春のSNSキャンペーンで差をつけろ！イベント別事例と成功のコツを紹介

春が訪れると、新たな商戦が幕を開けます。春は別れと出会いの季節であり、顧客の生活スタイルが大きく変化するタイミングでもあります。

そんな春商戦のマーケティング活動において、特に重要なのがSNSキャンペーンです。SNSキャンペーンは生活スタイルが変化する若年層へのアピール力が高く、春商戦において高い効果を発揮することが期待されます。

そこで、この記事では春のSNSキャンペーンに注目し、その特徴やメリット、成功させるためのコツなどをご紹介します。また、具体的な事例紹介や、SNSキャンペーンの実施に役立つツールについても解説します。

※当コンテンツは、SNSキャンペーンの企画・運用に効果を発揮するキャンペーンツール「キャンつく」を提供するピクルスが監修しています。

春商戦の特徴

春は、寒かった日々が次第に暖かくなる季節です。この冬から春への変化は、顧客の心理や購買行動に大きな影響を与えます。ここでは、春という季節的な要因が、顧客にどのような変化を与えるかについて、解説します。

顧客心理の変化

春が近づき、次第に暖かくなると、なぜか心がウキウキしてくるものです。これは日照時間が増えることで、脳内ホルモンのセロトニンが多く分泌されることと関係しています。セロトニンは、幸福感や安心感を促進させる脳内ホルモンで、体内でセロトニンが増えると気分が明るくなり、喜びや期待感を感じやすくなります。

※参考　医療法人社団　平成医会『セロトニンの増加が心身に及ぼす効果』

また、春は「新しい出会いの季節」です。多くの人は、暖かくなって春の花が咲くようになると、新たな可能性やチャンスの到来を感じます。このイメージは春を年度の始めとする日本人に強く根付いており、無意識に新しいことへの期待感を抱くようになります。

春商戦においては、顧客に起きるこのような心理変化を上手に活用することが大切です。

購買行動の変化

春への期待感は、購買行動にも大きな影響を与えます。春先には「新しいもの」「陽気になれるもの」が求められる傾向があり、その意識変化は購買行動にも反映されます。

クロス・マーケティングによる『春の買い物に関する調査（2023年）』によると、20歳～69歳の男女が春先に新しいものを買いたくなる理由は、以下の通りです。

1位　「気分を一新したくなるから（41.0％）」
2位　「何となくウキウキするから（28.8％）」
3位　「春の陽気を感じて出かけたくなるから（25.6％）」

※参考　クロス・マーケティング　『春の買い物に関する調査（2023年）』

特に、「何となくウキウキするから」「春の陽気を感じて出かけたくなるから」は女性の割合が高く、春がもたらす心浮き立つ気分が、女性の購買意欲を高めているようです。

このような顧客の購買行動変化に対して、春らしいキャンペーンや陽気なメッセージなどを伝えることが、春商戦をにおける重要ポイントとなります。

春にSNSキャンペーンをするメリット

今やSNSは現代のコミュニケーション手段として欠かせない存在です。SNSは多くの人々に利用されていて、世代によってはメインメディアとまでなっています。

このSNSを春商戦のキャンペーンに活用することは、企業にとって様々なメリットがあります。ここでは、春にSNSキャンペーンを行うことのメリットについて解説します。

多彩なイベント

春は多くのイベントや行事が開催される季節です。卒業式や入学式、ひな祭り、ホワイトデーなど、生活において特別な意味を持つイベントが目白押しです。これらのイベントにともなって、顧客が贈り物や生活準備品を購入する機会も増加します。

このような春のイベントに絡めたキャンペーンを実施すると、顧客の購買意欲を刺激し、春商戦を活気づけられます。また、顧客の需要に合わせた魅力的な情報や特典を提供すれば、さらに顧客の購買意欲を喚起させられます。

例えば、イベントに関連した期間限定商品や割引キャンペーン、プレゼントキャンペーンなどは、春期間の需要喚起にとても効果的です。

新規顧客の獲得

春は新生活が始まる季節であり、転職や進学、引っ越しなどによって生活環境やライフスタイルが大きく変化します。このような新しい生活が始まると、顧客の購買行動が一新されるケースが増加します。これは顧客が商品やサービスを見直す機会になるため、新規顧客を獲得する絶好のチャンスです。

このタイミングでSNSキャンペーンを活用すれば、新規顧客獲得へとつなげられる効果的な情報発信が可能となります。新しいライフスタイルの提案、お得なキャンペーン、購入されたお客様の口コミ情報などは、新規購入を後押しする効果が期待できます。

顧客のリピーター化

春は一年のライフスタイルが新しい形になる時期です。この時期に顧客のライフスタイルに入り込み、彼らが求める価値を提供できれば、リピーターとなる可能性が一気に高まります。

例えば、新入学を迎えた中高生を学習サービスの顧客とできれば、3年間の継続利用を期待できます。また、新社会人にキャリア支援サービスを提供できれば、長期間に渡って継続利用してもらえるかもしれません。

このように、春商戦での新規顧客獲得は、年間を通じての業績に大きな影響を与えます。だからこそ、新規顧客獲得の際には、顧客がリピーターになりたいと思える仕組みを用意することが大切です。

例えば、初回購入時に特典やキャンペーンを提供し、リピート購入時に割引やポイントを付与するなどのポイントサービスは、有効な手法の一つです。他にも、購入後のアフターサービスを充実させることは、顧客の信頼を獲得し、リピーター化を促進します。

このようなマーケティング施策を、SNSキャンペーンを通じてプロモーションすれば、新規顧客のリピーター化に大きく貢献します。

春のSNSキャンペーン　事例紹介

新生活を迎える若年層にとって、SNSは欠かせないメディアです。そのため、若年層に向けて実施するプロモーションでは、SNSキャンペーンは最も効果的な方法の一つです。

ここでは、春のSNSキャンペーンの具体的事例を、春のイベントごとに時系列順で紹介します。

【ひな祭り】 SNSキャンペーン

□マルコメ　「みんなでカンパイ マルコメ糀甘酒 ひなまつりフォトコンテスト」

「みんなでカンパイ マルコメ糀甘酒 ひなまつりフォトコンテスト」は、食品販売を展開するマルコメが、ひな祭りと糀甘酒をテーマに、X･TwitterとInstagramで実施したキャンペーンです。

ユーザーはマルコメの公式アカウントをフォロー後、「糀甘酒」と一緒に撮影したひな祭りの写真を「#マルコメ」「#糀甘酒はじめて記念日」をつけて投稿すると、優秀者に甘酒メーカーがプレゼントされます。

ひな祭りというイベントに合わせて自社製品を投稿してもらうことで、甘酒への関心とともに商品販売を高めることに成功しています。

□アイリスプラザ　「ひなまつりSNS写真投稿キャンペーン」

https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=180302snscamp

「ひなまつりSNS写真投稿キャンペーン」は、アイリスオーヤマの公式通販サイト「アイリスプラザ」が、ひな祭りをテーマに実施した、SNS写真投稿キャンペーンです。

ユーザーはアイリスプラザの公式アカウントをフォロー後、ひな祭りのお料理写真を投稿すると、抽選でプレゼントが贈られます。

ひな祭りに手料理というスタイルを提案することで、自社が扱う調理器具や食品への関心を高めるとともに、サイトの利用を促すことに成功しています。

【国際女性デー】 SNSキャンペーン

国際女性デーとは、毎年3月8日に行われる、女性の地位向上、女性差別の払拭等を目指す国際的な連帯と統一行動の日です。1975年に国連が国際婦人年を制定し、3月8日を「国際女性デー」として正式に制定しました。

近年では、この国際女性デーに関連したプロモーションが数多く行われています。ここでは、国際女性デーをテーマとした、春のSNSキャンペーンを紹介します。

□HAPPY WOMAN　「ハッピーイエローキャンペーン2023」

https://happywoman.online/event/hwf/hwf2023/happyyellow/

「ハッピーイエローキャンペーン2023」は、「女性のエンパワーメントとジェンダー平等」を推進するHAPPY WOMANが、国際女性デーを記念して実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーはお気に入りグッズやファッション、お花、お食事、街で見つけた黄色いものなど、「幸せを感じる黄色いアイテム」を撮影し、「#happyyellow」と「#happywoman」のハッシュタグをつけてInstagramかX･Twitterに投稿すると、抽選でハッピーな商品が当たるキャンペーンです。

国際女性デーのシンボルカラーである「黄色」を投稿してもらうことで、国際女性デーの認知を高めることに成功しています。

□渋谷区観光協会　「国際女性デー月間」

https://womens-wellness-action.com/

「国際女性デー月間」は、渋谷区観光協会が国際女性デーを記念して、渋谷区から日本国内や世界に「女性のウェルネス思考」を発信する「Women’s Wellness Action from Shibuya 」の認知度を高めるために実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは＃女性の健康が世界を変える、＃シブヤ国際女性デー を付けて「ココロとカラダに良い行動」を投稿することで、活動への賛同を表明できるという取り組みです。

SNSへの投稿に加え、オリジナルエコバッグ販売、ロゴステッカー配布、協賛パートナーの募集などを行うことで、「Women’s Wellness Action from Shibuya 」への関心を高めることに成功しています。

□JILL STUART　「国際女性デー　ハッシュタグキャンペーン」

https://www.jillstuart.jp/news/2023-03-01.html

「国際女性デー　ハッシュタグキャンペーン」は、アパレル販売のJILL STUARTが国際女性デーを記念して、Instagramで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーはInstagramに投稿された写真を「#WJ_MIMOSA」のハッシュタグをつけてフィード投稿するか、自分がパワーをもらった写真とエピソードと共に#WJ_MIMOSAのタグをつけて投稿すると、抽選でプレゼントがあたるSNSキャンペーンです。

「女性の元気」をテーマにすることで国際女性デーとの関連性を高め、ブランドイメージの向上と認知度アップに成功しています。

【ホワイトデー】SNSキャンペーン

□石村萬盛堂　「＃ホワイトデーはマシュマロ」

https://www.ishimura.co.jp/whiteday/marshmallow/

「＃ホワイトデーはマシュマロ」は、菓子販売の石村萬盛堂がホワイトデーにInstagramとX･Twitterで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは石村萬盛堂のマシュマロを使ったアレンジレシピやマシュマロをかわいく撮った写真を投稿すると、優秀者においしいお菓子の詰め合わせがプレゼントされます。

ホワイトデーというマシュマロの販売が増えるタイミングに、マシュマロのイメージアップを図ることで、自社商品の販売拡大と企業のイメージアップという2つの成果を上げることに成功しています。

□EVEBOT JAPAN　「ホワイトデーSNSキャンペーン」

https://twitter.com/evebotj

「ホワイトデーSNSキャンペーン」は、次世代プリンター、ロボット等を手掛けるEVEBOT JAPANがホワイトデーにX･Twitterで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは手作りお菓子を自分のX･Twitterで投稿し、EVEBOT JAPANが運営する公式LINEに登録後、その投稿内容を共有することで、食用ハンディプリンターやペン型食用プリンターなどが当たります。

ホワイトデーに「手作りお菓子」という選択肢を提案するとともに、手作りお菓子に関心が高いユーザーに自社商品の認知を高めることに成功しています。

□ヴィレッジヴァンガード　「ホワイトデープレゼントキャンペーン」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003239.000018131.html

「ホワイトデープレゼントキャンペーン」は、書籍や雑貨の販売を手掛けるヴィレッジヴァンガードがホワイトデーにInstagramとX･Twitterで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーはヴィレッジヴァンガードの公式Instagramまたは公式Twitterをフォロー＆対象投稿をリツイートすることで、ヴィレッジヴァンガードから愛とお菓子をお返しするという企画です。

「もらってないけど、配ります」という遊び心あふれたコピーを用いることで、ホワイトデーへの関心を高めるとともに、ちょっとしたお返しにヴィレッジヴァンガードの商品を利用してもらうことに成功しています。

【卒業・入学】SNSキャンペーン

□東京ドーム　「卒業生いらっしゃい2023 キャンペーン」

「卒業生いらっしゃい2023 キャンペーン」は、レジャー施設運営を行う東京ドームが、春卒業の思い出を提供する、リアルイベントとX･Twitterを連動したキャンペーンです。

ユーザーはX･Twitterで公式アカウントをフォロー後、対象投稿のリポストを行うと、イベント会場の引換所にてオリジナルノベルティを受け取れるという企画です。

卒業生に「レジャー施設での1日」という思い出作りの提案を行うとともに、施設来場者と認知度をアップさせることに成功している事例です。

□ユザワヤ　「＃入園入学ユザワヤ」

https://www.yuzawaya.co.jp/sns/igtwofb2101/

「＃入園入学ユザワヤ」は、手作りホビー材料の大型販売店を展開するユザワヤが、入園入学グッズの手作りをテーマにした、InstagramとX･Twitterで実施したキャンペーンです。

ユーザーはInstagramまたはX･Twitterの公式アカウントをフォロー後、「#入園入学ユザワヤ」のハッシュタグを付けて手作り入園入学グッズの写真を投稿すると、抽選で高級ミシンなどのプレゼントが当たります。

入園入学のタイミングにあわせて「手作り入園入学グッズ」への関心を高めることで、手作りグッズへの関心を高めるとともに、自社店舗の認知度アップに成功しています。

【新生活】SNSキャンペーン

□+　「#イケアと新生活」

「#イケアと新生活」は、家具・雑貨販売を行うIKEA Japanが、新生活のスタートをテーマにInstagramで実施したキャンペーンです。

ユーザーはイケアで購入した商品や模様替えした部屋の写真にハッシュタグをつけて投稿すると、優秀者にギフトカードがプレゼントされます。

新生活という新たな家具・雑貨需要が起きる時期に、ユーザーの投稿を通じて自社商品をPRすることで、認知度の拡大を図るとともに、店舗への誘導にも成功した事例です。

□ママイクコ　「#ありがとうを贈る」

https://www.instagram.com/p/B8f2Zh_DTIB/

「#ありがとうを贈る」は、雑貨販売を手掛けるママイクコが、新生活の始まりにありがとうを贈るをテーマにした、Instagram上でのキャンペーンです。

ユーザーはママイクコのInstagram公式アカウントをフォロー後、新生活を始める人に贈りたいママイクコの商品を入れた写真を「#ママイクコ」と「#ありがとうを贈る」のハッシュタグをつけて投稿すると、抽選で新生活アイテムが当たります。

新生活を始める人に贈るという新たなプレゼントの形を提案することで、自店舗の商品売上と認知度を向上させるという、工夫を凝らしたキャンペーンの事例です。

【春休み】 SNSキャンペーン

□から揚げの天才　「春休みぬりえキャンペーン」

https://karaagenotensai.com/topics/133/

「春休みぬりえキャンペーン」は、唐揚げ販売を手掛けるから揚げの天才が、春休みに小学生以下の子供を対象にX･TwitterとInstagramで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは「から揚げの天才」の店頭に置いてある専用用紙に色を塗って、「#から揚げの天才」をつけて公式X･TwitterまたはInstagramにぬりえを投稿すると、抽選でプレゼントが当たります。

春休みという子供が家で食事する機会が多い時期に、店頭とSNSをミックスしたキャンペーンを実施することで、商品売上と認知度の両方をアップさせることに成功しています。

□湯快リゾート　「世界に一つだけ！湯桶ジャンボプリンをみんなでつくろうプラン」

「世界に一つだけ！湯桶ジャンボプリンをみんなでつくろうプラン」は、天然温泉リゾートを展開する湯快リゾートが、学生の春休みの思い出づくりをテーマにX･TwitterとInstagramで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは湯快リゾートで湯桶で作った「湯桶ジャンボプリン」と一緒に撮影した写真を指定のハッシュタグをつけてX･TwitterまたはInstagramに投稿すると、抽選で宿泊券がプレゼントされます。

春休みという学生が思い出作りをする時期に、ジャンボプリンというユニークな商品でリゾート施設への誘導を図るとともに、SNSによる情報拡散にも成功しています。

□東宝　「#春休みは映画を観よう！」

＼📽#春休みは映画を観よう！／

　🎬東宝映画情報公式SNS
プレゼントキャンペーン開催🎉

🎁20名様に映画オリジナルグッズ
(非売品)をプレゼント✨

1⃣本アカウント(@toho_movie)をフォロー
2⃣この投稿をリツイート
※4/2(日)23:59まで

さらに！対象作品の感想・期待を
引用ツイートすると当選率UP！ pic.twitter.com/cjVlcKDE1J

— 東宝映画情報【公式】 (@toho_movie) March 25, 2023

「#春休みは映画を観よう！」は、映画配給を行う東宝が、春休みの映画プロモーションのためにX･Twitterで実施したSNSキャンペーンです。

ユーザーは東宝のX･Twitte公式アカウントをフォロー後、該当投稿をリツイートすると、抽選で非売品の映画オリジナルグッズがプレゼントされます。

映画のオリジナルグッズでユーザーの参加を促し、春休み公開映画の情報を拡散させることで映画館への来場者をアップさせることに成功しています。

春キャンペーンを成功させるコツ

春は新たな需要を獲得する絶好のチャンスです。しかし、そのチャンスを活かすには効果的な春キャンペーンを展開することが重要です。ここでは、春キャンペーンを成功させるためのコツについて、解説します。

体験型イベントを実施する

春は新しい出会いとともに、思い出に残るイベントが数多く催されます。この季節に顧客にキャンペーンを通じて新たな体験を促すと、その体験は思い出につながり、顧客のモチベーションを高めます。

また、顧客は体験型のイベントを通して直接商品を試したり、ブランドの理念や価値観を実感したりすることで、より大きな感動や満足へとつながるでしょう。

体験型イベントの例としては、商品のデモンストレーションや試食会、ワークショップや体験型のゲームなどがあります。また、春ならではの要素を取り入れた桜や新緑をテーマにしたイベントや、春らしい季節限定商品の提供なども季節感の演出に効果的です。

体験型イベントは顧客の楽しい思い出を作り、商品に対する興味や愛着を深めることで、リピート購買や口コミの促進にもつながります。春キャンペーンを企画する際には、顧客の興味やニーズに合わせた体験型イベントを計画しましょう。

※参考　「子供にカメラマンを体験させるキャンペーン」

https://camtsuku.com/works_campaign/#cat-3

イベントに合ったSNSを選ぶ

春のSNSキャンペーンを実施する際は、イベントに合ったSNSを選ぶことが重要です。数多くあるSNSの中で、キャンペーンで高い効果を期待できるのは、X･TwitterとInstagramです。これらのSNSは、春のイベントに関連した情報や画像を多く投稿する人が多く、キャンペーンのターゲットとなる若年層にも人気があります。

X･Twitterは、情報拡散や認知度アップを目的としたキャンペーンに効果的なSNSです。X･Twitterは日本国内で多くのユーザーが利用しており、幅広い層に訴求できます。また、リポストやハッシュタグなどの機能を利用することで、多くのユーザーにイベントやキャンペーンの情報を届けられます。

※参考　診断コンテンツを活用し、情報拡散を図った事例
「ツブ＆ピースでいこう！ストレスあるある診断」

https://camtsuku.com/works_campaign_sns/diagnosis_campaign/

一方、Instagramは、ファン育成や購買を目的としたキャンペーンに効果的です。Instagramは写真や動画を通じて利用するユーザーが多いため、イベントの雰囲気や魅力をビジュアルで伝えられます。また、多くのユーザーが、投稿された写真やストーリーを商品購入の参考情報にすることも多く、販売促進と連携したキャンペーンとの相性がとても良いと言えます。

※参考　キャンプをテーマにすることでキッチン関連商品をアピールした事例
「フロッシュ フォトコンテストキャンペーン」

https://camtsuku.com/works_campaign_sns/instagram_campaign/

キャンペーンを企画する際は、キャンペーンの目的やターゲットに応じて、最も効果的なSNSを活用していきましょう。

キャンペーンツールを利用する

SNSキャンペーンは企画次第で、多額の広告出稿を行わなくても実施できるプロモーション活動です。そのため、他のプロモーション活動よりも高い費用対効果を期待できます。

しかし、SNSキャンペーンを自社だけで運用しようとすると、以下のような作業が発生してしまいます。

・応募ツイート（#ハッシュタグ、リツイート、いいね）の収集
・フォロワーの確認作業
・抽選作業
・当選者へDMでの当選連絡
・賞品送付先情報（個人情報）の取得

このようなキャンペーン業務を省力化するのに有効なのが、キャンペーンツールです。キャンペーンツールとは、SNS上でのキャンペーン実施に必要な事務局作業を効率化するツールです。

このキャンペーンツールを導入すると、SNSキャンペーンに関わる作業を自動または簡素化できます。特に、春期間に複数のキャンペーンを展開する際は、作業量が大幅に増加するケースがあるため、キャンペーンツールを有効活用することが大切です。

キャンペーンツールなら「キャンつく」

春キャンペーンは新規顧客を獲得するためには、とても重要なキャンペーンと言えます。しかし、自社運用でキャンペーンを実施する際は、キャンペーンや応募者の増加にともなって多大なキャンペーン業務が発生します。

そのような場合におすすめしたいのが、X･TwitterとInstagramに対応したキャンペーンツール「キャンつく」です。「キャンつく」はキャンペーンの企画から運用までを、簡単にセルフ運用できるSNSキャンペーンツールです。

ここでは、「キャンつく」をSNSキャンペーンに利用するメリットについて紹介します。

高機能&簡単設定

「キャンつく」は、誰でも簡単にキャンペーンをセルフ運用できる高機能なキャンペーンツールです。「キャンつく」は簡単設定と自動化機能により、キャンペーンに関する業務を大幅に削減できます。

ユーザーは直感的な操作で、応募条件やプレゼント内容、キャンペーン期間などの内容を設定できます。また、キャンペーンの進行中にも柔軟な変更ができ、リアルタイムでキャンペーンの進捗状況を管理することも可能です。

さらに、「キャンつく」の自動化機能を活用すれば、運用業務の手間を大幅に軽減できます。例えば、応募者への自動返信メールの送信や、当選者の自動発表などの作業自動化により、キャンペーン業務を効率化して、時間と労力を節約できます。

安心サポート

キャンペーンを自社だけで実施・運用するのは、経験が少ないと不安があるものです。そんな時、頼りになるのが、バディの存在。バディとは、キャンペーンの設定や運用に関する相談やサポートをしてくれるパートナーのことです。

キャンペーンの自社運用は、コストや時間の削減には有効ですが、トラブルや不安に直面するリスクもあります。このような場合に、信頼できるバディがいれば、安心してキャンペーンを進められます。

「キャンつく」を提供している株式会社ピクルスは、お客様のバディとして、キャンペーンを安心サポートします。

▼キャンつくのサポート内容

まとめ

ここまで、春キャンペーンの事例と成功させるためのコツを紹介しました。

春は新規顧客において、年間を通じても重要な商戦期です。また、新生活に合わせて訴求するブランドイメージは、他の時期よりも顧客に大きな影響を与えます。この重要な春商戦において、効果的なSNSキャンペーンを実施すれば、新規顧客獲得、ブランドイメージ構築、売上の安定化などを期待できます。

春商戦において効果的なSNSキャンペーンを展開し、ビジネスの成功へとつなげていきましょう。

春のSNSキャンペーン実施に際し、キャンペーンツールをお考えなら、ぜひ「キャンつく」をご検討ください。「キャンつく」をご利用いただいたお客様の声を紹介しますので、ご参考ください。