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SNSキャンペーン 活用ガイド

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Instagram運用を攻略する教科書|コツや始め方、上手い事例3選

「Instagramの運用方法が知りたい」このような疑問をお持ちのWeb担当者の方もいるのではないでしょうか。具体的な手順やポイント、または自社に適した事例を抑えておかないとうまく成果が出ず、時間を無駄にしてしまう可能性があります。本記事で紹介する始め方やコツを理解して売上アップを目指しましょう。

インスタ運用力診断(202307


「新たな施策としてInstagram運用を始めることになったけど、何からやればいいかわからない」

マーケティング担当者として活躍している人のなかには、上記のようなお悩みを持つ方もいるのではないでしょうか。自分が得意とする施策であれば対応できますが、初めて実施する施策は運用ノウハウがなく、全体像を掴みにくいですよね。

適当にInstagram運用を始めて、まったく効果が出ず、施策自体が頓挫してしまうのはなんとしても避けたいところです。そこで本記事では、Instagram運用の教科書と題して、運用のコツや始め方、上手い事例を解説します。

本記事の情報を参考に、自社のPR施策としてInstagramを活用してみてください。

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SNS運用におけるInstagramの特徴

SNS運用におけるInstagramの特徴をまとめました。

・ビジュアルに特化している
・ハッシュタグで検索する文化が根付いている
・10代・20代のユーザーが中心

ビジュアルに特化している

Instagramで発信できるコンテンツはビジュアルに特化しています。

・フィード投稿
Instagramのホーム画面に表示される画像や動画を中心とした投稿機能。一部テキストで投稿できる機能もある

・ストーリー
一定の時間で次の画面に切り替わる画像や動画を中心とした投稿機能。コンテンツ上にテキストを追加できる機能もある。ストーリーは投稿してから24時間以上経過すると自動で消える

・リール
最大90秒の短時間ムービーを発信できる投稿機能。動画にBGMやエフェクトなどを付けられる

一部テキストで情報を伝える機能もありますが、基本的には画像や動画でユーザーとコミュニケーションを取ります。そのためマーケティング施策として活用するなら、いかに画像で共感を呼び起こせるか、動画で自社の魅力を発信できるかがキーポイントです。

ハッシュタグで検索する文化が根付いている

Instagramを利用するユーザーの間で根付いているのが、自分が興味のあるコンテンツをハッシュタグで検索する文化です。

グルメに興味のあるユーザーは、ハッシュタグ(#)を付けて「渋谷 グルメ」「高田馬場 スイーツ」などのキーワードを検索窓に入力して検索します。
YouTubeのようにホーム画面にレコメンドで表示されたコンテンツを閲覧するのが基本ではなく、Instagramでは自らアクション(検索)して、興味のあるコンテンツを発見しにいきます。

そのためユーザーが検索しているキーワードに対して、どうアプローチをするかを考えることが大切です。

10代・20代のユーザーが中心

総務省が令和3年度に発表した「年代別に各SNSの利用率を調査したデータ」によると、一番Instagramを利用している年代は10代〜20代のユーザーとわかっています。

10代〜20代のInstagramの利用率は70%を超えており、そのほかの年代は30代で57.1%、50代で38.7%と歳を重ねるにつれ利用率は減少しています。

参照:総務省|表 5-1-1 【令和3年度】主なソーシャルメディア系サービス/アプリ等の利用率(全年代・年代別)

とくに女性のほうが利用率は高めです。時代によって状況が変化するため一概に明言できませんが、上記の調査を見る限り10代〜20代の女性をターゲットにしている商品・サービスはInstagram運用が向いているといえるでしょう。

Instagram運用を攻略する教科書|始め方を6つの手順で解説

Instagram運用で成果を出すためには、正しい手順で始めることが重要です。とくに施策を実施する目的を明確にして、いつでも原点に立ち帰れるようにしておくだけでも、運用して得られる成果は非常に大きく変わります。

本記事の手順を参考に、Instagram運用を始めてみてください。

目的の設計

マーケティング施策でもっとも重要なプロセスは、目的の設計(ゴール設計)です。もちろんInstagram運用も例外ではありません。

Instagram運用は目的があるからこそ、具体的な戦略・戦略を設計できます。「3か月以内に10,000フォロワーを目指したい」という目的があるなら、キャンペーン施策を実施してフォロワーの増加を加速させるなど、具体的な施策を考えられますよね。

しかし目的が定まっていないと、どんな施策を実行すべきなのか、どこに資金を投下すべきなのか不明瞭な状態になります。無駄な資本を投下してしまい、Instagram運用の施策自体が失敗してしまうでしょう。

施策の効果を最大限にするためにも、「Instagram運用を実行して何を達成したいのか」という目的の設計から始めてみてください。全社的に共通認識が生まれ、チームの意思疎通が図りやすくなるだけでなく、施策のアイディアも思い浮かびやすくなるでしょう。

運用体制の構築とKPIの設計

Instagram運用を実施する目的が定まったら、運用体制の構築を始めましょう。

目的(ゴール)を達成するためには、「誰が何を担当するのか」「ユーザーのコミュニケーションはどのように取るのか」など、事前の運用体制づくりが欠かせません。運用体制に統率が取れていないと、ルールが二転三転して社員のモチベーションが下がり、更新頻度やコンテンツの質が低下するなどのリスクを招きます。

社内だけでそのようなリスクが止まれば大きな問題には発展しません。しかし運用体制の統率が取れておらず、アカウントのコンセプトがブレてしまったらどうなるでしょうか。ユーザーからは魅力的なアカウントと認識してもらえず、フォローしてもらえない可能性があります。既存フォロワーからはフォローを外されてしまうリスクもあるでしょう。

リスクを発生させないために、あらかじめ運用体制を構築してください。

・誰がユーザーとのコミュニケーションを取るのか
・フィード投稿やストーリー、リールは社内で作るのか、それとも外注するのか
・炎上を起こさないためのルールブックの作成

上記は最低限決めておくべき項目です。

運用体制が整い、チームでコミュニケーションが円滑に進むようになったら、KPIの設計を始めてください。目的を達成するために、具体的にどのようなアクションを実行するのかを細分化します。

【目的】
3か月以内に10,000フォロワーを目指したい

【KPI】
・2日に1回はコンテンツを投稿する
・ストーリーは毎日投稿する

カスタマージャーニーとレギュレーションの設計

Instagram運用におけるカスタマージャーニーとは、

ユーザーが自社コンテンツを発見→興味・関心→アカウントのフォロー→商品・サービスの購入

に至るまでの一連のプロセスを可視化することです。

ユーザーの行動を細分化したマップと考えると、わかりやすいのではないでしょうか。最終的な購買行動に至るまでの行動を細分化することで、各フェーズに応じた施策を考えやすくなります。

・認知を獲得するために検索数が多いキーワードを狙ったコンテンツを作成する
・興味・関心を持ってもらうために有益性のあるコンテンツを発信する

カスタマージャーニーと一緒に、アカウント運用のレギュレーションも設計しましょう。

アカウントのなかの人のキャラクター性や口調、コンテンツのデザインなど、レギュレーションとして決める内容はたくさんあります。

プロフィール文の作成

Instagram運用においてプロフィール文は非常に大切です。

コンテンツがユーザーの興味を惹きつける要素なら、プロフィール文はフォローしてもらうための要素です。どれだけコンテンツが魅力的でも、プロフィールにアクセスしたときにユーザーにとって適切な内容が記載されていなければ、フォローまで至りません。

ユーザーに応援してもらえるようなプロフィール文を作成しましょう。

具体的にはどんな情報を発信しているのか、またどんな事業を展開しているかなどです。ユーザーはプロフィール文からアカウントの方向性を掴むことができ、「今後も有益な情報が発信されそうだからフォローしておこう」と、態度変容を起こします。

ハッシュタグの選定

多くのフォロワーを獲得するために、ハッシュタグの選定を実施しましょう。

基本的にはメインとサブの2つでカテゴリーわけして、ハッシュタグの選定をします。

たとえばフィットネスのサービスを展開している企業が、Instagram運用を始めると仮定すると、以下のようなハッシュタグ選定ができます。

・メインカテゴリーでわけるハッシュタグ:「#ダイエット」や「#筋トレ」
・サブカテゴリーでわけるハッシュタグ:「#気分転換」や「#リフレッシュ」

おおよそ50ほどのハッシュタグをリストアップします。一つのコンテンツにすべてのハッシュタグを盛り込むのではなく、発信するコンテンツに適したものだけ入れるようにしましょう。

コンテンツを投稿する

コンテンツを発信してInstagram運用を始めましょう。

・フィード投稿
・ストーリー
・リール

コンテンツの投稿には上記の3パターンがありますが、基本的にはフィード投稿から始めてみるとよいでしょう。

いくつか理由がありますが、アカウントの世界観を設計できるからです。世界観を設計できればユーザーにどんなアカウントなのか明確に伝えられますし、Instagramのアルゴリズムにアカウントの情報を知ってもらえます。

前述で決めたKPIに則り、コンテンツの投稿を始めてみてください。

Instagram運用のコツ

Instagram運用にはコツがあります。

ただ単に闇雲に運用しても、フォロワー数は伸びません。なるべく早く結果を出し、商品・サービスの購入につなげるためにも本章のコツを理解しましょう。

定期的にキャンペーンを実施する

地道にコンテンツを発信してフォロワーを増やすのは大切なプロセスです。アカウントの世界観を強化できるとともに、コンテンツ数を増やしてInstagramのアルゴリズムに適合できるからです。

しかしそれだけではなかなかフォロワー数は増えません。理由はシンプルでフォローに至るまでのメリットがないからです。

その壁を壊すために必要なのが、Instagramキャンペーンです。キャンペーンの参加条件に「コンテンツへのいいね」や「アカウントのフォロー」を設定して、その条件を達成すると一定数のユーザーがプレゼントをもらえる仕様にします。
「プレゼント」という自社アカウントをフォローする明確なメリットをユーザーに提示できます。地道にコンテンツを投稿するよりも早く、フォロワー数の獲得につなげられるわけです。

キャンペーンはコンテンツ経由でフォローに至った場合に比べて、ユーザーの意欲は低い可能性はありますが、加速度的にフォロワーを増やして自社のブランディングを高めるために大切な取り組みです。

定期的にキャンペーンを実施して、フォロワー数の増加につなげましょう。

インスタキャンペーンについては、下記の記事で事例とともに解説しています。

ユーザーとコミュニケーションをとる

SNS運用の最大の強みは、ユーザーとコミュニケーションが取れることです。

コンテンツにコメントしてくれたユーザーに対して「ありがとう」などの感謝の言葉だけでなく、明確な意思疎通を目的にコミュニケーションが取れます。

コミュニケーションから得られる成果は非常に大きいです。ユーザーとの距離感を縮めたり、親近感を持ってもらったりなど、コミュニケーションにはフォロワーになってもらうための大事な要素が詰まっています。

ただ単にコメントに対してスタンプでアクションするのではなく、しっかり言葉を通じてコミュニケーションを取るようにしましょう。

勉強会を実施してアルゴリズムの理解を深める

Instagram運用を実施して、フォロワーを増やしていくには、アルゴリズムの理解を深めることが欠かせません。アルゴリズムに適したコンテンツを発信するだけでも、インプレッション数は格段に変化し、それに応じて獲得できるフォロワー数も変わります。

逆にいうとInstagramのアルゴリズムを理解できなければ、フォロワー数を増やすのは非常に困難でしょう。

Instagramのアルゴリズムは定期的に変わります。実際にInstagram運用していくなかで、どのようなアルゴリズム変化が起きているのか定期的に勉強会を開くようにしましょう。

Instagram運用が上手い企業の成功事例をまとめました

Instagram運用が上手い事例をまとめました。

・Galaxy|キャンペーンで投稿数10,000件超
・LEAN BODY|ダイエット情報の発信で16万人を超えるフォロワー数を獲得
・オトナ旅。|世界観を統一してユーザーの心を惹きつけるのに成功

Galaxy|キャンペーンで投稿数10,000件超

Galaxy

Galaxyは、サムスン電子が販売・提供するスマートフォンブランドです。

ユーザーがGalaxyで撮影した写真をInstagramに投稿するキャンペーンを実施し、認知度やエンゲージメント、ブランドの価値向上などの成果を出すことに成功しました。

1回目で多くの反響を呼んだ結果、2回目のキャンペーンも実施されています。アカウントの認知度を効率的に獲得するためには、Galaxyが実施した本キャンペーンのような施策は欠かせません。自社のキャンペーン企画を考える際の参考にしてみてください。

LEAN BODY|ダイエット情報の発信で16万人を超えるフォロワー数を獲得

LEAN BODYは、株式会社LEAN BODYが提供するオンラインフィットネスサービスです。

Instagramアカウントのフォロワーは15万人を超えており、フィットネスやダイエットに興味があるユーザーから多くの人気を集めています。

「痩せたい人必見🌷ダイエットの秘訣を発信」や「人生が変わる5日間」などのキャッチコピーが魅力的で、どのようなユーザーに情報を届けたいのかが伝わるアカウント設計になっています。

コンテンツの色合いや、ファーストビューの見せ方が非常に上手い事例です。同じような形態の事業を展開している方はぜひ参考にしてみてください。

オトナ旅。|世界観を統一してユーザーの心を惹きつけるのに成功

オトナ旅は、日本の観光地を紹介する旅行メディアです。

Instagramのフォロワー数は26万人を超えています。一つの投稿で6,000以上のいいねがつくほど、人気コンテンツの発信に成功しています。

これほど人気があるのは、世界観を統一していることが大きな要因といえます。まるで旅行に行っているかのように感じる世界観は、旅行好きならアカウントを見ているだけで幸せな気分になれるでしょう。

グッと心が惹き込まれ、「今すぐにでも旅行に行きたい!」という気持ちにさせてくれます。ビジュアルに自信がある事業を展開している方は、確実に参考になる上手い事例です。

ぜひ参考にしてみてください。

まとめ

本記事では、Instagram運用の始め方やコツ、上手い事例を解説しました。

Instagram運用を始めるのは非常に簡単です。しかし闇雲に運用を始めても思ったような効果は期待できません。

今回解説したInstagramの特徴をしっかり抑えて、正しい始め方の手順をもとに、行動を起こしてみてください。

ピクルスでは、Instagram運用の成功を後押しするSNSキャンペーンツールの「キャンつく」を提供しています。

キャンペーンの企画設計から運用まで、施策の実行に必要な業務をサポートします。「Instagramアカウントのフォロワー数が思ったように伸びない」などの課題を抱えている方は、ぜひ検討してみてください。

インスタ運用力診断(202307

タグ: Instagram

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