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< 記事一覧X(Twitter)のAPI制限とは、Twitterにかかる負荷を軽くするために行われたTwitter機能を制限する措置のことです。Twitterをマーケティングに取り入れたいとお考えであれば、API制限を緩和してTwitterの高い拡散効果を存分に利用していきましょう。本記事ではAPI制限が行われた理由から対処法まで解説しています。
公開日:2023.11.21
X(Twitter)のAPI制限とは、Twitterにかかる負荷を軽くするために、オーナーであるイーロン・マスク氏が行ったTwitterの機能を制限する措置のことです。
2023年7月1日にツイート閲覧制限がかけられ、一般ユーザーのほうでも「ツイートが見れない」といった事態が発生しました。
2023年11月現在ではAPI制限の規制が緩くなってきてはいるものの、完全に無くなったわけではありません。
本記事ではTwitterのAPI制限について、実施された理由から現在の状況、API制限の対処法まで解説します。
また、下記動画では「イーロン・マスク氏によるTwitter社買収からAPI有料化まで」「企業とX・Twitterの付き合い方」について、トゥギャッター株式会社 代表取締役社長 吉田 俊明氏と議論しています。
こちらも合わせてご覧ください。
※当コンテンツは、SNSキャンペーンツール「キャンつく」で4000件超の支援実績を持つピクルスが監修しています。
目次
TwitterのAPI制限とは、Twitterにかかる負荷を軽くするためにツイートやフォローなどの機能を制限する措置のことです。
日本では2023年7月1日、Twitter上で「API呼び出しの回数制限を超えました」と表示されるようになり、タイムラインの取得、いいね、RT、ツイート、リプ、DM、フォロー数などが制限されました。
現在は制限が緩和され、一般ユーザーがTwitterを利用するにはほとんど問題ない状態ですが、当時は大勢の人が普段のようにTwitterを使えなくなってしまいました。
TwitterのAPIを制限した理由についてイーロン・マスク氏は、「極端なレベルのデータスクレイピングに対処するため」と明言しています。
ここで言うデータスクレイピングとは、Twitterのプログラム以外からTwitterの出力を抽出することです。
▼イーロン・マスク氏が投稿したツイート
このように、極端なレベルのデータスクレイピングに対処するために、TwitterのAPIを一時的に制限したとされています。
また、同時期に行われたTwitterAPIの有料化も、スクレイピングに対処するためとされています。
Twitterのサーバー負荷が急激に高まった状況を解消するまでの一時的な対処という見方もあったようですが、現在もその状況は続いており(後ほど詳しく解説)、Twitter社の経営回復のために有料プランへの加入を間接的に誘導しているのではないかと当サイトでは考えています。
イーロン・マスク氏によるTwitter社買収からAPIの有料化については下記動画で解説していますので、興味がある方はぜひご覧ください。
上記画像のように、現在は主にTwitterをビジネスとして利用しているアカウントにAPI制限の影響が出ていますが、一般ユーザーにはほとんど制限がかからない状況まで緩和されています。
そのためか、Twitter買収やAPIの制限などの騒動が起きた後も引き続きTwitterを利用するユーザーは多く、1日1回以上Twitterを開くという方は全体の75.8%いるという結果が出ています。(下記画像)
アライドアーキテクツ株式会社「echoes」による「ライフスタイルに関するアンケート」より引用
心配されたTwitter離れはほとんど起きていないため、これからTwitterをマーケティングに利用しても十分効果は得られるでしょう。
今後、APIの制限がさらに緩和される可能性もありますが、現時点でのAPI制限に対処しなければスムーズにTwitterを活用することはできません。
API制限の対処法として、以下の2つを紹介していきます。
・Twitterで行う操作を減らす
・Twitter blueに加入する
TwitterのAPI制限の対処法の1つは、Twitterで行う操作を減らすことです。
・RT数
・DM数
・フォロー数
・ツイート数
上記の操作を減らすことでAPI制限を防げます。
しかし企業でTwitterを運用していきたい場合、これらを行うことは難しいため以下で解説する「Twitter blue」に加入する方法も検討してみてください。
Twitter blue(認証済みアカウント)に加入すると、API制限が大幅に緩和されます。
2023年7月2日時点のイーロン・マスク氏の発表(上記画像)によると、認証済みアカウントであれば1日6000件の投稿を閲覧できるとあります。
現在は制限が緩和され、下記の件数となっているようです。
・認証済みアカウント:1日あたり10,000件
・未認証アカウント:1日あたり1,000件
・新規未認証アカウント:1日あたり500件※上記の件数に関するイーロンマスク氏の該当の投稿は見つけることができませんでしたので、参考としてください。
なお、Twitter blueに関しては下記で詳しく解説していますので、認証済みアカウントに興味がある方はぜひご覧ください。
Twitter Blueとは?できることや使うメリット、加入方法について詳しく紹介
ここまでTwitterのAPI制限について、制限した理由やAPI制限の現在と今後、対処法まで解説してきました。
今年7月、「データスクレイピングに対処する一時的な措置」としてTwitterのAPIが制限され、合わせてAPIが有料になったことでサービスを中止せざるを得ない企業が後を絶ちませんでした。
イーロン・マスク氏によるTwitter改革は今後もまだ続く可能性があり、自社のTwitter運用に関して不安を感じられている方もいるかもしれません。
ピクルスが提供するTwitterキャンペーンツール「キャンつく」は、TwitterAPIの最上級有料プラン「Enterprise」に加入しているため、今後も安心してサービスをご利用いただける体勢を整えています。
詳しくは下記記事をご覧ください。
Twitter API有料化でツールはどうなる?最新プランの詳細や、既存プランとの違いをわかりやすく解説
また、ピクルスはTwitterが日本で流行し始めた2008年から10年以上、多種多様なSNSキャンペーンを4000件超、手掛けてきた実績があります。
今後もTwitterの動きに注目し対応していくため、Twitter運用を迷われている方も安心してご利用いただけます。
「キャンつくの詳細を知りたい」「Twitterをマーケティングに活用してみたい」と興味を持たれた方は、下記からお気軽にお問い合わせください。
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下記動画では、企業のX・Twitteとの付き合い方について議論しております。
ぜひご覧ください。
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