック株式会社では、高級トースター市場に参入する際に、宣伝方法として、インスタ広告を活用しました。
「サクっと、ふんわり黄金比トースト」というコンセプトのもと、ユーザーが共感しやすい動画を制作し、フィードやストーリーズの広告枠に掲載します。
広告を掲載した結果、購入数が従来のモデルより2倍増加し、トースターの売上獲得に成功しました。
■なぜ成功したのか?
・「サクっと、ふんわり黄金比トースト」というキャッチーなコンセプトを設定 → ユーザーの共感を得やすく、視覚的にも訴求力が高い
・Instagramのフィード&ストーリーズ広告を活用 → 動画広告を活かし、短期間で多くのユーザーにリーチ
・購入数が従来モデルの2倍に増加 → 高級トースター市場への参入に成功
■今すぐできる実践アクション
・「シンプルで覚えやすいキャッチコピー」で広告や投稿のメッセージを統一する
・フィード広告とストーリーズ広告の両方を活用し、接触機会を増やす
・商品特性を最大限に伝えられる短尺動画を作成し、視覚的に印象を強める
エヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社
電子書籍事業をしているエヌ・ティ・ティ・ソルマーレ株式会社は、電子コミックサービスの「コミックシーモア」をインスタ広告で宣伝しました。 AR技術を活用し、カメラで映った人の顔の上にマンガキャラクターの顔が表示されるという広告を制作します。
ARを活用した広告によって、ユーザーは通常の広告より楽しく見ることができるため、多くの人の認知度を高められました。
■なぜ成功したのか?
・AR技術を活用した「マンガキャラクターの顔がユーザーに表示される広告」を展開 → 他の広告と差別化し、ユーザーの興味を引いた
・通常の広告よりも高いエンゲージメントを獲得 → 楽しめる体験型の広告にしたことで、広告に対するネガティブな印象を軽減
・エンタメ要素を強化し、拡散を狙った → 面白い体験としてユーザーにシェアされる仕組みを作った
■今すぐできる実践アクション
・SNS広告で「インタラクティブな体験」を提供し、ユーザーの関心を引く仕掛けを作る
・「体験型広告」や「ユーザー参加型コンテンツ」を意識し、シェアされやすい工夫を取り入れる
・ARやフィルター機能を活用し、広告の訴求力を高める(エフェクト活用など)
株式会社ワンダーマーク
雑貨の企画・開発事業をしている株式会社ワンダーマークでは、Ambiance PaperというブランドのECサイトの集客を目的に、インスタ広告を利用しました。 Ambiance PaperはECサイト構築サービスのBASEを利用しています。
BASEはInstagramとの相性がいいことから、併用すればECのアクセス数を高められる可能性があります。 株式会社ワンダーマークは、Instagramでカタログのように商品を閲覧できるカルーセル広告を利用したところ、リリースの翌日にはさっそく売上が発生し、集客に成功しました。
■なぜ成功したのか?
・ECサイトの集客を目的にInstagram広告を活用 → フィード広告・カルーセル広告を組み合わせて、多くのユーザーにリーチ
・カタログのように商品を閲覧できるカルーセル広告を採用 → ユーザーが自然に商品を比較・検討しやすくなった
・リリース翌日にさっそく売上が発生 → 広告の即効性が確認され、ROIの高い施策となった
■今すぐできる実践アクション
・カルーセル広告を活用し、複数の商品や活用シーンを一度に見せる戦略を取り入れる
・ECサイトとの相性を考え、Instagramショッピング機能をフル活用する
・リリース直後のプロモーションに広告を集中投下し、短期間で認知度を高める
株式会社ツヴァイ
結婚相談所事業をしている株式会社ツヴァイでは、資料請求数の増加を目的に広告を出稿しました。 年齢や婚活歴などに合わせて広告の内容を決め、ユーザー一人ひとりに刺さるメッセージを訴求します。
カルーセル広告を用いてストーリー性のある広告を作成した結果、通常の広告よりクリック率を向上できました。
■なぜ成功したのか?
・ターゲット層(年齢・婚活歴)に合わせた広告の内容を最適化 → 自分に関係のある広告と認識しやすくなり、クリック率が向上
・カルーセル広告を活用してストーリー性のある広告を展開 → 「婚活の流れ」や「成功事例」を伝えることで、関心を引いた
・通常の広告よりクリック率が向上 → メッセージをターゲットごとにカスタマイズし、効果的にアプローチできた
■今すぐできる実践アクション
・ターゲット層ごとに異なるメッセージを作成し、パーソナライズ広告を展開する
・カルーセル広告で「購入までのストーリー」や「サービスの流れ」を視覚的に伝える
・ユーザーの悩みに寄り添ったコピーを使い、「自分ごと化」させる工夫を取り入れる
Rom&nd
韓国の化粧品ブランドのrom&ndでは、ECサイトの売上を伸ばすために、Instagramの広告を活用しました。 商品タグをつけられるカタログ形式の広告を用いて、商品の購入画面に直接誘導できるようにします。
ABテストをしながら広告運用したことにより、従来の宣伝方法より1.6倍も購入数が増加しました。
■なぜ成功したのか?
・商品タグ付きのカタログ広告を活用 → 直接購入ページに誘導し、購買ハードルを下げた
・ABテストを実施し、効果の高い広告を最適化 → 成果が出やすい広告だけを継続し、ROIを向上
・従来の宣伝方法よりも1.6倍の購入数を記録 → Instagramの特性を活かし、購買行動を促進
■今すぐできる実践アクション
・Instagramショッピング機能を活用し、広告からスムーズに購入できる導線を作る
・ABテストを行い、最も効果の高い広告フォーマットを見極める
・EC商品の特性に合わせた広告クリエイティブ(ビジュアル重視・テキストシンプル)を制作する
インスタ運用がうまい企業の共通点
インスタ運用がうまい企業の共通点として、以下の3点が挙げられます。
ターゲットを明確にしている
ハッシュタグをうまく活用している
クリエイティブに統一感がある
UGCを活用している
インフルエンサーを適切に活用している
購買・コンバージョン導線が最適化されている
どの運用手法においても重要な事項について紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
ターゲットを明確にしている
多くの企業でInstagramを運用する前にターゲットを明確にしています。ターゲットを決めることで一貫性のあるメッセージが伝えられるため、ターゲットにしたユーザーの行動を喚起できるようになります。
性別や年齢、購買意欲の高さなど、細かくターゲティングすることで、ユーザーに刺さるコンテンツを配信できるでしょう。
ハッシュタグをうまく活用している
インスタ運用に成功している企業では、写真や動画とともに複数のハッシュタグをつけている点も特徴的です。 Instagramでは、ハッシュタグで自分の見たいコンテンツを検索しているユーザーがいるため、自社アカウントをフォローしていないユーザーが自社コンテンツを閲覧する可能性があり、認知度向上につなげられます。
また、キャンペーンを実施する場合は固有のハッシュタグをつけることで、ハッシュタグと自社や商品を結び付けて覚えてもらいやすくなるため、より強い印象を与えられます。
クリエイティブに統一感がある
画像や動画などのクリエイティブに一貫性があることも、インスタ運用に成功している企業の特徴です。 投稿内容に統一感があることで、アカウントの世界観を伝えられるため、ブランディング効果があり、認知度拡大やファン獲得につなげられます。
世界観を伝えるには、クリエイティブの色合いや文字の大きさなど、デザインのバランスが重要です。
UGCを活用している
インスタ運用に成功している企業は、ユーザー自身が投稿する「UGC」を積極的に活用しています。UGCを活用することで、企業が一方的に発信するのではなく、ユーザーのリアルな声や体験を通じて自然に認知を広げられるのが強みです。
例えば、日本デジタル配信株式会社は「#my_furusato」というハッシュタグを活用し、ユーザーに地域の風景写真を投稿してもらうキャンペーンを実施しました。これにより、地元の風景をシェアしたい人々の自発的な投稿が増え、企業のPRにつながりました。住友ゴム工業の「#スイング映え」キャンペーンでは、ゴルフの試打会に参加した人々に写真を投稿してもらう仕掛けを作り、ライトユーザー層の拡大に成功しました。
インフルエンサーを適切に活用している
成功している企業は、ターゲット層と相性の良いインフルエンサーを選び、商品やサービスの魅力を適切に伝えています。単なる広告ではなく、インフルエンサーの「信頼性」や「影響力」を活かすことで、ユーザーにとってより身近に感じられる形で訴求できます。
例えば、しまむらは「プチプラのあや」などのファッション系インフルエンサーとコラボし、低価格でトレンドを取り入れられるファッションアイテムを紹介。インフルエンサーのレビューを通じて、ターゲット層である若年層にリーチしました。おやつカンパニーは「BODYSTARプロテインスナック」の宣伝にフィットネス系インフルエンサーを起用。トレーニングや健康を意識するフォロワー層に対して、商品との親和性を高める形でアプローチしました。
インフルエンサーマーケティングは、単にフォロワー数が多い人に依頼すれば良いわけではありません。自社の商品・ブランドの特性とターゲットに合ったインフルエンサーを選ぶことが成功のポイントです。
購買・コンバージョン導線が最適化されている
インスタ運用がうまい企業は、単に「認知を広げる」だけでなく、最終的に購買やコンバージョンにつながる導線を最適化しています。
例えば、Rom&ndは、Instagramショッピング機能を活用し、商品タグ付きのカタログ広告を配信。ユーザーが投稿を見て興味を持った際に、すぐに購入ページにアクセスできる仕組みを作ることで、購買率を向上させました。ワンダーマークはECサイトの集客を目的に、カルーセル広告を活用。カタログのように複数の商品を比較しながら閲覧できる形式を取り入れることで、ユーザーの購買意欲を高め、リリース翌日に早速売上につながりました。
Instagram運用は「投稿して終わり」ではなく、購買や申し込みにつながる導線を作ることがポイントです。
まとめ
インスタ運用には複数の運用方法があり、幅広い業界で活用されています。今回紹介した企業事例で自社に合いそうな運用方法があれば、ぜひ試してみてください。
なお、Instagramキャンペーンの成功事例や効果について興味がある方は、ぜひ以下の記事もお読みください。
【2026年版】インスタキャンペーン成功事例20選!やり方・禁止事項まで徹底解

上記の記事では、4,000件の導入実績をもつキャンつくがキャンペーンの実施方法や注意点などについても詳しく解説しています!


















