SNSキャンペーン 活用ガイド
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< 記事一覧SNSプロモーションは認知拡大や購入促進のためにSNSを用いて自社や商品・サービスをプロモーションすることです。本記事では、SNSプロモーションの効果や企業事例、戦略の立て方について詳しく紹介します。SNSを用いたプロモーションを検討している方は、ぜひお読みください。
更新日:2023.8.18 公開日:2023.3.29
しかし、SNSプロモーションを実施したことがない企業の方の中には、「どのようなプロモーションを行えばいいかわからない」という方もいるでしょう。
そこで本記事では、SNSプロモーションの効果やメリット、活用方法、成功事例などを詳しく紹介します。
プロモーションの戦略の立て方についても知ることができますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
SNSプロモーションとは、商品やサービスの認知拡大や購入促進などを目的に、InstagramやYouTubeなどでプロモーションを行うことです。
現在、スマートフォンの普及により多くのSNSの利用者がいるため、さまざまな企業がSNSによるプロモーションを行っています。
ICT総研によると、国内のSNSの利用者数は、2022年末の時点で8,270万人おり、2024年末に8,388万人に拡大すると予測されています。
今後もSNSの利用者数が増えることから、SNSプロモーションによって売上を向上させることが可能です。
SNSプロモーションを実施して得られる効果やメリットとして、以下の5つがあります。
SNSプロモーションの効果やメリットを知ることで、自社で実施すべきかを判断できるかもしれませんので、ぜひお読みください。
SNSはアカウント作成とコンテンツの投稿自体は無料でできるため、比較的低コストでプロモーションできます。
SNS広告の配信やキャンペーンの実施の場合は、広告費やプレゼントの購入費などの経費が発生しますが、それでもテレビCMや雑誌・新聞広告よりは安く抑えられるケースが多いです。
低予算で抑えたい企業や、開業しはじめたばかりの人でも手軽にプロモーションできるためおすすめです。
SNSには共有機能があり、投稿内容が魅力的であれば多くのSNSユーザーが自社コンテンツを拡散するため、自社で労力をかけなくても認知度を向上できるのがメリットです。
SNSで大きな話題になると、大手メディアに取り上げられる可能性もあり、より多くの人に自社のことを認知してもらえます。
また、拡散することを条件にプレゼント抽選に参加できるというSNSキャンペーンを行うことで、認知拡大することも可能です。
SNSで話題を呼ぶのに特におすすめの施策が、キャンペーンと診断コンテンツの組み合わせです。
質問に答えることで自分に合った診断結果がわかる診断コンテンツは、ユーザーの「結果を知りたい」「言いたい」という欲求を刺激し、エンタメ性も高いためSNSで爆発的な拡散を見込めます。
たとえば、当メディアを運営するピクルスでは下記の「マーケター診断2」をTwitterに投稿。
マーケターとしての強みや素養がわかる「16タイプ マーケター診断」が、現役マーケターからのアドバイスが付いて、大幅アップデートしました。
マーケティングに関わっている人は是非体験してみてください!https://t.co/CMKfwCq5FA— 行動変容マーケ / ピクルス代表 (@pickles_inc) October 18, 2022
公開1ヶ月で実施回数55,000回、SNSシェアも10,000回を突破するという大きな成果を得ました。
ピクルス提供のSNSキャンペーンツール「キャンつく」では、ユーザーが診断結果をSNSに投稿することで抽選に参加できる「診断キャンペーン」に対応しています。
診断やキャンペーンによる認知拡大に興味がある方は、下記よりお気軽にお問い合わせください。
キャンつくの資料を見てみたい、話を聞いてみたい方はこちら
上記から都合の良い日にちを選ぶだけで、気軽にZOOMで相談ができますよ。
SNSにはリプライやDMなどのメッセージ機能があり、ユーザーと直接コミュニケーションを取れます。顧客から商品・サービスに対する意見・感想を聞けるため、自社の問題点や改善点を見つけやすくなります。
ユーザーに対して丁寧に対応することで、顧客満足度の向上につながり、ファンを獲得することが可能です。ブランドイメージの向上にもつながるため、自社商品を買い続けたいと思う人が増え安定した売上を獲得できるようになります。
SNSで投稿したコンテンツに商品のECサイトのURLを貼り付けることで、ユーザーがすぐに購入できる仕組みを作ることが可能です。検索サイトからの流入だけでなくSNSからの流入も増えるため、コンバージョンの増加が期待できます。
最近では、Instagramのようにショップ機能が搭載されているSNSもあり、ワンタップでECサイトに遷移できるので、購入までの導線をより短くできます。
SNSを利用しているユーザーは、プロフィールに興味・関心のあることについて記載している人が多く、自社に興味のあるユーザーの特徴を把握しやすいです。ユーザーによっては年齢や住んでいる地域も公開しているため、ユーザー情報の収集・分析を行いながらコンテンツを配信できます。
自社商品やサービスに興味を持ちそうな顕在層に絞り込んだプロモーションもでき、効率的なプロモーションが可能です。
SNSプロモーションでよく活用されている方法として以下の4種類があります。
それぞれのメリットやデメリットについて把握できますので、ぜひお読みください。
アカウント運用は一般的なSNSの使い方と同じように画像や動画、テキストを投稿して、プロモーションする方法です。定期的に魅力的な情報を発信していくことで、自社に興味をもつユーザーが増加し、認知度を向上できます。
SNSプロモーションの手法の中でも、最も低コストでの運用が可能です。ただし、始めたばかりの頃は知名度が低く、フォローするユーザーも少ないため、安定した成果を得るには長期間かかる可能性が高いです。
ピクルスでも下記のTwitterアカウントでマーケティングに関する情報発信を行い、認知拡大やブランディングにつなげています。
Tweets by pickles_inc
良かったら参考にしてみてください。
また、企業のアカウント運用について詳しくは、下記で解説しています。
SNSキャンペーンは、ユーザーに対して特定の行動をしてもらい、行動した人がプレゼント抽選に参加できるというキャンペーンのことです。
SNSキャンペーンの具体例として、以下のようなものがあります。
株式会社ネオマーケティングの調査によると、企業によるTwitterのキャンペーン参加後にフォローを継続する人が6割以上いることがわかっており、キャンペーンは認知拡大に効果的であると言えるでしょう。
他のプロモーション方法よりも短期間でフォローを獲得しやすく、費用対効果が高いことから幅広い業種の企業で実施されています。
最近ではキャンペーン支援ツールもあり、初めてキャンペーンを実施する人でも、応募データの収集や当選者へのDM送信などの業務を効率的に行うことが可能です。
なお、弊社では Twitterでキャンペーンを実施したいと考えている方に向けて「Twitterキャンペーン成果が出る13の方法」という資料を配布しています。
下記から無料でダウンロードできますので、Twitterキャンペーンの実施を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【SNSキャンペーン】Twitterキャンペーン成果が出る13の方法
また、SNSキャンペーンについて詳しくは、下記で事例もまじえて解説しています。
SNSのアプリやサイト内にある広告枠で、プロモーションを行う方法もあります。 広告枠への掲載は有料ですが、自社について知らない人やフォローしていない人にも配信できるため、短期間で認知を拡大できます。
また、ターゲットを絞って配信できるため、費用対効果の高いプロモーションを行うことが可能です。
ただし、広告が邪魔だと思っている人も一定数おり、一部の人から自社に対して悪いイメージを持たれる可能性があります。また、 SNS 広告はオークションによって広告が掲載される優先順位が決まり、広告の品質が低い場合は優先順位が低く掲載されにくいおそれがあります。
多くのフォロワーを抱えているインフルエンサーに依頼して、商品やサービスをプロモーションしてもらう方法もあります。
自社で扱っている商品の分野に詳しいインフルエンサーに依頼することで、そのインフルエンサーのファンに向けて購入を促進できます。
たとえば、化粧品を紹介している YouTuber に依頼することで、化粧品に興味のある視聴者をターゲットにすることが可能です。
インフルエンサーが紹介することで広告らしくないプロモーションができ、長尺の動画によるプロモーションでも多くの人が最後まで視聴してくれる可能性が高くなります。
ユーザーに商品やサービスを利用してもらい、口コミをSNSで書いてもらう方法もあります。一般ユーザーに投稿を依頼すれば、自社スタッフの負担を軽減して情報を発信できます。また、第三者が自社商品に対して良い口コミを投稿することで、自社商品の購入に不安を抱いている人に対して安心感を与えられるでしょう。
ただし、ユーザーが無償で商品口コミを投稿する可能性は低いため、投稿してもらえるよう口コミ掲載後にクーポンやサンプルの配布を行うなど特典を付ける必要があります。
口コミ等のユーザー作成コンテンツ(UGC)に関しては、下記でも解説しています。
SNSプロモーションの戦略を立てる際は、以下の手順で行います。
SNSプロモーションの方向性を決める際の重要なポイントについて解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。
達成したいことによって活用すべきプロモーション方法や戦略の方向性が異なるため、目的を明確にしましょう。目的が曖昧だと投稿内容に一貫性がなくなってしまい、プロモーション効果が低くなります。
「購入の促進」や「ブランディング」「リピーターの獲得」など目的を設定し、プロモーションの戦略を立てましょう。同時にKPIも設定し、定量的に成果を計測できるようにすることも大切です。
目的を決めたら、誰に向けてプロモーションするかを明確にします。性別や年齢、興味・関心などを設定することで、ターゲットに刺さるメッセージを絞り込めます。
ターゲットを決めるポイントとして、細かく設定しすぎないことが大切です。絞りすぎると刺さる人が少なくなり、拡散される可能性が低くなります。
自社の商品やサービスのターゲットも参考にして、設定してみましょう。
目的とターゲットに沿って、プロモーションに活用するSNSを決めます。
以下の表で主要SNSの利用者の年齢層と好まれるコンテンツの特徴をまとめていますので、SNSを選ぶ際の参考にしてみてください。
SNSによって使用している年齢層や好まれるコンテンツの特徴が異なるため、自社のターゲットに合わせてSNSを選びましょう。
SNSの特徴については、下記の記事でより詳しく把握することができますので、ぜひ参考にしてみてください。
【自社事例あり】企業がSNSを運用する方法、メリットとは?SNSの種類と特徴やキャンペーンの効果も紹介
SNSプロモーションで成功するためのポイントとして、以下の3つがあります。
はじめてプロモーションを行う企業でも、実施しやすいことを紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
自社のターゲットが利用しているSNSを複数活用したり、複数のプロモーション手法を実施したりして、より多くのユーザーにアプローチしましょう。
同じ年齢でも人によってよく利用しているSNSは異なるため、できるだけ多くの媒体で発信することをおすすめします。
プロモーション手法に関しても、広告とキャンペーンなどを掛け合わせることで、ユーザーが自社コンテンツを見る機会を増やせるため、認知度をより高められます。
SNSでは投稿したコンテンツのいいね数やインプレッション数などを確認できます。SNSによっては分析ツールもあり、時系列でフォロワーの数や累計のいいね数などの閲覧も可能です。
データを確認し、成果の出るコンテンツが何か分析・改善をし続けることで効果的なプロモーションを行えるようになります。
SNSプロモーションを自社で実施するノウハウがない場合は、SNS運用の支援事業をしている企業への依頼も検討しましょう。
SNS運用会社の選び方として、自社の実施したいプロモーション手法を得意としている企業を選ぶことをおすすめします。たとえば、キャンペーンを実施したい場合は、キャンペーンの企画立案や運用で多くの実績を持っている企業がおすすめです。
弊社のキャンペーン作成ツール「キャンつく」のサービスでも、企画内容の提案やクリエイティブに関する相談などを承っています。キャンつくを用いた効果的なキャンペーンの運用をサポートしますので、キャンペーン実施に不安のある方は検討してみてはいかがでしょうか。
弊社のキャンつくを活用したSNSプロモーションの企業事例を紹介します。
・合同会社Endian
・ボートレースまるがめ
・日本デジタル配信株式会社
企画立案の参考になるかもしれませんので、ぜひお読みください。
清涼飲料メーカーの企画販売事業をしている合同会社Endianでは、自社商品「CHILL OUT(チルアウト)」のTwitterアカウントで、キャンペーンを実施しています。
フォローとリツイートをすることで、抽選で自社商品をプレゼントするキャンペーンをしており、投稿を開始してから約2週間で1万リツイート以上を獲得しています。
/#リラックスを味わおう
\そろそろリラックス?
それなら #CHILLOUT で、チルする?① @chillout_01
② 本投稿をリツイートさっぱり!微炭酸!ちょうどいい甘さ!
リラクゼーションドリンク #チルアウト とゼログラビティ各6缶BOXが抽選で100名様に当たる💡#チルする pic.twitter.com/Yi3ZZr6ZgE
— CHILLOUT (チルアウト) (@chillout_01) February 27, 2023
香川県丸亀市にある競艇場「ボートレースまるがめ」では、拡散力が高いことから定期的にTwitterでキャンペーンを実施しています。
フォローとリツイートにより、ボートレーサーのサインやギフト券などをプレゼントしています。キャンつくを利用しはじめた当初はフォロワーが6000人程度でしたが、2023年3月では9万人以上のフォロワーを獲得しており、認知拡大につなげられました。
\3日間限定! #白井英治 選手からの優勝記念プレゼント/#まるがめボート #G3第32回JR四国ワープ杯競走(2月28日〜3月5日) で優勝した白井英治選手のサイン色紙をプレゼント!
●優勝記念サイン色紙を3名様
フォロー&RTで応募完了!
2023年3月19日まで pic.twitter.com/3xbJNKLuAF— ボートレースまるがめ【公式】 (@smilekun15) March 17, 2023
ケーブルテレビ局向けにデジタルテレビ配信の支援事業をしている「日本デジタル配信株式会社」では、Instagramでキャンペーンを実施しています。
私のふるさとコンテストと言うキャンペーンを実施し、指定のハッシュタグで写真を投稿した人の中から優秀な投稿をした人に対し、賞品を送るキャンペーンをはじめました。
2023年の3月から開始し、2週間で約300件の写真が投稿されています。
https://www.instagram.com/p/CpOiCnCr3AW/
商品やサービスの売上を獲得するには、利用者数が多く、拡散力のあるSNSプロモーションがおすすめです。目的とターゲットを明確にし、自社にあった最適な手法でプロモーションを行いましょう。
また、弊社ではTwitterでキャンペーンをしたい方に向けて、「Twitterキャンペーン成果が出る13の方法」の資料を配布しています。下記リンクから無料でダウンロードできますので、Twitterキャンペーンを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
【SNSキャンペーン】Twitterキャンペーン成果が出る13の方法
SNSキャンペーンについて詳しくは、下記で事例もまじえて解説しています。
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