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プロ直伝!X(Twitter)キャンペーンのやり方13種と事例。2024年度版。

プロ直伝!X(Twitter)キャンペーンのやり方13種と事例。2024年度版。

更新日|

2024/11/13 07:20

公開日|

2022/8/31 05:57

ピクルスは、X(Twitter)が日本で流行し始めた2008年から、10年以上多種多様なX(Twitter)キャンペーンを手掛けてきました。今回はその中で現在も使われているキャンペーン13種を、弊社のキャンペーンツール「キャンつく」での支援事例もまじえて紹介します。

少し歴史的なお話になりますが、当初は「#ハッシュタグを付けて商品の感想をつぶやいてください」という#ハッシュタグキャンペーンが主流でした。(懐かしいですね…)

そしてしばらく時が経ち革新的な施策が生まれます!リツイートキャンペーンです。
「フォローして、このツイートをリツイート」といったように、めちゃくちゃ簡単に応募できるうえに、拡散を多く見込めるという凄い施策でした。
(最初に考えついた人「マジ天才!」と個人的に思ってます)
これが大ヒットしたことで大手企業もリツイートキャンペーンをするようになり、X(Twitter)キャンペーンがSNSマーケティングの打ち手として広く活用される状況を作ったといえます。

その後も、またまた画期的な施策「インスタントウィン」や、総選挙と銘打った「選択型キャンペーン」など、多種多様なキャンペーン施策が開発され、現在では13種のX(Twitter)キャンペーンが存在しています。

今回はマーケターの方がX(Twitter)キャンペーンを検討しやすいように、2023年2月現在で確認できているX(Twitter)キャンペーン施策について、マーケ視点をもってご紹介&解説をしていきます。

数が多いのと、弊社の「キャンつく」のみしか実施できないキャンペーンもあるので「そんな施策もあったんだー」と思ってもらえるかなと思ってます。

▼Xキャンペーンにおすすめのツールを紹介した記事
【2024年最新】X(Twitter) キャンペーンツール厳選5種&自社にあったツールの選び方

▼インスタントウィンにおすすめのツールを紹介した記事
【2024最新】インスタントウィンツール23選|後悔しない選び方と導入事例も紹介

そもそも「X(Twitter)キャンペーン」ってなに?

そもそも「X(Twitter)キャンペーン」ってなに?

最初にあまりX(Twitter)キャンペーンに詳しくない人に向けて、簡単に解説します。

X(Twitter)キャンペーンとは、その名の通り「X(Twitter)で行うプレゼントキャンペーン」のことです。プレゼント(賞品)をフックにしてユーザーに参加してもらうことで、認知拡大、ブランド力向上、フォロワー獲得などを目的とした施策全般のことを言います。

応募するユーザーにとっては、従来のフォーム型のプレゼントキャンペーンに比べると、手間なく応募ができるというメリットがあります。

企業側のメリットはかなり高く、フォロー、ツイート、リツイート、いいね(Like)を応募条件にしていることで、フォロワー獲得と拡散が見込めます。
それに加えて、X(Twitter)広告の出稿と組み合わせて実施すれば、通常の広告出稿よりも単価が抑えられます。(CPE・CPFの単価が低くなります)

ゆえに、ユーザーと企業の両者にとってうれしい手法だといえるでしょう。

またアカウント運用面でもメリットがあります。
X(Twitter)マーケティングといえば、まず公式アカウントの運用を思い浮かべると思います。
但しこの運用というのはかなり大変でして、ツイートで話題を創ることができれば良いのですが、属人的な側面があるため「運用費はかけたがマーケティングの成果はなかった」という企業が後を絶ちません。

「このツイートならバスる!」といった法則性が見いだしづらいので、成果が上がる運用にはある種の「才能」が必要ということです。

それに比べてX(Twitter)キャンペーンは、手法が定められており、目的を絞って実施すれば確実にユーザーとのエンゲージメントを得られるので、運用の面でもプラスに働きます。

さて、本題である13のキャンペーン種別&事例については、次の章で解説しています。

「13種類もあるの!?自分はどれをやればいいんだろう?」
と気になった方は、「X(Twitter)キャンペーン企画診断」をやってみてください。

カンタンな質問に答えるだけで、あなたの課題に最適なキャンペーンの種類がわかります。

X(旧Twitter)キャンペーン企画診断を受けてみる

X(旧Twitter)キャンペーン企画診断

また、下記の診断では成果の上がる「面白いキャンペーン」の事例をまとめています。

1.リツイートキャンペーン

リツイートキャンペーン

アカウントをフォローして、対象のツイートを「リツイート」することで応募となるキャンペーン。

一定の応募数が見込まれることから、マーケティング担当者からは根強い人気を集めています。

メリット

・低コストかつ簡単に実施できる

キャンペーン用のLPを用いないで実施することもできるのも大きな長所です。(※応募規約ページは必要) 恒常的(毎月実施など)に行っている企業もあり、フォロワーの継続的な獲得かつ離脱防止としても役に立ちます。

関連記事|X(Twitter)リツイートキャンペーン

デメリット

・懸賞アカウントからの応募が多い傾向がある

他の簡単に応募できるキャンペーンにも言えることですが「リツイートすることで自分のタイムラインを汚したくない」というユーザーも多いことから、通常アカウント※からの参加が少ないという問題があります。

懸賞アカウントとは、懸賞応募用に作成したアカウント。 懸賞アカウント同士でフォローしあっているので、拡散される対象は必然と懸賞アカウントになることが懸念されます。 しかし、懸賞アカウントの多くは女性の生活者なので、生活消費財のターゲットとしては適切とも言えます。

弊社調べでは、リツイートキャンペーン参加者の80%以上が懸賞用アカウントなので「通常アカウント(一般ユーザー)への拡散を多くしたい」といった目的での利用は難しいでしょう。

※ユーザーがメインで利用して、自由にツイートしているアカウント。アクティブアカウントとも呼ぶ。フォロワーも通常アカウント(一般ユーザー)であることが多い。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:3週間〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:多い
・予算目安(※1):30万円〜80万円 ・CPF(※2)目安:100円〜


※1:フォロワーあたりの獲得単価、年々獲得単価は上がってきており100円を上回る形となってきている。
※2:事務局業務などをセルフ運用した予算の目安となります。広告出稿費用は含みません。

リツイートキャンペーンの成功事例3選

1.観光業界

スペイン政府観光局:スペインの冬プレゼントキャンペーン
(※本キャンペーンは終了しています。)

スペイン政府観光さまのX(Twitter)アカウントでのキャンペーンもこのタイプの成功事例です。
クリスマス企画として実施された本企画は、当選者20名に対して9,700件を超えるリツイートを集めた大人気キャンペーンとなりました。

成功の要因は、フォローとリツイートだけで参加できるというユーザーにとっての手軽さと、プレゼント商品の魅力。
こちらの事例のような魅力的な食品ギフトや、アマゾンギフト券などターゲットを選ばず多くにリーチできるプレゼントはキャンペーンにうってつけです。

また、スペイン政府観光局さまは別のキャンペーンでも1企画で5,000人のフォロワー獲得の実績があり、成果を上げ続けています。

こちらよりインタビュー記事をご覧いただけますので、ぜひ参考にしてみてくださいませ。

導入インタビュー|スペイン政府観光さま

2.美容業界

株式会社I-ne:夏髪ダメージケア キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

3.金融業界

株式会社FXプライムbyGMO:CFDリリース記念フォロー&RTキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

関連記事|【2024最新事例】X(Twitter)フォロー&リツイートキャンペーンの仕組み・やり方!5つの手順と4つの運用のコツとは

2.カンバセーショナルカードキャンペーン

カンバセーショナルカードキャンペーン

X(Twitter)広告の「カンバセーショナルカード」を利用したキャンペーン。
ハッシュタグが記載された複数のボタン(最大4つ)の中から1つを選択してもらい、ツイートしてもらうことで応募が可能です。
ボタン選択後に投稿されるツイートには特定の#ハッシュタグが含まれており、その#ハッシュタグが含まれたツイートを収集することで、キャンペーン応募者を特定しています。
一定の知識は必要ですが、簡単に実施できるうえ拡散もそこそこ見込めるので、現在ではリツイートキャンペーンの次に多く実施されている手法です。
「好きな○○は?」「欲しい賞品は?」「○○に入る答えは?」など嗜好による選択や、クイズ形式として実施されることが多いです。

カンバセーショナルカードについては下記の記事で詳しく解説しています。

>> カンバセーションボタンの作り方は?メリットやツイート方法も解説!

メリット

  • ユーザーの記憶に残りやすい

  • キャンペーンのLPを作成する手間を省ける

多数の中から選択する行動をしてもらうので、ユーザーに商品や企業の印象付けをしやすいこともメリットのひとつ。「覚えてもらえてない」などの課題がある場合は、有効な手段と言えます。

また、応募規約ページを作成すればリツイートキャンペーンと同じく、LPを用いないで実施できるのも強みです。

デメリット

  • ある程度のプランニング力が必要なので上級者向けの施策

  • 2023年2月現在実施できない 2024年1月13日現在、利用は可能です

選択型の企画自体をクリエイティブする必要があるので、一定のプランニング力が必要となります。

また、自然な流れでフォローを促してフォロワーを増やす目的でも有用だっただけに残念なことですが、現時点で再開は見込まれていません。 最新の情報を追いつつ、別の施策を検討しましょう。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:1ヶ月〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:そこそこ多い
・予算目安:50万円〜100万円
・CPF目安:110円〜

3.いいね(Like)キャンペーン

いいね(Like)キャンペーン

アカウントをフォローして、対象のツイートを「いいね(ハートマーク)」することで応募となるキャンペーン。 いいねでも拡散されるので、リツイートと同等の拡散効果が見込めることから、今後主流のキャンペーン方法の1つになると見込まれます。

※現在キャンつくのみで提供しているキャンペーン手法となり、他社ツールでは実施できない点をご注意ください。

メリット

  • 既存フォロワーにとって参加のハードルが低く、高い参加率が期待できる

  • 懸賞アカウントの応募が少なく、一般ユーザーの参加が多い傾向がある

  • ツールを使えば費用や実施ハードルも低くなりコストパフォーマンスが良い

既にフォローしているアカウントであれば「ワンクリック応募」となり高い参加率が見込めます。
弊社の実績としては、通常のリツイートキャンペーンのフォロワー参加率が3〜5%であるのに対して、いいねキャンペーンの場合は9〜18%と高い参加率となっています。このことから、フォロワーとの高エンゲージメントが期待できることがわかっていただけるでしょう。

通常アカウント(一般ユーザー)の参加率が高いこともメリットです。先にお伝えしたように、リツイートキャンペーンのデメリットは懸賞アカウントの応募がほとんどであるということです。いいねキャンペーンであれば、応募ユーザーのタイムラインを汚さないので、通常アカウント(一般ユーザー)からの応募が見込めます。

X(Twitter)ではまだいいねキャンペーンはほぼ行われおらず、新規性が高くコモディティ化していないので注目されやすいです。

キャンつくを利用すれば、費用や実施ハードルも非常に低いことも良い点です。

デメリット

今のところ、特に思いつきません。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:3週間〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:多い
・予算目安:40万円〜80万円
・CPF目安:80円〜

4.リツイート or いいねキャンペーン

リツイート or いいねキャンペーン

アカウントをフォローして、対象のツイートを「リツイート」もしくは「いいね(ハートマーク)」することで応募となるキャンペーン。
リツイートといいね、どちらも拡散効果が見込めます。選択肢が2つであればカンバセーショナルカードよりメリットが高いので、こちらも今後主流のキャンペーン方法の1つになるでしょう。
「Aの場合リツイート。Bの場合いいねをしてください」といった募集方法になります。
※現在キャンつくのみで提供しているキャンペーン手法となり、他社ツールでは実施できない点をご注意ください。

メリット

  • ユーザーの記憶に残りやすい

  • 応募規約ページを用意すればLPを用意しないで実施することもできる

  • フォロワーの参加率が高い

  • 通常アカウント(一般ユーザー)の参加率が高い

  • キャンつくを利用すれば、費用や実施ハードルも非常に低い

選択する行動をしてもらうので、ユーザーの記憶に残りやすいです。 リツイートキャンペーンと同じくLPを用意しないで実施することもできるのもメリットです。
(※応募規約ページは必要)

デメリット

  • 一定のプランニング力が必要

選択型の企画を考える必要があるので、ある程度の企画・構成力が必要となります。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:3週間〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:非常に多い
・予算目安:40万円〜100万円
・CPF目安:80円〜

リツイート or いいねキャンペーンの成功事例3選

1.レジャー業界

弊社のリツイートor いいねキャンペーンの実例をご紹介します。

ニチガス「埼玉武蔵ヒートベアーズ応援キャンペーン」 (※本キャンペーンは終了しています。)

本キャンペーンではニチガスさまによる、埼玉武蔵ヒートベアーズ応援キャンペーンにおいて施策ツールの提供(キャンつく)とともに インタラクティブ動画 ・Web動画制作のサポートをさせていただきました。

公式キャラクターの認知も本キャンペーンの目的であり、「埼玉武蔵ヒートベアーズの公式キャラクターはどっち?」というクイズ形式の施策を選び、「洗濯して投票する」体験をキャンペーンの参加条件に盛り込むことでユーザーへの印象付けを狙いました。

また、「当選者100名にAmazonギフト券をプレゼント」という条件設定により、キャラクターを知らない人への参加ハードルを下げている点もポイントです。

いいね・リツイートの総数が2,300を越えた本企画についてはこちらのページでも詳しくご紹介しています。

   5.選択型#ハッシュタグキャンペーン

選択型#ハッシュタグキャンペーン

別途キャンペーン用ページが用意されており、一旦キャンペーンページへ誘導し、複数の選択肢の中から、選択肢ごとに異なる内容のツイートをしてもらうことで応募完了となるキャンペーン。

応募ボタンに、特定の#ハッシュタグが込みのツイート内容が仕込まれており、その内容をツイートしてもらうことで応募が完了となります。 カンバセーショナルカードでまかなえないような多数の選択肢がある、「総選挙」的なキャンペーンで利用されるケースが多いです。

メリット

  • ユーザーの記憶に残りやすい

また既にファンが居るブランドが総選挙的な施策を実施して、かなりのヒットとなった実績がいくつもあります。 近時ではマクドナルドの総選挙が話題になっています。

デメリット

  • ブランドによっては実施できない可能性がある

  • プランニング力が必要

  • コストがかかる

一定の商品数が必要なので、できるブランドとできないブランドが存在します。 またラインナップ内で競わせる形となることから、かなり高めのプランニング力が必要になります。

LPが必要なのでコストもそこそこかかってきます。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:大変
・準備期間:2ヶ月〜 ・開催期間:1ヶ月〜2ヶ月
・応募数:多い
・予算目安:120万円〜200万円
・CPF目安:100円〜

選択型#ハッシュタグキャンペーンの成功事例3選

1.エンタメ業界の事例

弊社の選択型#ハッシュタグキャンペーンの実例をご紹介します。

講談社:スーパー戦隊Official Mook Twitterキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

講談社:スーパー戦隊Official Mook Twitterキャンペーン

講談社さまのスーパー戦隊Official Mookの公式サイトと、好きなスーパー戦隊を選んでツイートする企画。

いわゆる「総選挙」型のこのタイプの企画は、ファンが思いを寄せているキャラクターや作品に対して伝えたい気持ちをキャンペーンに参加することで体現することにも繋がります。

景品を「サイン入り色紙」と「特製図書カード」の2パターン用意している点がポイントです。

・色紙は当選者3名でプレミア感がある=限定性の訴求により参加意欲を高める
・図書カードは当選者30名=「当たりそう」と思える設定で参加ハードルを下がる

という形で、それぞれ役割が違います。

弊社では施策ツールの提供とキャンペーン用ランディングページ制作を行いました。
広告を運用せずに約5万もの応募数があり、大変効果が高い施策となりました。

導入事例|講談社さまのスーパー戦隊Official Mookの公式サイト / “ノンプロモーションで約5万応募。あなたのフェイバリットは?” スーパー戦隊Official Mook 公式サイト& Twitterキャンペーン

2.美容業界の事例

ニベア花王株式会社:8×4MEN フォロー&リツイートキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

3.IT業界の事例

株式会社ロジカ・エデュケーション:「プログラミング教育の日」制定記念キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

関連記事|【2024最新】ハッシュタグキャンペーン成功事例14選!効果が上がるやり方とは?

6.選択型リツイートキャンペーン

選択型リツイートキャンペーン

選択型キャンペーンを、リツイートキャンペーンとして実施するキャンペーン。 複数のツイートの中からお気に入りのものをリツイートしてもらう、といった内容です。こちらも別途キャンペーン用ページが用意されており、一旦キャンペーンページへ誘導し、その中から選択し、対象ツイートにリツイートする形で応募となります。

選択型#ハッシュタグキャンペーンと同じく、総選挙的なキャンペーンで利用されることが多いです。

メリット

  • ユーザーの記憶に残りやすい

  • 拡散が期待できる

それに加えて、リツイートを見たユーザーが単体のリツイートキャンペーンとしても認識されることもあり、拡散も多く見込めます。

デメリット

  • 実施できないブランドもあり、企画力が必要

  • 運用コストがかかる

こちらもできるブランドとできないブランドが存在します。 またかなり高めのプランニング力が必要です。

LPと複数のツイート画像も用意する必要があるので、コストもそこそこかかってきます。 X(Twitter)広告で高い成果を出すためにはテクニックが必要となり、運用が難しいです。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:普通
・準備期間:2ヶ月〜
・開催期間:1ヶ月〜2ヶ月
・応募数:多い
・予算目安:150万円〜250万円
・CPF目安:100円〜

選択型リツイートキャンペーンの成功事例(エンタメ業界)

朝日新聞出版:サバイバル総選挙 (※本キャンペーンは終了しています。)

朝日新聞出版:サバイバル総選挙

朝日新聞出版さまの小学生向けの学習マンガ「科学漫画サバイバル」シリーズの累計1,000万部突破を記念したX(Twitter)キャンペーンです。
弊社では施策ツールの提供とキャンペーン用ランディングページ制作・広告運用を行い、その結果、CPE(エンゲージメント)でのX(Twitter)広告出稿で「獲得単価:4.01円」「エンゲージメント率:11.34%」と非常に高い成果を上げました。
(通常のX(Twitter)広告でのCPEでの獲得単価は40〜60円程度)

成功のポイントのひとつとして、総選挙では人気投票の順位を毎日更新してライブ感を演出し、キャンペーン期間いっぱいまでユーザーを惹きつけたことが挙げられます。

日々変動する投票結果にユーザーがハラハラドキドキしながらお楽しみいただけるような仕組みを盛り込むことで、期間中の継続した興味喚起の効果にも繋がったと言えるでしょう。

また、X(Twitter)キャンペーンと並行して応募者全員に当たる店頭キャンペーンも実施し、誰もが参加したくなる工夫をしています。

LP内で東大発の知識集団「クイズノック」のメンバーが「科学漫画サバイバル」シリーズでおすすめの一冊を紹介している箇所よりリツイートの導線を設けて、メンバーのファンからのキャンペーン参加を促しました。

導入事例|朝日新聞さま / “エンゲージメント率:11.34%! 投票キャンペーンのお手本にしてください。” サバイバル総選挙

7.引用ツイートキャンペーン

引用ツイートキャンペーン

X(Twitter)の機能である、コメントをつけてリツイートできる「引用ツイート」機能を使用したキャンペーン。
対象のツイートを商品の感想などと一緒に引用ツイートしてもらうことで応募となります。 単体で行われることは少なく、リツイートキャンペーンとセットで行われることが多いです。 例えばA賞はリツイートで応募、B賞は引用ツイートで応募といった感じですね。 野球、サッカーなどのプロスポーツや、ソーシャルゲームの公式アカウントなど、ファンが多くいるアカウントで実施されています。

メリット

  • ファンがいる商材と相性が良い

  • 拡散力に期待できる

熱いファンが付いている商材であれば、良いコメントしてくれるユーザーが多いので、顧客ロイヤリティもアップします。 発信力の強いユーザーが参加してくれれば、爆発的に話題が広がることも。 例えば上記のB賞にファンのみが欲しい特殊なインセンティブを用意するなどして、多くのユーザーを参加に誘導する形が望ましいです。

デメリット

  • コメントの入力が参加ハードルを高める可能性がある

コメント記載の手間がかかるので応募数が集まりづらい、といった側面があります。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:3週間〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:僅か(単体開催の場合)
・予算目安:30万円程度
・CPF目安:不明

引用ツイートキャンペーンの成功事例3選

1.レジャー業界の事例

ニチガス:スポーツ祭りキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

サッカーチームの応援コメントを引用リツイートに載せるもの。
総リツイート数は7,175件と盛り上がりを見せたキャンペーンです。

「応援したい!」というファン心理に上手く訴えかけているほか、誰にでも喜ばれる「QUOカードPay」をプレゼントとして付与しているのもポイントです。 当選者50名という人数設定も絶妙ですね。

ギフト券や金券は再現性の高い成功パターンなのでぜひ覚えておきましょう。

2.家電・美容業界の事例

株式会社I-ne:FIRST BEAUTY PROJECTキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

株式会社I-ne:FIRST BEAUTY PROJECTキャンペーン

✨FIRST BEAUTY PROJECT✨ キャンペーン

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3.食品業界の事例

株式会社雪国まいたけ|マルコメ株式会社:雪国まいたけ・マルコメ共同企画「新生活応援キャンペーン」 (※本キャンペーンは終了しています。)

8.インスタントウィンキャンペーン(リプライ型)

インスタントウィンキャンペーン(リプライ型)

リツイートや特定の#ハッシュタグつきのツイートをすると、直後にリプライが送られてきて当選結果が分かるキャンペーン。 X(Twitter)キャンペーンをブーストする形の施策です。 近時ではリツイートよりも、カンバセーショナルカードを利用したキャンペーンでよく利用されます。

メリット

  • 応募数が多い

すぐに結果が分かるという利点もあるので、ユーザーの参加モチベーションが高く応募数がアップしやすいです。
また毎日抽選という形もとることが可能なため日々の応募数が右肩上がりでアップしていきます。

デメリット

  • 実施するためのハードルが非常に高い

前提として、実施できないアカウントもあることをご理解ください。
通常のX(Twitter)アカウントだと時間あたりのツイート数に制限(100ツイート/時)があるため、認証アカウント(名前の横にチェックマーク付)またはポスト制限解除アカウントでないと実施できません。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:ノウハウを持っているところに相談
・準備期間:2ヶ月〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:かなり多い
・予算目安:80万円〜200万円
・広告出稿費:70万円〜(上記にプラスでかかります)
・CPF目安:80円〜

インスタントウィンキャンペーン(リプライ型)の成功事例3選

1.IT業界の事例

メルカリ:メルカリみくじ2023 (※本キャンペーンは終了しています。)

フリーマーケットアプリ「メルカリ」でおなじみの株式会社メルカリ様のお正月企画。弊社でインスタントウィン(リプライ型)キャンペーンのサポートを行いました。
すぐに抽選結果がわかるメリットと季節性のある「おみくじ」のコンテンツの親和性が高く、当選者数も1020名と大盤振る舞い。

結果として、2.8万を超えるリツイートを獲得しました。

2024年バージョンも公開しておりますので、興味がある方はこちらから!

2.食品業界の事例

三立製菓株式会社:目指せ!ホームラン王!プレゼントキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

3.エンタメ業界の事例

株式会社講談社:西尾維新『混物語』発売記念キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

リプライ型_エンタメ業界

導入事例|講談社さま / “オーガニックでTwitterトレンドに。キャラからツイートが届く。” 西尾維新 混物語拾陸診断

9.インスタントウィンキャンペーン(URLログイン型)

インスタントウィンキャンペーン(URLログイン型)

リプライ型のインスタントウィンとは異なり、リツイートで応募したX(Twitter)アカウントで指定のURLにログインすると当落の結果がわかるキャンペーン。 確実かつ低予算でインスタントウィンを実施したい企業向けです。

メリット

  • どのアカウントでも実施が可能

  • 多くの参加が期待できる

ブーストの効果もあり、通常のリツイートキャンペーンより多くの応募数が獲得できる 費用が安いことも大きな長所と言えます。

デメリット

  • リプライ型のインスタントウィンと比べるとブースト効果は見込めない

リプライ型と比較すると、結果を見るための手間がかかるので、リプライ型ほどの勢いは見込めません。

賞品を人気のAmazonギフトコードやクオカードペイにすることである程度改善が見込める場合がありますので、プレゼント選びの際はターゲットとの親和性や話題性も考慮すると良いでしょう。

プレゼント選びに迷った際はこちらの記事がおすすめです。
>>SNSキャンペーンで成果を出す!3つのプレゼント選定方法とは。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:普通
・準備期間:1.5ヶ月〜
・開催期間:2週間〜1ヶ月
・応募数:多い
・予算目安:70万円〜150万円
・CPF目安:90円〜

インスタントウィンキャンペーン(URLログイン型)の成功事例2選

1.食品業界の事例

テーブルマーク:お皿がいらない」シリーズ詰め合わせキャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

冷凍食品・パックごはんで有名なテーブルマークが企画した本イベントはURLにログインすることで抽選結果がわかるインスタントウィン型のキャンペーン事例です。

9,600を超えるリツートの獲得に繋がっただけでなく、キャンペーンの投稿に製品の感想や口コミが集まりました。

自社商品を景品にすると、製品の既存ファンの方の参加が増えることでUGC獲得にも期待できます。

2.エンタメ業界の事例

株式会社グッドスマイルカンパニー:アイコン画像配布キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

関連記事|【3分でわかる】インスタントウィンとは?具体的な手順と成功のコツ、事例などを分かりやすく解説

10.写真投稿キャンペーン(コンテスト)

写真投稿キャンペーン(コンテスト)

公式アカウントをフォローして、#ハッシュタグとともに写真をツイートすることで応募となるキャンペーン。

「商品の利用写真」「商品のベネフィット訴求のための写真」などの募集を呼びかける形で実施されます。ブランディングを目的とする場合もあれば、純粋な写真コンテストとしても利用される場合もあります。

Instagramがメインで、サブ的な経路としてX(Twitter)でも募集されることが多いです。

メリット

  • エンゲージメントが高まる

  • ブランディングに繋がる

「写真を投稿する」という体験をユーザーにしてもらうことで、ブランドへの愛着が醸成され、エンゲージメントが高まります。 また応募してもらえた写真をブランドサイトに掲載することで、ブランディングにも寄与します。

このUGC利用は非常に効果的です。

デメリット

  • 応募のハードルが高い

  • コストがかかる

写真を撮影するのが手間なので、応募数がかなり少ないです。 応募写真をLPやブランドサイトに掲載する場合は、掲載可否の運用も必要になり、コストがかかります。

コンテストを実施する場合は写真審査なども必要になってくるので、コミュニケーションコストも必要となるでしょう。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:普通
・準備期間:2ヶ月〜
・開催期間:1ヶ月〜2ヶ月
・応募数:かなり少ない
・予算目安:120万円〜200万円
・CPF目安:500円〜

写真投稿キャンペーン(コンテスト)の成功事例3選

1.観光業界の事例

伊豆急行:#伊豆のお飛子フォトコンテスト (※本キャンペーンは終了しています。)

伊豆急行:#伊豆のお飛子フォトコンテスト

伊豆急行さまの観光プロモーション「#伊豆のお飛び子 フォトコンテスト」施策。
X(Twitter)・Instagramで開催されたフォトコンテストで、観光地でのフォトジェニックな投稿が数多く並びました。

写真を撮ってシェアするキッカケ作りにも繋がるので、観光関連との親和性を活かした企画は自然な形での口コミを集めるのにも適しています。

導入事例|伊豆急行さま / “必見!これを撮るのはメッチャ大変です。” #伊豆のお飛び子 フォトコンテスト

2.飲食・食品業界の事例

宝酒造株式会社:松竹梅「昴」 〈生貯蔵酒〉 Twitter画像投稿キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

3.美容・食品業界の事例

カンロ株式会社:#ピュレネイル Twitter写真投稿キャンペーン (※本キャンペーンは終了しています。)

写真投稿キャンペーン_美容業界

導入事例|カンロさま / “可愛さは、グミもネイルも一緒。” #ピュレネイル Twitterキャンペーン

11.診断コンテンツ型キャンペーン

診断コンテンツ型キャンペーン

用意した診断コンテンツの結果をツイートすると、応募となるキャンペーン。 結果のツイートにはURLと#ハッシュタグが仕込まれており、そのURLの画像(OGP)からフォロワーの興味を創り、さらに参加を促します。

「自分はどんなタイプなんだろう?」という知的好奇心を刺激できるので、シェア率のアップが見込める手法です。

メリット

  • 診断の出来次第でトレンド入りも夢じゃない!

  • 診断結果をシェアしたくなる顧客心理の特徴を活かして口コミの拡散が期待できる

  • 通常アカウントの参加が期待できる

正確性が高くユーザーの興味を創ることができる診断コンテンツであれば、話題になる確率が高くなります。
その結果X(Twitter)トレンドに#ハッシュタグが上がることもあります。

加えて、診断コンテンツを体験することはブランドの認知向上や理解促進にも繋がり、確実に記憶に残るため第一想起されるブランドとなるでしょう。
診断コンテンツには、ユーザーの「探究欲求(結果を知りたい)」や「表現欲求(結果を誰かに言いたい)」を刺激できる特徴があります。
この顧客心理を活かして、自然な形で商品の口コミ獲得にも繋がるメリットもありますよ!

またいいねキャンペーンと同じように、X(Twitter)を普段から使用する通常アカウント(一般ユーザー)も抵抗なく参加できることもメリットです。
とにかくヒットすれば、願ったり叶ったりな状況となります。

SNSキャンペーン×診断の効果は下記で解説しているので、ぜひチェックしてみてくださいませ。

関連記事|SNSキャンペーンで診断コンテンツを活用する方法とは?メリットや事例を解説

デメリット

  • 診断コンテンツの出来にキャンペーンの成功が左右される

  • コストがかかる

診断コンテンツがヒットしなかった場合は悲惨です。
費用対効果も最悪と評価され、CPFも500円以上となることもあります。
正確性が高く、興味を創れるコンテンツを目指してください。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:高い
・準備期間:2ヶ月〜
・開催期間:1ヶ月〜2ヶ月
・応募数:ヒットすれば、かなり高い
・予算目安:50万円〜100万円
・診断コンテンツ制作費:100万円〜300万円
・CPF目安:ヒットすれば、30円〜

診断コンテンツ型キャンペーンの成功事例3選

1.観光業界の事例

講談社:極・三国志ビジネス診断 (※本キャンペーンは終了しています。)

講談社:極・三国志ビジネス診断

「三国志DVD&データファイル」の公式サイトと、診断コンテンツを用いたWebプロモーションを兼ねた企画です。

診断コンテンツでは、5つの質問で自分に合った三国志の英雄のタイプと仕事の長所・弱点がわかり、診断結果のシェアが拡散に繋がりました。

本キャンペーンはX(Twitter)(1万5000ツイート)やFacebook(約2万シェア)で話題になり、多数の潜在購買層にリーチしました。

導入事例|講談社様 / “シェア総数35,000超え。現代ならば、一流ビジネスマン。” 三国志DVD 公式サイト & 極・三国志ビジネス診断

2.美容業界の事例

株式会社アルビオン:フラルネからはじめよう。肌を知ることを。本当の“ジブンらしさ”診断

導入事例|アルビオン様 / フラルネからはじめよう。肌を知ることを。本当の“ジブンらしさ”診断

3.金融業界の事例

大和アセットマネジメント:iFreeレバレッジNASDAQ100理解度チェックQUIZ

iFreeレバレッジ NASDAQ100

導入事例|大和アセットマネジメントさま / iFreeレバレッジNASDAQ100理解度チェックQUIZ

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12.画像ジェネレーター型キャンペーン

画像ジェネレーター型キャンペーン

画像ジェネレーターを用意し、生成した画像をツイートすると、応募となるキャンペーン。 生成した画像は一旦ユーザーのスマホやPCにダウンロードしてもらい、指定の#ハッシュタグを付けて、画像付きツイートをしてもらう形がほとんどです。 画像ジェネレーターは、似顔絵メーカー、フォトフレーム、テキスト生成などの種別があります。

その中でも、SNSやビジネス用のアイコンとしても活用が期待できる画像ジェネレーターの「似顔絵メーカー」はユーザーとの間に体験を生み、商品の興味喚起や認知の拡大が期待できます。

自分に似たアイコンができると「自分の分身」のように感じ、愛着が湧きますよね。 このように、似顔絵メーカーは商品やブランドの印象を強く与えたり顧客との関係を築くことにも繋がります。 以下の記事でも詳しく解説していますのでぜひチェックしてみてくださいね!

関連記事|ワンランク上のマーケティング施策!「似顔絵メーカー」の全貌を徹底解説!

メリット

  • ユーザーの印象に残りやすい

  • ジェネレーターのクオリティ次第で拡散力も期待できる

  • 通常アカウントの人の参加ハードルが低い

こちらも興味を創り楽しめるジェネレーターが提供できれば、高いメリットが見込めます。 ジェネレーターの利用時間は平均3分以上と、高い時間専有が可能なので記憶にも確実に残りやすいです。
またX(Twitter)を普段から使用する通常アカウント(一般ユーザー)も抵抗なく参加できることもメリットです。

デメリット

  • ジェネレーターの出来に結果が依存する

こちらもヒットしなかった場合は悲惨です。 その画像をターゲットが作りたいと思うか?を常に念頭においてプランニングする必要があります。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:高い
・準備期間:2ヶ月〜
・開催期間:1ヶ月〜2ヶ月
・応募数:ヒットすれば、かなり高い
・予算目安:50万円〜100万円
・画像ジェネレーター制作費:100万円〜150万円(フォトフレーム想定)
・CPF目安:ヒットすれば、50円〜

画像ジェネレーター型キャンペーンの成功事例(食品業界)

雪印スライスチーズ: ウォーリー 似顔絵メーカー (※本キャンペーンは終了しています。)

雪印スライスチーズ: ウォーリー 似顔絵メーカー

本企画はウォーリーとコラボした販促用パッケージの認知を高めるためのスペシャルコンテンツです。
X(Twitter)はもちろん、Instagramでもシェアが多くみられ、利用回数は1週間で15万回を突破しました。
X(Twitter)・Instagram・FacebookなどいくつかのSNSを同時に並行させて行う企画としても大ヒットしたと言える施策です。

成功のポイントは、先ほどご紹介した「似顔絵」です。ウォーリー風の似顔絵が生成されるという、遊び心あふれるアイデアが話題となりました。
SNSキャンペーンにはやはり企画力が求められますが、ピクルスは企画のプロですのでお任せください。

導入事例|雪印メグミルク様 / “1週間で15万回利用。カワイクて似てる!” 雪印スライスチーズ ウォーリー 似顔絵メーカー

関連記事|画像ジェネレーターの基本:成功した面白いキャンペーン事例。

13.リプライキャンペーン

リプライキャンペーン

対象のツイートにリプライでコメントすることで応募となるキャンペーン。

フォロワー向けの施策で、「新製品○○の使い勝手の良さを教えてください」のようなお題を出し、コメントを募集します。
※現在は、キャンつくのみ提供しているキャンペーン手法となり他社ツールでは実施できない点をご注意ください。

メリット

  • エンゲージメント向上と理解促進が見込める

  • 割と新しめの手法なので成果を期待できる

  • キャンつくを使えば費用や実施ハードルも非常に低い

興味を持てたツイートを見かけたときに、そのツイートのリプライを確認することってありますよね?
その心理を利用する形で、お題に対して良質なコメントを募集することで、それを見た他のフォロワーに対しても商品のよい情報を伝えることができます。 そのためエンゲージメント向上と理解促進が見込め、運用の打ち手として効果を発揮します。

また新規性が高くコモディティ化していない方法なので、今取り組めば成果が出やすいです。 キャンつくを利用すれば、費用や実施ハードルも非常に低いことも良い点です。

デメリット

  • 拡散力が低い

フォロワー向けの施策となるため、拡散はほぼ見込めません。

実施に関しての参考目安

・準備ハードル:低い
・準備期間:2週間〜
・開催期間:2週間
・応募数:非常に少ない
・予算目安:30万円程度
・CPF目安:データが無いのでわからない

実施の手順と成功させるためのコツ

X(Twitter)キャンペーンの代表的な形や特徴をご紹介してきましたが、キャンペーン開催の前にやり方や流れは押さえておきたいところですよね。

ここからは、X(Twitter)キャンペーンを実施するための実際の手順とキャンペーンを成功させるためのコツについてを解説します。

キャンペーン実施の手順

さまざまなキャンペーンの手法がありますが、多くのケースに共通する流れは以下の通りです。

キャンペーン実施の手順

キャンペーンの企画や規模によっては、さらにステップが複雑になる場合もあります。

1.目標と課題設定

最初のステップにある「目標と課題設定」はキャンペーンの基盤になります。
キャンペーンの種類と目的の相性が良くないと、期待している効果も得られない場合があります。

2.キャンペーンの企画・設定

前のステップで決定した目標や課題設定を企画に落とし込みます。
ツールの導入・設定やクリエイティブの制作、応募規約の準備、キャンペーン事務局の設置、賞品の準備などもこの段階で済ましておきましょう。

3.キャンペーンの実施

キャンペーン開始の投稿を行って施策がスタートします。
その際に応募規約の提示も忘れずに行いましょう。

商品が自社商品の場合はこのようにキャンペーンの説明を特設ページで行ったり、文言で行ったりして商品のプロモーション動画を添付するのもおすすめです。

美容家電ブランドのサロニアさまのキャンペーンの投稿に添付されているプロモーション動画では、再生回数16.5万回(2024年1月現在)を超え、商品のアピールにも繋がっています。

4.抽選・賞品発送

キャンペーン終了日に応募を締め切り、終了後に当選者を抽選します。
当選連絡を行い、賞品の発送が必要なものは個人情報を取得して担当者が対応します。

「賞品にAmazonギフト券」などのデジタルギフトの場合はオンライン上で完結するので、配送手続きの工程はスキップできます。

5.キャンペーンの効果測定・ふり返り

キャンペーンが終了したら効果計測もお忘れなく。
最初に決めた目標や課題をどれぐらいクリアできたのか、開催中にトラブルはなかったのか、反省点や良かった点を振り返ることで次の施策に繋がります。

以下は、弊社の提供するキャンペーンツール「キャンつく」をご利用いただいているお客様へ無償で実施している振り返りミーティングの資料の一例です。

「キャンつく」振り返りミーティングの資料の一例

キャンペーンの成果をふり返りながら次回のキャンペーンの提案を行っており、SNSマーケティングの効果を高めることに活用が可能です。

成功させるためのコツ①:目標と課題設定(プランニング)は綿密に

目標と課題設定(プランニング)は綿密に

数々のキャンペーン種別を紹介しましたが、これはあくまでも手段の紹介です。
注意していただきたいのは、手段を模倣したからといって、成果が上がるわけではないということです。
マーケティングの課題を明確にして施策の目的を設定し、その目的を達成しやすい手段を選定してください。

それとやっぱりプランニングが大事になります。
ピクルスの場合、課題⇢目的⇢手段と選定したあとに、具体的な施策内容をプランニングしていきます。
賞品選定をとっても「認知拡大」に注力するなら人気のあるAmazonギフトカードやクオカードペイにしますし、「商品の理解促進」が目的であれば実際の商品をプレゼントに設定します。
プランニングは「なんとなく良さそう」や「他社がこれでやっているから」ではなく、自社の課題の解決手段として、細かく常に「なぜならば」がある状態で積み重ねていく必要がある点を留意して取り組んでほしいと思ってます。

課題と目的の設定方法についてはこちらの記事を参照してください。
>>Webプロモーションの方法11選|目的やメリット、選び方について詳しく解説

成功させるためのコツ②:X(Twitter)のガイドラインを守ろう

X(Twitter)上でキャンペーンを実施するためのガイドラインが定められています。
X社のキャンペーンのガイドラインには一度目を通しておきましょう。

現時点で掲載されている内容を簡単にまとめると以下の通りになります。

  • 複数アカウントを作成させない

  • 繰り返し同じツイートをさせない

  • すべての応募を確認できるように、主催者の@ユーザー名を含めてツイートしてもらう

  • キャンペーンに関連する話題を盛り込むように推奨する

  • X(Twitter)ルールに準拠する

  • 適用法令および規制への準拠

キャンペーン開催者には、参加者がX(Twitter)のルールを違反してしまわないよう、安全にキャンペーンを実施する責任があります。

ガイドラインは不定期で情報がアップデートされているので、情報更新がないかこまめにチェックしておきましょう。

各ルールについて詳しくは、この後「X(Twitter)キャンペーンを利用する際のルール」の項で解説しています。

成功させるためのコツ③:キャンペーンツールを導入するのがおすすめ

現在行われているキャンペーンのほとんどは「キャンペーンツール」を利用して実施されています。
キャンペーンを実施するにあたり、以下の作業がキャンペーンの担当者にとってボトルネックになりがちです。

  • 応募ツイート(#ハッシュタグ、リツイート、いいね)の収集

  • フォロワーの確認作業

  • 抽選作業

  • 当選者へDMでの当選連絡

  • 賞品送付先情報(個人情報)の取得

普段の業務の傍でキャンペーンをリアルタイムで追いかけつつ、対応を行うのはなかなかハードですよね。
キャンペーンツールを利用することで、上記の作業が自動もしくは超簡単に行えるようになります。

ツールの利用費は、弊社提供の「キャンつく」の場合、他社さんより低い料金で提供しています。低い料金で提供できるのは、キャンつくがセルフ運用だからです。初めての人でも安心して利用できるサポート体制を整えつつ、キャンペーン自体はお客様に実施していただいてるため、料金をグッと抑えることができます。

労力を考えると明らかに割安なので、キャンペーン実施の際には絶対にツール利用がおすすめです!
「ツールなしでやってみたい」とおっしゃるなら止めませんが、十中八九後悔します…(経験者は語る)。

※キャンつくを利用する場合の詳しい料金を把握しておきたい人は「お見積り診断」をご利用ください。

「そうは言っても予算が潤沢ではないから、課題を解決できるプランができないんだよ…」
となる方も多いかと思います。
ですが、安心してください。
ピクルスがキャンペーン支援をする場合も、予算上限が定まっているのでその範囲内でのプランニングをしています。
予算が少ない場合も課題と目的が明確になっており、加えて目的に優先順位がつけられれば、予算に合わせたラインで「解決できる」「解決できない」課題や目的を明確にできるでしょう。
そして課題に合わせた達成可能なKPI設定ができるので、最低限の成果を出せるプランになります。

他にもこんなメリットがあります。

・UIがシンプルで感覚的に使えるので工数削減できる
一度契約された方にはほぼ継続でご利用いただけています。
「操作が簡単」という実際のお客様の声はこちら

・サポートも充実しているので、キャンペーンの知見が少なくても大丈夫。
4000件以上のSNSキャンペーンを支援してきたピクルスが、上流設計からクリエイティブのアイデアまでサポートします。
ヘルプセンターの情報量も充実しており、わからないことがあればカスタマーサクセス專門のチームがすぐに答えてくれます。

・安心の取引実績、セキュリティ。下記のような大手様にご利用いただいています。

キャンつく 大手企業との取引実績

セキュリティについても、技術面、情報面の両方でしっかりと取り組んでいます。

キャンつくが気になった方は、こちらからお気軽にお問い合わせor資料請求をどうぞ。
あなたのキャンペーン課題を丁寧にヒアリングし、成果につながるおすすめプランをご提案します。

▼キャンつくのお役立ち資料
【X(Twitter)キャンペーンを時短・コスト削減。導入4,000件超の運用ツール】資料ダウンロードページ

X(Twitter)キャンペーンを利用する際のルール

X(Twitter)キャンペーンを利用する際は「X(Twitter)サービス利用規約」に記載されている下記のルールを順守する必要があります。

  • 参加者に同じ内容のツイートをさせない

  • 同じユーザーによる複数アカウントでの参加を禁止にする

  • 頻繁に更新されるX(Twitter)利用規約を定期的にチェック

以下にて詳しく解説します。

参加者に同じ内容のツイートをさせない

X(Twitter)においては、同じ内容(類似した内容)、または同じリンクを投稿するとルール違反になります。

そのため開催者は、

  • 同じツイートを複数回投稿してはいけない

  • 同じアカウントで1日に複数回応募した場合は応募が無効になる

といったルールを設定しておく必要があります。

同じユーザーによる複数アカウントでの参加を禁止にする

X(Twitter)では、同じユーザーが複数アカウントでキャンペーンに何度も応募すると、他の応募者のアカウントが凍結してしまうという大きなリスクがあります。

そのため、キャンペーンを開催する際は「複数アカウントでの応募は当選資格を失います」といった旨のルールを明記する必要があります。

頻繁に更新されるX(Twitter)利用規約を定期的にチェック

X(Twitter)サービス利用規約には以下のような記載があります。

Twitterサービスは常に進化し続けています。そのため、本サービスは、当社独自の判断により適宜変更されることがあります。

たとえば、2023年においてはX(Twitter)APIに関する大きな変更がありました。

関連記事 |【動画で解説】Twitter APIが有料化!最新プランの詳細や、既存プランとの違いをわかりやすく解説

したがって、TwitterX(Twitter)キャンペーンを利用する際は、定期的にルールを確認しておく必要があります。同時に、X(Twitter)のルールに則り、正しく運営されているX(Twitter)キャンペーンツールを利用することも大切です。

X(Twitter)キャンペーンのよくある質問

Q1.鍵付きアカウントへの対処法はありますか?

鍵付きアカウントは、キャンペーン開催側からDMが送れないため、当選通知ができません。 そのため、キャンペーンを開催する際はキャンペーン要項に「ご応募の際は鍵を外してください(当選通知ができないため)」などと明記しておきましょう。

Q2.応募者リストの作成方法は?

キャンペーンに応募してくれた人のリストを作成する際は、キャンペーンツールを利用しましょう。 なお、キャンつくでは自動で応募者リストの作成が可能です。自動収集で行うため負担もなく、0分で作成することができます。

Q3.フォローされているかをチェックする方法は?

キャンペーンへの参加が少ない場合は手動でチェックできますが、大人数の場合はキャンペーンツールで確認することをおすすめします。 とくにキャンペーン参加への要件をフォローにしている場合、アンフォローになっていると当選通知ができなくなるため注意が必要です。

ちゃんとポイントを押さえたまとめ

最後まで読んでいただきありがとうございました!!
今回は1万字を超える長大な記事だったので、全部見ていただくところでも10分くらいかかって大変だったと思います。僕もライターさんと二人で書いたのですが、とにかく種別が多かったので大変でした…。
重ねてになりますが、最後まで読んでいただきホントにありがとうございました!!

といったところで、それぞれの説明でも触れていますが、重要なポイントを以下をまとめておきます。

  • 応募の80%以上は懸賞アカウント

  • 一般アカウントへの拡散ができる施策は限られる

  • 恒常的なキャンペーンは、フォロワーの離脱防止になる。

  • いいねキャンペーンはメリットだらけ

  • リツイート or いいねキャンペーンもメリットだらけ

  • リプライ型のインスタントウィンはできるところに相談

  • URLログイン型インスタントウィンもブースト策でアリ

  • 写真キャンペーンは、UGC活用とセットで実施するべき

  • 診断コンテンツは、ヒットすれば良いことずくめ

  • 画像ジェネレーターも、ヒットすれば良いことずくめ

  • リプライキャンペーンも目的が明確であれば有効

  • 手段は成果を保証しない

  • 課題⇢目的⇢手段(キャンペーン種別)で種別は選定する

  • 課題や目的からロジカルにプランニングをするべし

こちらを押さえたところでX(Twitter)キャンペーンの施策を実施してくださいませ。

記事内では、ピクルスでしか実施できない施策も紹介しているので
「ポジショントークやんけー!」
とツッコミを受けそうですが、自分の20年間のマーケティング支援の中で、ホントに「確信を持って成果に裏付けされたこと」を伝えさせていただきました。
上手いこと成果が上がらないで困っているマーケターの方々の役に立ちたい一心で書きましたので、やさしい気持ちで見ていただければと思っております。

そんな僕たちピクルスにご相談したい方は、ぜひこちらよりお待ちしています!

ライター|

タナカ ミノル

株式会社ピクルス代表

ピクルス代表。Webマーケティング及びWebディレクションのプロフェッショナル。2000年からWeb広告に携わり、300以上のWeb施策の企画及び制作を担当する。著書に「Webディレクションの新・標準ルール」「コンバージョンアップの手法99」など。AdobeMAXなどセミナー登壇も多数。

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