SNSキャンペーン 活用ガイド
キャンペーンを活用するマーケター及び運用者向けに、基本情報からトレンド情報まで、最新の情報をお届けします。
< 記事一覧Instagram(インスタグラム)マーケティングの手法について詳しく解説。メリット・デメリットや始め方、成功事例について詳しく把握できます。インスタグラムマーケティングに必要な知識を幅広く紹介していますので、はじめてSNSを用いたマーケティングをする方は、ぜひ参考にしてみてください。
更新日:2024.5.8 公開日:2023.5.8
成功事例が複数見られることから、自社でも試してみたいという方もいるでしょう。しかし「どのようにインスタグラムでマーケティングを始めればいいかわからない」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか?
そのような方に向けて、本記事ではインスタグラムマーケティングの手法や始め方について基礎から詳しく紹介します。成功事例も紹介していますので、これからインスタグラムで集客したいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
※当コンテンツは、Instagramキャンペーンツール「キャンつく」を提供するピクルスが監修しています
目次
インスタグラムマーケティングとは、Instagram(インスタグラム)を活用して、集客やブランディングを行うことです。
Instagramは、画像や動画の投稿・閲覧ができるSNSで、月間3,300万人のユーザーが利用しています。魅力的な画像や動画を投稿することで、多くの人が興味をもって自社の投稿を見てくれるため、認知度の向上に有効です。
自社商品の紹介にも利用できるので、幅広い業種でインスタグラムマーケティングが実施されています。
インスタグラムマーケティングで活用される手法として、以下の4つがあります。
インスタグラムのマーケティング施策について具体的にイメージできますので、ぜひお読みください。
アカウント運用は、一般ユーザーと同じように画像や動画を投稿・配信して運用する方法です。主に以下のような機能を利用できます。
また、企業の場合、Instagramプロアカウントという企業向けのアカウントを無料で作成できます。
Instagramプロアカウントにすることで、お問い合わせ先の表示やInstagramのショッピング機能の利用が可能です。
Instagram広告は、インスタグラムのアプリやブラウザなどに出稿できる広告のことです。
出稿できる広告として、主に以下の5種類があります。
上記の広告を活用することで、投稿フィードやストーリーズなどあらゆる広告枠に配信可能です。広告費はかかりますが、フォロワーでないユーザーにも訴求でき、短期間で集客できます。
ターゲットの絞り込みも細かくできるので、費用対効果の高い運用が可能です。
Instagramで多数のフォロワーを獲得しているインフルエンサー(インスタグラマー)を起用して集客する方法もあります。
インフルエンサーに自社商品やサービスを紹介してもらうことで、ファンに対して認知拡大や購入促進を行えます。
たとえば、美容系の商品を得意としたインフルエンサーに、自社の化粧品を紹介してもらえば、化粧品に興味のあるユーザーに向けてのプロモーションが可能です。
キャンペーンは、Instagramで特定のアクションをしたユーザーがプレゼント抽選に参加できるイベントのことを言います。
主に以下のようなキャンペーンを実施している企業が多いです。
上記のようにユーザーに行動を促すことで、自社や自社商品について覚えてもらいやすくなるため、認知を拡大できます。
短期間でフォロワーを獲得できるので、コストパフォーマンスも高いです。
実際に各マーケティング手法ごとの1,000フォロワーを獲得できる期間を比較すると、キャンペーンがもっとも短いことがわかります。
また、1フォロワー獲得に発生するコストも以下のようになります。
上記よりキャンペーンは、低コストかつ短期間で集客したいと考えている方におすすめの手法です。
最近ではさまざまな企業からキャンペーンの運用支援ツールもリリースされており、顧客情報の管理や抽選を効率的に実施できるようになっています。
なお、キャンペーンで認知を獲得するには企画内容が面白く、参加しやすいことが求められます。しかし「どのような企画を立てればいいかわからない」という方もいるでしょう。
もしそのような方がいましたら、Instagramキャンペーンの成功事例や効果について詳しく紹介している以下の記事をご覧ください。
【2024最新版】Instagram(インスタ)キャンペーンの成功事例15選|効果・実施手順・注意点も解説!
上記の記事では、4,000件の導入実績をもつキャンつくがキャンペーンの実施方法や注意点などについても詳しく解説しています!
インスタグラムマーケティングのメリットとして、以下の5点があります。
メリットを確認し、自社にとってインスタグラムでのマーケティングが必要かどうかを判断してみましょう。
インスタグラムマーケティングでは、画像や動画を用いてビジュアルで訴求でき、認知度を高めることが可能です。
魅力的な写真を投稿したり、ユーザーが知りたい情報を図解で紹介したりすることで、自社について興味をもってもらいやすくなります。
興味をもったユーザーの中には、自社アカウントページから他の投稿も閲覧する可能性があり、購入促進につなげられる可能性もあります。
投稿内容に統一感を持たせることで、自社の理念や商品のコンセプトをユーザーに浸透でき、ブランディングにつなげられます。
ブランディングに成功すれば「○○といえば、この会社」というイメージを与えられるので、他社への差別化にも効果的です。
インスタグラムで発信を続ければ、現在商品に対して関心の低いユーザーにも知ってもらえるようになり、将来必要になったときに自社を想起して購入してもらえる可能性が高くなります。
インスタグラムを商品やサービスの販売チャネルとして利用でき、ユーザーの流入を増やせます。
とくにECサイトを運営している人の場合、ショッピング機能を活用することで、直接購入サイトに誘導でき、コンバージョン率の向上が期待できます。
店舗の集客においても、お問い合わせ先を掲載できるため、新規顧客の獲得が可能です。
インスタグラムには、コメント機能やDM機能があり、顧客と直接コミュニケーションを取れます。
顧客からリアルな意見を聞けるため、商品やサービスの改善に活用できる情報を収集できます。意見に対して丁寧に対応し、適切に対処することで顧客満足度が向上し、意見を送ったユーザーがリピーターになってくれるケースも少なくありません。
インスタグラムでは、アカウントの作成や写真・動画投稿が無料でできるため、低コストでの集客が可能です。簡単な画像加工・動画編集であれば無料ソフトやインスタの機能でできるので、運用スタッフの人件費のみで運用できます。
Instagram広告やキャンペーンを実施した場合も、広告費やプレゼントの購入費などは発生しますが、テレビCMや新聞雑誌広告よりも低コストで始められます。
インスタグラムマーケティングのデメリットとして、以下の3点があります。
デメリットもしっかりと把握して、インスタグラムマーケティングを実施するか判断しましょう。
インスタグラムでは、Twitterのようなリツイート機能がなく、投稿を拡散できない点がデメリットです。アカウントをフォローしていないユーザーに情報を届けたくても、ユーザーが発見タブでの閲覧やハッシュタグでの検索機能を利用しない限り、見られない可能性が高いです。
できるだけ多くの人に見てもらうためには、フォロワーの獲得が重要になります。
画像や動画で伝えにくい商品やBtoB向けの商材は、インスタグラムマーケティングに向いていない場合があります。
ビジュアルで訴求できないため、商品やサービスの魅力を伝えにくく、投稿フィードに掲載されてもなかなか見てもらえません。
インスタグラムでは、BtoBの商材よりもデザインで訴求しやすいBtoC向けの商品が向いています。ただし、親しみやすいコンテンツを発信して成功しているBtoB企業もいるので、参考にして試すのもひとつの手段として良いでしょう。
ブランディングや集客に成功するには、半年以上かかる場合がほとんどです。継続して投稿をし、投稿内容を分析・改善していくことで効果が得られます。
できるだけ短期間で集客したい方は、アカウント運用だけでなく、広告やキャンペーンも活用しましょう。
なお、インスタグラムの運用に成功するには幅広いスキルが求められており、運用を始める前に自社にスキルがあるかどうかを客観的に把握することが重要です。
しかし、自社が運用に必要なスキルを持っているかどうかわからない方もいるでしょう。もしそのような方がいましたら、SNS運用力診断を活用してみてはいかがでしょうか?
運用力診断では運用に必要な9つのスキルから、自社スタッフがどのようなタイプの運用者なのかを把握できます。
タイプごとの運用方法のアドバイスもお伝えしていますので、効果的なインスタグラムマーケティングをしたい方は、ぜひ無料診断を受けてみてください。
インスタグラムマーケティングは、以下の手順で実施します。
はじめてインスタグラムマーケティングを実施する方は、ぜひこの章を読みながらマーケティングの準備をしてみましょう。
また、インスタグラム運用の始め方についてはこちらの記事でも紹介していますので、あわせてお読みください。
はじめにインスタグラムマーケティングが自社に必要な理由を把握するために、目的や目標を決めましょう。目的によってはインスタグラム以外のマーケティング方法が望ましい場合もあるので、目的の設定は非常に重要です。
また、目標については、売上や利益などの最終的なゴールの中間指標となるKPI(重要業績評価指標)を設定します。
よく活用されているKPIとして、以下のようなものがありますので、見てみましょう。
上記のように計測可能なKPIを設定してから、マーケティングを始めます。
エンゲージメント数については、下記で計算の仕方などについて詳しく解説しています。
目的や目標を決めた後は、伝えたいメッセージやコンセプトを明確にするために、ターゲットを設定しましょう。ターゲットを明確にしないと、誰にも刺さらない投稿になって、成果が得られない可能性があります。
以下のような要素からターゲットを細かく設定することをおすすめします。
・性別
・年齢
・年収
・家族構成
・趣味・関心
ターゲットを絞り込むことで、刺さりやすい投稿内容を考えやすくなります。
目的やターゲットが決まり、インスタグラムが自社において最適なマーケティング手法であると判断したら、インスタグラムのアルゴリズムを理解しましょう。
アルゴリズムを理解することで、どのような運用を心がければいいか判断できます。
フィード投稿やストーリーズなどは、以下のような要素で掲載順位が決まるので、これらを意識したクリエイティブを作成できるようにしましょう。
・ユーザーの関心度
・投稿内容の閲覧時間
・コメント数
・いいね数
・プロフィールのタップ数
・投稿日時
チームで運用する場合は、全員の投稿内容に統一感を出すために運用方針を明確にしましょう。ガイドラインを作成し、以下のようなことを明記します。
・投稿の目的
・ターゲット層
・画像や動画のテイスト
・投稿すべき内容
・NGにしている投稿内容
・投稿頻度
上記を記載することで、全員のクリエイティブのクオリティを均一化でき、ユーザーに自社コンセプトを伝えやすくなります。
運用方針が定まれば、本格的に運用をはじめます。投稿を行ったら、定期的に効果測定を実施しましょう。プロアカウントを活用すれば、InstagramインサイトというInstagram公式の効果測定ツールを利用できます。
投稿内容の比較・検証を実施し、エンゲージメントやフォロワー増加につながる投稿ができるよう、運用ノウハウを蓄積しましょう。
インスタグラムマーケティングの成功事例として、以下の4つを紹介します。
・北欧、暮らしの道具店
・CipiCipi
・アルビオン
・平塚市
自社でマーケティングの参考になるかもしれませんので、ぜひお読みください。
なお、下記の記事でもインスタ運用の事例について紹介していますので、参考にしてみてください。
北欧を中心にさまざまな国の雑貨やインテリアをECショップで販売している「北欧、暮らしの道具店」では、アカウント運用でマーケティングを実施しています。
この投稿をInstagramで見る
ECサイトで販売している商品を魅力的に映すことで、多くの人の購買意欲を高めています。2023年4月時点で128万人以上のフォロワーがおり、非常に人気なアカウントです。
国内の化粧品ブランド「CipiCipi」では、マーケティング手法としてInstagram広告を活用しました。Instagram Directと自動応答機能を活用し、ターゲットに対して最適なランディングページを提示できるようにします。
結果、従来CipiCipiが出稿していた広告よりもウェブサイトのアクセス数が73%増加しました。
高級化粧品を販売しているアルビオンでは、ハッシュタグキャンペーンを実施しました。「#キモチ高まりシーン」「#キモチ高まりコスメ」で画像を投稿したユーザーが、プレゼント抽選に参加できるキャンペーン企画にします。
ブランドコンセプト「My Only ON & OFF」が伝わるようなキャンペーンにした結果、ブランド認知やエンゲージメントの向上につなげられました。
平塚市でも地域プロモーションとして、インスタグラムでキャンペーンを実施しました。公式アカウントのフォローと「#hiratsukagood」のハッシュタグを付けて写真を投稿することで応募できるキャンペーンです。
優秀な作品を平塚市のシティプロモーション広告に採用することにした結果、多くの投稿が寄せられ、キャンペーン自体に大きなプロモーション効果がありました。
インスタグラムは利用者が多く、低コストで利用できるため、費用対効果の高いマーケティングツールとしておすすめです。
Instagram広告やインフルエンサー、キャンペーンなどのマーケティング手法もあり、短期間での認知拡大や購入促進ができます。
インスタグラムマーケティングを始める際は、目的や目標を決め、自社に最適なマーケティング手法かどうかを判断してから運用しましょう。
なお、よりコストパフォーマンスの高いインスタグラムマーケティングをしたい方は、キャンペーンの運用がおすすめです。ただし、キャンペーンの始め方や企画内容の作り方、効率的な運用方法がわからない方もいるでしょう。
ピクルスのキャンペーンツール「キャンつく」では、キャンペーンの顧客情報の管理や抽選業務を効率化できるだけでなく、企画立案のサポートも実施しています。
先程の「アルビオン」「平塚市」様の事例はいずれもピクルスでのご支援実績となっており、成功事例の知見が豊富です。
成功事例や費用対効果などを知りたい方は、Instagramキャンペーンの成功事例や効果について詳しく紹介している以下の記事をご覧ください。
【2024最新版】Instagram(インスタ)キャンペーンの成功事例15選|効果・実施手順・注意点も解説!
上記の記事では、4,000件の導入実績をもつキャンつくがキャンペーンの実施方法や注意点などについても詳しく解説しています!
お見積り・資料請求・
キャンペーンのご相談など
お気軽にお問い合わせください!
お見積り・資料請求・
キャンペーンのご相談など
お気軽にお問い合わせください!