マンガ広告とは、SNSやWebサイトでPR目的に展開する漫画・イラスト形式のコンテンツで、通常の静止画バナー広告より好感を持たれやすいのが特徴です。
「バナー広告は見飽きられていて反応が鈍い」「もっと自然に受け入れられる広告フォーマットを探している」——企業の広告・マーケティング担当者の間で、マンガ広告への関心が高まっています。
この記事では、SNSキャンペーンを4,000件以上支援してきた「キャンつく」を提供する株式会社ピクルスが、漫画・イラストクリエイター400名超のネットワークを持つFANDOM AGENT社との協業実績をもとに、マンガ広告の効果・費用相場・成功のポイントを解説します。SNSキャンペーンと組み合わせることで得られる相乗効果まで、実データを交えて紹介します。
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マンガ広告とは?2つのタイプと基礎知識
マンガ広告(広告漫画)とは、SNSやWebサイトで展開する、商品・サービスのPRを目的としたコミック形式のコンテンツです。ストーリー形式で伝えることで、押し付けがましさを抑えながら特徴を印象付けられます。
マンガ広告は、大きく2つのタイプに分けられます。
タイプ | 特徴 | 向いている目的 |
|---|---|---|
静止画イラスト型 | 1枚絵でユーモアやインパクトを表現する。低コストで着手しやすい | 認知拡大・拡散重視のキャンペーン |
ストーリー漫画型 | 複数コマで起承転結のあるストーリーを展開する。商品理解を深めやすい | 商材理解の促進・熱量の高いファン化 |
どちらのタイプも、SNSでの拡散を前提に設計されることが多く、投稿後の「いいね」「リポスト」「コメント」といった反応を通じて自然に話題が広がっていく点が、通常の広告と異なります。
なお「広告漫画」という表記も同じ意味で使われており、検索結果でもほぼ同じ内容が表示されます。
マンガ広告の効果
マンガ広告に好感を持つ人は約66%にのぼるという調査結果があり、通常の広告より受け入れられやすい形式であることがわかっています。
2023年度に実施された「マンガ広告に関するユーザーアンケート結果」によると、マンガ形式の広告に好感を持つと回答した人は約66%でした。ストーリー形式で商品・サービスの特徴を視覚的に伝えられるため、ユーザーの興味を引きやすく、内容が記憶に残りやすいという点が評価されていると考えられます。
マンガ広告が好感を持たれやすい理由は、次の3点に整理できます。
押し付けがましさが少ない: ストーリーの中に商品情報が自然に組み込まれるため、広告色を抑えられる
視覚的にわかりやすい: イラスト・写真・セリフが組み合わさり、文章だけの説明より直感的に理解できる
最後まで読んでもらいやすい: 「オチ」や「結末」を知りたいという心理が働き、途中で離脱されにくい
マンガ広告のメリット・デメリット
マンガ広告の最大のメリットはSNSと組み合わせた際の拡散力ですが、制作しただけでは自然に拡散しない点には注意が必要です。
メリット
項目 | 内容 |
|---|---|
好感度の高さ | 押し付けがましさを抑えながらメッセージを伝えられる |
記憶への残りやすさ | ストーリー形式は文章・静止画バナーより記憶に定着しやすい |
拡散との相性 | SNS上で「いいね」「リポスト」「コメント」を通じて自然に話題化しやすい |
情報量の多さ | 複数コマを使えば、テキスト広告より多くの情報を1つのコンテンツで伝えられる |
デメリット
項目 | 内容 |
|---|---|
制作に一定の期間がかかる | クオリティを求めるほど、企画からラフ・原稿確認までの工程に時間がかかりやすい |
費用感が読みにくい | コマ数・クリエイターの実績・修正回数によって費用が変動しやすい |
拡散は別途設計が必要 | マンガ広告を作っただけでは自然に拡散するとは限らない。配信・キャンペーン設計を組み合わせて初めて効果を発揮する |
特に「拡散は別途設計が必要」という点は見落とされがちです。マンガ広告はあくまでコンテンツであり、どう届けるかという配信設計・SNS施策との組み合わせがセットになって初めて、効果を最大化できます。
マンガ広告が向いている商材・活用シーン
マンガ広告は、機能や仕組みが複雑でテキストだけでは伝わりにくい商材や、購買までのハードルが高い商材との相性が特に良い施策です。
仕組みが伝わりにくいBtoB・専門的な商材: サービスの利用イメージが湧きにくい商材ほど、ストーリー形式で「使うとどうなるか」を見せる効果が大きい
比較検討に時間がかかる商材: 保険・金融・美容医療など購入前の不安が大きい商材は、ストーリーを通じて疑問を先回りして解消できる
採用・企業紹介: 会社の雰囲気や働き方を、堅い文章よりも身近に伝えられる
季節・記念日にあわせたキャンペーン施策: SNSプレゼントキャンペーンと組み合わせることで、認知拡大と参加体験の両方を狙える
逆に、価格や機能の比較がすでに明確な商材では、マンガ広告よりも通常のバナー広告や比較表コンテンツの方が効率的な場合もあります。マンガ広告は「理解を深める」「好感を持ってもらう」ための施策であり、即決を促す施策ではない点を踏まえて使い分けることが重要です。
マンガ広告の制作費用相場は?
マンガ広告の制作費用は、静止画イラスト1点であれば数万円台から、ストーリー漫画になるとページ数に応じて数十万円台からが目安です。
費用は依頼する制作会社・クリエイターの実績、コマ数、修正回数などによって幅があります。発注前には、次の項目を確認しておくと費用感のズレを防げます。
静止画1点か、ストーリー形式(複数コマ)か
二次利用(他媒体への転用)の可否・条件
修正回数の上限
配信・拡散設計までを含むか、制作のみか
ここで重要なのが、最後の「配信・拡散設計までを含むか」という点です。制作会社に発注してマンガ広告そのものを作るだけの場合と、SNSでの配信設計・キャンペーンの抽選導線までを一体で設計する場合とでは、同じ「マンガ広告」でも得られる成果が変わってきます。私たちキャンつくがFANDOM AGENT社と提供している「マンガ・イラスト×Xプレゼントキャンペーン オールインパッケージ」では、一定の広告出稿と組み合わせることで制作費用相当をX広告の配信費用に充てられる設計になっており、制作費とツール費を別々に用意するより配信量を確保しやすいのが特徴です。
マンガ広告を成功させるポイント
マンガ広告を成功させる鍵は、コンテンツの質だけでなく「作った後にどう届けるか」の設計にあります。
成功させるポイントは、次の3点に整理できます。
ターゲットの解像度を上げる: 誰に何を伝えるストーリーなのかを明確にしてから制作に入る
クリエイター選定: 商材との相性を踏まえ、作風がターゲット層に合うクリエイターを起用する
配信・拡散設計をセットで考える: 制作して終わりにせず、SNS広告やキャンペーンと組み合わせて届ける設計まで含めて企画する
キャンつく×FANDOM AGENTの取り組み
私たちキャンつくは、漫画・イラストクリエイター400名超のネットワークを持つFANDOM AGENT社と協業し、マンガ・イラスト制作からX広告配信、プレゼントキャンペーンの実装までを一体で支援する取り組みを行っています。
この取り組みで得られた自社データでは、SNSプロモーション投稿のタイミングによって、投稿に関する発話量(言及・会話の量)が最大6,000%以上に増加した実績があります。また、マンガ広告投稿のSNSコメント欄には、好意的な反応や購買意向を示すコメントが多く寄せられる傾向も確認しています。
マンガ広告は「作って終わり」ではなく、SNS上での反応や会話まで含めて設計することで、通常の広告以上の効果を発揮しやすい施策だと言えます。
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マンガ広告の活用事例
FANDOM AGENT社は、日用品から通信サービスまで幅広い業界でマンガ広告の制作実績を持ち、商品理解の促進やUGC創出につなげています。
株式会社リンレイ
清掃用品を展開する株式会社リンレイでは、2つのアプローチでマンガ広告を活用しています。
1つ目は、新商品「つやピカワックスシート洗浄成分+」の認知拡大施策です(2025年12月実施)。コマ割りマンガとアニメーションを組み合わせ、製品の特徴・利便性を分かりやすく解説しながら、クリエイターの作風を活かしたストーリーの中で自然に商品を訴求しました。
2つ目は、「リンレイはガチCP」というプレゼントキャンペーンとの連動施策です(2026年1月実施)。清掃前後の写真・動画を投稿するとデジタルギフトが当たるキャンペーンを実施し、投稿されたユーザーのエピソードをマンガ化して発信。UGC(ユーザーが自発的に生成する投稿)の活性化につなげました。
詳細はつやピカワックスシート洗浄成分+の事例ページ、リンレイはガチCPの事例ページで公開されています。
数値で見る効果
上記事例以外の実数値でも効果が裏付けられています。静止画のマンガ広告を活用したある事例ではエンゲージメント率32.2%、カルーセル形式で公式アカウント配信を行った別の事例では18.4%を記録しました(FANDOM AGENT社提供データ)。

その他の導入実績
このほか、六甲バター(QBBベビーチーズ)・ユニ・チャーム・菊正宗酒造・森永製菓・NTTドコモ(ahamo)など、幅広い業界でマンガ広告の活用が広がっています。事例の詳細はFANDOM AGENTの事例一覧ページで公開されています。
マンガ広告×SNSキャンペーンでさらに効果を高める
マンガ広告とSNSのプレゼントキャンペーンを組み合わせると、認知拡大だけでなく「参加」という能動的な行動まで引き出せます。
マンガ広告単体では「見て終わり」になりがちですが、SNSキャンペーンと組み合わせることで、フォロー・リポスト・コメントといった行動を促せます。特に相性が良いのが、応募後すぐに当落がわかる「インスタントウィン」です。
種別 | 仕組み | 平均応募数 |
|---|---|---|
DM型 | DMで当選通知・X上で完結 | 24,813件 |
リプライ型 | リプライで即時当選通知 | 22,932件 |
URL型 | 抽選ページにアクセスして結果確認 | 19,454件 |
※比較対象:事後抽選のフォロー&リポストキャンペーンの平均リポスト数 = 17,244件(2024年実施の食品メーカーキャンペーンを参照)
マンガ広告で興味を引き、その場で結果がわかるインスタントウィンで参加のハードルを下げる。この組み合わせによって、当選・落選いずれのユーザーからもコメントが生まれやすくなり、UGC(ユーザーが自発的に生成する投稿)の創出にもつながります。
▼インスタントウィンの活用事例を見たい方は「Xインスタントウィン事例集」をダウンロード https://camtsuku.com/document_archive/instantwin
よくある質問
Q.マンガ広告とは何ですか?
マンガ広告とは、SNSやWebサイトでPR目的に展開する、漫画・イラスト形式の広告コンテンツです。通常の静止画バナー広告より好感を持たれやすく、ストーリーを通じて商品・サービスの特徴を印象付けられる点が特徴です。
Q.マンガ広告の制作費用はどのくらいですか?
静止画イラスト1点で数万円台から、ストーリー漫画は数十万円台からが目安です。コマ数・クリエイターの実績・修正回数などによって費用は変動します。配信・拡散設計までを含むかどうかでも、必要な予算感は変わってきます。
Q.マンガ広告はどのくらいの期間で制作できますか?
目安として、企画からワンストップで依頼する場合、静止画イラストで1.5ヶ月程度、ストーリー漫画で2ヶ月程度かかるケースがあります。企画・クリエイター選定・ラフ確認・原稿確認といった工程を経るため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。
Q.マンガ広告とSNSキャンペーンを組み合わせるとどうなりますか?
「見て終わり」になりがちなマンガ広告に、フォロー・リポスト・応募といった能動的な行動を引き出せます。特にインスタントウィンと組み合わせると、応募後すぐに結果がわかる体験がUGC(ユーザーの自発的な投稿)の創出にもつながります。
まとめ
マンガ広告は、静止画イラスト型・ストーリー漫画型の2つのタイプがあり、通常の広告より好感を持たれやすいコンテンツ形式です。効果を最大化するには、制作するだけでなく、SNSでの配信・拡散設計までを見据えて企画することが欠かせません。
より詳しい活用事例は、インスタントウィンツールの選び方を解説したこちらの記事や、インスタントウィンの成功事例をまとめたこちらの記事もあわせてご覧ください。
マンガ広告とSNSプレゼントキャンペーンを組み合わせた具体的な進め方に関心がある方は、私たちキャンつくがFANDOM AGENT社と提供している協業パッケージの資料をご覧ください。
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