インスタントウィンとはその場で当選結果が分かるキャンペーンのことです。
Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンを「Twitterインスタントウィンキャンペーン」といい、実施することで自社アカウントや商品の認知拡大、顧客ロイヤリティを向上させることも可能です。
本記事ではTwitterインスタントウィンキャンペーンのメリットデメリットや注意点、やり方について解説します。
お読みいただくことでTwitterインスタントウィンキャンペーンについて理解でき、自社で行う際のヒントが得られますのでぜひ最後までご覧ください。
※当コンテンツは、インスタントウィンツール「キャンつく インスタントウィン」で多くの支援実績を持つピクルスが監修しています。
- インスタントウィンとは
- インスタントウィンの種類
- フォロー&リツイート
- フォロー&アクション
- URL型
- インスタントウィンのメリット、効果
- 企業側のメリット
- ユーザー側のメリット
- インスタントウィンのデメリット
- インスタントウィンのやり方5ステップ
- 1.ターゲット・実施期間などを決める
- 2.キャンペーンの内容を決める
- 3.インスタントウィンツールを選ぶ
- 4.クリエイティブを作成する
- 5.キャンペーンをスタートする
- インスタントウィンキャンペーン成功事例
- 1.フォロー&リツイート「メルカリ」
- 2.フォロー&アクション「朝日新聞出版」
- ③URL型「グッドスマイルカンパニー」
- インスタントウィンキャンペーン2つの注意点
- 1.フォロワー離れ対策を立てておく
- 2.ツイート制限の解除申請を行う
- インスタントウィンキャンペーン成功の3つのコツ
- 1.誰もが欲しいと思う賞品にする
- 2.当たるかもと思わせる当選人数にする
- 3.簡単に応募できる
- インスタントウィンキャンペーンツールなら「キャンつく」
インスタントウィンとは
インスタントウィンとはその場で当選結果が分かるくじ引き型のキャンペーンのことで、Twitterで行うインスタントウィンキャンペーンでは、ユーザーがキャンペーンに応募すると抽選結果がリプライ等に送られる仕組みとなっています。
またピクルス調べでは、Twitterインスタントウィンキャンペーンは他のTwitterキャンペーン手法に比べて「50%フォロワー獲得数が増える」と結果が出ており、Twitterインスタントウィンキャンペーンは認知拡大にとても効果があると言えます。
下記でTwitterインスタントウィンを体験できますので、ぜひ一度お試しください。
インスタントウィンの種類
Twitterインスタントウィンキャンペーンには以下の3種類があります。
フォロー&リツイート
フォロー&アクション
URL型
順番に解説します。
フォロー&リツイート
フォロー&リツイートキャンペーンはその名前の通り、応募条件がフォローとリツイートのみのため、ユーザーが最も手軽に参加できるTwitterインスタントウィンキャンペーン手法です。
しかし実施までのハードルが少々高いため、ノウハウを持っているところに相談した方がよいでしょう。
コストはかかりますが、フォロー&リツイートはユーザーが手軽に参加できることから応募者数が多くなる傾向があり、高い拡散効果が期待できます。
フォロー&アクション
フォロー&アクションキャンペーンは、フォローと引用リツイートやフォローとハッシュタグ投稿など、フォローに加えてアクションを条件としているインスタントウィンキャンペーンです。
先ほどのフォロー&リツイートに比べると少しユーザーの参加に対するハードルが上がりますが、ハッシュタグ投稿を促すためトレンド入りできる可能性があります。
ちなみにハッシュタグ投稿では、Twitter広告の「カンバセーションボタン」を利用して行うキャンペーン手法もあります。
関連記事:カンバセーションボタンの作り方は?メリットやツイート方法も解説!
URL型
URL型は対象のツイートをリツイート後、キャンペーンのツイート内にあるURLにアクセス&ログインで結果が分かるキャンペーン手法です。
URLにアクセスする必要があるためユーザーにとっては手間がかかり、先述した手法ほどの勢いは見込めません。
しかし、どんなアカウントでも実施可能なため「インスタントウィンキャンペーンを試してみたい」という企業におすすめです。
※URL型は現在、ピクルスが提供しているキャンつくインスタントウィン「ライト版」と株式会社ギフティのインスタントウィンのみとなっています。
Twitterインスタントウィンキャンペーンだけでも3種類の手法がありますが、Twitterキャンペーンには他にもさまざまな手法があり、良い結果を出すためには「目的に合った手法を選ぶこと」が重要です。それらを含め、専門家からXキャンペーンのやり方を解説してほしい人は、ぜひ以下の記事を参考にしてみてください。
プロ直伝!X(Twitter)キャンペーンのやり方13種と事例。2024年度版。
上記の記事では、SNSキャンペーンの支援実績(4,000件以上)をもつピクルスがキャンペーンのやり方について分かりやすく解説しています!
インスタントウィンのメリット、効果
Twitterインスタントウィンキャンペーンは、ユーザーと企業、双方が受け取るメリットが大きく、人気がある手法です。 具体的にそれぞれどのようなメリットがあるのかみていきましょう。
企業側のメリット
Twitterインスタントウィンキャンペーンの企業側のメリットは主に4つあります。
1.拡散効果が高い
インスタントウィンは参加後すぐに当落が分かるため、ユーザーのキャンペーン参加に対するモチベーションを上げやすいです。
そのため、他のTwitterキャンペーンよりも参加者数が増える傾向にあります。
また参加条件にリツイートを入れているため、参加人数が増えることでその投稿を見たフォロワーがまた拡散するといった連鎖もおきやすくなり、高い拡散効果が期待できます。
2.工数を削減できる
インスタントウィンは自動で抽選、結果を連絡してくれる仕組みのため、運用にかかる工数を削減できます。
また賞品をクーポンなどのデジタルコンテンツにすると、商品発送の手間もはぶけます。
3.安価な商品でもキャンペーンを実施できる
インスタントウィンは手軽に参加できるキャンペーンのため、安価な商品でも参加者を集められます。
そのため「実施してみたいけど予算が気になる」と考えている方にもおすすめです。
4.顧客ロイヤリティが向上する
定期的にインスタントウィンキャンペーンを開催することで、顧客ロイヤリティ向上にもつながります。
ユーザーに「有益な情報や賞品を与えてくれる有益なアカウントだ」と思ってもらえるためです。
また、接点が多いほどユーザーはその企業に対して愛着を持つようになるため、潜在顧客を見込み客に育てることも可能です。
ユーザー側のメリット
ユーザー側のメリットも主に4つあります。 順番にみていきましょう。
1.参加したその場で結果が分かる
インスタントウィンの仕組みである「その場で結果が分かる」ことはユーザーにとってもメリットとなります。
応募してから当たるかどうか待つ時間というのは、未解決な事柄を抱えているようでスッキリしませんが、インスタントウィンであればすぐに白黒つけられます。
そのため後に引きずることなく、その場でキャンペーンを楽しんでもらえるでしょう。
2.商品が当選しやすい
インスタントウィンは「安価な商品を豊富に用意する」のが一般的なため、ユーザー側には商品が当選しやすいというメリットがあります。
また「もしかしたら当たるかも?」と運試し的な要素もあるためユーザーはワクワクでき、ちょっとしたイベントとして楽しんでもらえます。
3.ゲーム感覚で参加できる
インスタントウィンは通常のキャンペーンとは少し異なる「くじ引き型」のため、ゲーム感覚で楽しめるのも魅力です。
待ち時間やお昼休憩などの空き時間を有効に活用してもらえます。
4.気軽に挑戦できる
Twitterインスタントウィンキャンペーンには毎日参加できるものもあり、気軽に挑戦できるメリットがあります。
キャンペーンへの参加を日々の「楽しみ」にしてもらうこともできるでしょう。
インスタントウィンのデメリット
インスタントウィンはユーザーが気軽に参加できるメリットがある反面、アカウントへの興味が低いユーザーが多く集まります。
そのためキャンペーン終了後にフォローを解除されてしまう点がデメリットとなっています。
しかしキャンペーンをきっかけにファンになる可能性も充分ありますので、キャンペーン終了後はユーザーに役立つ情報を発信したり、定期的にキャンペーンを行ったりなど、離脱を防ぐ動き方をあらかじめ考えておくとよいでしょう。
インスタントウィンのやり方5ステップ
次にインスタントウィンのやり方を5ステップで解説します。
ターゲット・実施期間などを決める
キャンペーンの内容を決める
インスタントウィンツールを選ぶ
クリエイティブを作成する
キャンペーンをスタートする
1.から順番に確認していきましょう。
1.ターゲット・実施期間などを決める
まず初めにキャンペーンのターゲットや目的、実施期間を決めていきます。
ターゲットや目的があいまいだと参加人数を集めることができないため、しっかりと具体的に決めましょう。
またキャンペーンを実施するまでに「企画制作」や「Twitter社にツイート制限解除の申請をする」などさまざまな準備があります。そのため、タイトなスケジュールにならないように「準備にかかる時間」を考慮したうえで実施期間を決めておくと安心です。
2.キャンペーンの内容を決める
キャンペーンの内容は具体的に「テーマ」「応募方法」「当選人数」「賞品」などの項目を設定していきます。
例えばキャンペーンの目的が「認知拡大」であれば、応募方法は最も手軽に参加できる「フォロー&リツイート」がよいでしょう。その先の企業や商品の理解促進が目的であれば「フォロー&アクション」「URL型」がおすすめです。
当選人数や賞品は予算から逆算して設定します。その際できるだけ当選人数を多く設定したほうが参加者を多く集められます。
3.インスタントウィンツールを選ぶ
インスタントウィンを行う際は、ツールの導入をおすすめします。
インスタントウィンツールがないとキャンペーンの成果把握が難しく、その後の施策を展開するのも難しいためです。
コストはかかりますが、自社アカウントや商品の認知を確実に広げ、売上を拡大していくためには必要な投資と言えます。
インスタントウィンツールは業者によって利用できる機能や対応内容が異なりますので、自社の目的や予算に合ったツールを選ぶようにしましょう。
以下の記事でインスタントウィンツールの比較や選び方を解説していますので、参考にしてください。
【専門家監修】インスタントウィンツール厳選10選+おすすめ12選
4.クリエイティブを作成する
ツイートに用いるクリエイティブはユーザーが「参加したい!」と思わず行動してしまうようなワクワクするものにしましょう。
時節に合わせたり人気キャラクターや芸能人を上手に起用したりすると、ユーザーに興味をもってもらいやすいのでおすすめです。
また最近はキャンペーンのツイートにショート動画を活用するケースが多くなっています。
Tik Tokの流行からもショート動画はユーザーに受け入れられやすいため、作成しておくとキャンペーンをより盛り上げられるでしょう。
5.キャンペーンをスタートする
キャンペーンスタート後は、インスタントウィンツールが自動で抽選し、ユーザーに結果を送付してくれます。
浮いた人的リソースを活用して別の施策を考案したり、企画のブラッシュアップに充てたりしてもよいでしょう。
しかし「参加しても通知が届かない」などのトラブルが起きる可能性がありますので、状況は常に把握しておく必要があります。
インスタントウィンキャンペーン成功事例
インスタントウィンキャンペーンの成功事例を種類別に3つ紹介します。
1.フォロー&リツイート「メルカリ」
こちらは株式会社メルカリが行った「フォロー&リツイート」のインスタントウィンキャンペーンです。
お正月とおみくじという時節に合わせたキャンペーンにすることでユーザーの参加に対するモチベーションをうまく高めています。
すぐ結果が分かるインスタントウィンの仕組みと、おみくじの親和性の高さがユーザーの参加をさらに後押しし、2.7万件以上のリツイートを獲得して大ヒットとなりました。
2.フォロー&アクション「朝日新聞出版」
こちらは株式会社朝日新聞出版が行った「フォロー&アクション」のインスタントウィンキャンペーンです。
対象アカウントをフォローし、クイズに答えてツイ―トすることで応募となります。
このキャンペーンのターゲットは小学生です。「クイズを解いてツイートする」という子どもの好奇心を上手く利用して、キャンペーンを成功させました。
またオートリプライも工夫されており、応募することで試し読みができるようにして「子どもの知的好奇心や探求心を高めたい」という親御さんへのアプローチも同時に行っていました。
③URL型「グッドスマイルカンパニー」
こちらはフィギュアや玩具を販売する株式会社グッドスマイルカンパニーが行った「URL型」のインスタントウィンキャンペーンです。
URL型はフォロー&リツイートキャンペーンに比べると勢いは衰えますが、ホロライブファンに「手に入れたい!」と思ってもらえるようにキャラクターのアイコンを「参加者全員プレゼント」に設定。
アイコンをもらったファン同士がTwitter内で交流するきっかけにもなり、URL型ながら4600件以上のリツイートを獲得しました。
インスタントウィンキャンペーン2つの注意点
インスタントウィンキャンペーンの注意点は以下の通りです。
フォロワー離れ対策をたてておく
ツイート制限の解除申請を行う
注意点を理解し、インスタントウィンキャンペーンを最大限に活用していきましょう。 1つずつ解説します。
1.フォロワー離れ対策を立てておく
インスタントウィンのデメリットでもお伝えしましたが、インスタントウィンキャンペーン後はフォローを解除するユーザーが一定数います。
しかしキャンペーンに参加したユーザーは多少なりとも商品に興味を持ってくれたと考えられるため、キャンペーン終了後も定期的に交流を取るとフォロワーの定着につながる可能性が高くなります。
キャンペーン後に次回のキャンペーンを告知したり、参加者へのお礼のメッセージを送付したりするのも効果的です。
またキャンつくのこれまでの支援実績でも、定期的にキャンペーンを行った方がフォロワー離れは起きにくいという結果がでています。
特に、キャンペーンの賞品を「ギフト券→自社のニッチな商品→ギフト券」といった形にすれば、新規ユーザーと自社のファン両方の満足度を高めつつ、自社商品の認知向上もできるのでおすすめです。
このようにユーザーを満足させられることができればフォロー解除を防げますので、キャンペーン後の対策もしっかりと計画しておきましょう。
2.ツイート制限の解除申請を行う
Twitterインスタントウィンキャンペーンを行う際は、ツイート制限の解除申請を忘れずに行ってください。
Twitterでは1日に可能なツイート数に制限があるため、解除申請を忘れると当選者に連絡ができなかったりアカウントが凍結してしまったりして、キャンペーンを遂行できなくなってしまいます。
しかしピクルスが提供しているキャンつくインスタントウィン「ライト版」であればツイート制限の解除が必要ないため、初めてインスタントウィンを行うという方でも安心して始められます。
インスタントウィンキャンペーン成功の3つのコツ
SNSキャンペーンを3000件以上支援してきたピクルスの知見から、インスタントウィン成功の3つのコツを紹介します。
誰もが欲しいと思う賞品にする
当たるかもと思わせる当選人数にする
簡単に応募できる
自社で実施する際の参考にしてください。
1.誰もが欲しいと思う賞品にする
成功のコツ1つ目は、誰もが欲しいと思う賞品にすることです。 インスタントウィンは手軽に参加できるため、自社のコアなターゲットでないユーザーの参加も見込めます。
そのため、自社や商品のファンにならずとも「欲しい」と思う賞品にすることで参加者が増え、認知を大きく広げられます。
例えば主に美意識が高い女性をターゲットにした「ヘアアイロン」を賞品にした場合、たとえキャンペーンに手軽に参加できたとしても、多くの男性は参加しないと予想されます。
しかしコンビニで使える1000円分のクーポン券にした場合は、年齢・性別関係なく使用できるため参加者は増えるでしょう。
このように、インスタントウィンの特徴を活かした賞品にすることが成功のコツとなっています。
2.当たるかもと思わせる当選人数にする
成功のコツ2つ目は、当たるかもと思わせる当選人数にすることです。
幅広い層が参加するインスタントウィンにおいては、「当たりそうだからやってみようかな」と思わせることが重要なためです。
ちょっとしたゲーム感覚でユーザーに楽しんでもらうことが、インスタントウィンを実施する上で重要なポイントになっています。
3.簡単に応募できる
キャンペーンの応募フローは簡単で参加しやすいように設計しましょう。
応募条件に感想など何か一言つけてもらう場合は、ユーザーに考えさせることなく書ける内容にするなど、できる限りユーザーの手間をはぶくことで参加をスムーズに促せます。
またキャンペーンの応募方法を記載した投稿や、URLページなども内容を分かりやすく作成しておくことが大切です。
「キャンペーンの内容がよく分からないから参加できない」とならないようにユーザー目線で確認しておきましょう。
インスタントウィンキャンペーンツールなら「キャンつく」
その場で当選結果が分かるインスタントウィンキャンペーンはTwitterと相性が良く、Twitterで行う「Twitterインスタントウィンキャンペーン」は今や様々な企業が実施しています。
これからTwitterインスタントウィンキャンペーンを実施しようとお考えであれば、確かな実績とノウハウを持っている協力者に依頼するのがおすすめです。
キャンつくを提供しているピクルスではSNSキャンペーンを4000件以上支援した実績があり、キャンペーンの企画作成やフォロワーの獲得などに関するノウハウを持っているうえ、さまざまな業界の成功事例を知っています。
またTwitterでキャンペーンを行うのが初めてという方でも安心していただけるように、カスタマーサクセス専門のチームを用意してサポートしたり、振り返りミーティングも実施したりしています。
そんなキャンつくからXキャンペーンのやり方を学びたいという方は、ぜひ下記より資料請求やオンラインMTGの予約をしてみてください。気軽にキャンペーンの相談に乗ってくれます。