3月~4月頃は進学や入社、転勤、引っ越しなどのイベントが発生し、多くの人がモノを買う時期です。そのような消費者の購買意欲が高い時期にSNSで新生活応援キャンペーンを実施すると、認知度が向上して商品の購入数を増やせる可能性があります。
しかし、「どのようなSNSキャンペーンを実施すればよいかわからない」という人もいるでしょう。 本記事では、SNSで新生活応援キャンペーンをこれからしたいと考えている人に向けて、事例を紹介します。
X・TwitterやInstagram、LINEそれぞれのキャンペーンの特徴を詳しく把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。
※当コンテンツは、SNSキャンペーンの企画・運用に効果を発揮するキャンペーンツール「キャンつく」を提供するピクルスが監修しています。
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新生活応援キャンペーンをしたほうがよい理由
新生活応援キャンペーンをしたほうがよい理由として、春から新生活をスタートする人が多い点にあります。転勤や進学などで引っ越す人が多く、多くの人が商品を購入する傾向にあります。
総務省の『家計調査年報(家計収支編)2022年』によると、月別の消費支出は3月で30万7,261円、4月で30万4,510円でした。これらの金額は12月の32万8,114円の次に高い消費支出額です。
消費支出額が高い時期であるため、キャンペーンによって自社商品を宣伝することで認知度や購買意欲を高められます。
とくに家電や日用品が売れやすいため、新生活にあった商品を販売している企業に新生活応援キャンペーンはおすすめです。
X(Twitter)の新生活応援キャンペーン事例5選
X(Twitter)で新生活応援キャンペーンが実施された事例として、以下の5つを紹介します。
雪国まいたけ
オーラルケアのアルファネット
ペリカン石鹸
コープおきなわ
でん六
それぞれの事例を見てみましょう。 なお、X・Twitterでどのようなキャンペーンを実施したほうがいいか悩んでいる方は、『X(旧Twitter)キャンペーン企画診断』をご利用ください。 10問の設問に答えるだけで、自社の予算や目的にぴったりのキャンペーンを見つけられるでしょう。
雪国まいたけ
まいたけやえりんぎなどを販売している雪国まいたけでは、みそや糀商品の製造販売会社のマルコメと共同でキャンペーンを実施しました。 抽選で20名様に雪国まいたけ・マルコメ製品詰合せをプレゼントするという内容です。
以下の条件を達成することで応募できるような内容となっています。
雪国まいたけとマルコメのアカウントフォロー
指定のハッシュタグを付けてリツイート(リポスト)
お互いの商品を合わせて魅力的な料理を作れることを写真で宣伝しており、多くの人に興味をもってもらえるようにしているのが特徴です。
なお、当キャンペーンは「キャンつく」を使用した事例となっています。
オーラルケアのアルファネット
口臭予防の商品を展開しているオーラルケアのアルファネットは、新生活応援キャンペーンとしてフォローリツイートキャンペーンを実施しました。
フォローとリツイートした人に自社商品を抽選でプレゼントする内容にしています。
「口内環境を整えてさわやかな新生活を送ろう」という訴求をしており、これから新しい環境で生活する人が口臭を予防できるよう訴求しています。
ペリカン石鹸
固形石鹸やホテルアメニティなどを販売しているペリカン石鹸では、X・Twitterで定期的にキャンペーンを実施しています。
フォローと投稿のリツイート、コメントをした人の中から、抽選で50名に自社商品をプレゼントするという内容です。
50人にプレゼントする内容になっており、応募者が「自分でも当たりそう」と思えるような企画であるため、3,700人以上が参加しました。
コープおきなわ
コープおきなわでは、イベントPR事業をしている株式会社ファーストイノベーションと共同で新生活応援キャンペーンを実施しました。
コープおきなわとファーストイノベーションのアカウントをフォローして投稿をリツイートするだけでキャンペーンに参加できるようになっています。
投稿への返信や引用リツイートをすることで当選確率が上がるようにしており、4,700件以上のリツイートを達成しました。
でん六
豆菓子を製造販売しているでん六では、新商品や新商品や最新情報などをXで発信しています。
2023年には5回以上もキャンペーンを実施しており、中には1万リツイート超えたものも複数ありました。 新生活応援キャンペーンでは、フォローとリツイートをしたユーザーに自社の新商品を抽選でプレゼントしています。
ポリッピーのような人気商品もプレゼントしており、1万2,000以上のリツイートがありました。 マスコットキャラクターの「でんちゃん」もかわいくて人気です。
Instagramの新生活応援キャンペーン事例5選
Instagramの新生活応援キャンペーン事例として、以下の5社を紹介します。
ディノス
LIPPS BOY
BOTANIST
LOWYA
吉野家
キャンペーンの応募条件やプレゼントについても詳しく解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。 なお、Instagramの企画内容を考える際に「Instagramキャンペーン企画診断」を活用してみてはいかがでしょうか。
所要時間3分ほどで成果が出やすい企画内容をご提案します。実施費やフォロワー獲得単価の目安も把握できますので、ぜひお試しください。
ディノス
ファッションアイテムや家具の通販サイトディノスでは、家電ブランドのバルミューダの電子レンジをプレゼントするキャンペーンを実施しました。
アカウントのフォローとコメントでキャンペーンに参加できる内容になっています。 新生活で必要かつ人気な商品をプレゼントすることで、
多くの人が参加したいと思えるキャンペーンになっているのが特徴です。
LIPPS BOY
男性向けの美容室「LIPPS」が展開している美容ブランド「LIPPS BOY」では、Instagramで美容についての情報を発信しています。
定期的にキャンペーンを実施しており、2023年の4月にはチア商品を抽選で10名様にプレゼントしました。
新生活の時期は自分のイメージを変えたいという人もおり、美容系の商品はキャンペーンとの相性がいいと考えられます。
BOTANIST
シャンプーやボディソープのブランドBOTANISTでは、春限定の商品をPRするために春らしいキャンペーンを実施しました。
アカウントのフォローと、桜の写真を投稿することでプレゼント抽選に応募できる内容になっています。 売上の一部をソメイヨシノの樹勢回復の保全活動にも活用することを述べており、SDGsの取り組みもアピールしているのが特徴です。
キャンペーンと保全活動を組み合わせると、企業の好感度アップにもつながります。
LOWYA
家具やインテリアなどの通販事業をしているLOWYAでは、新生活キャンペーンとして抽選で自社商品が当たる企画を実施しました。
アカウントのフォローといいねをするだけで簡単に応募できるキャンペーンです。
20点の中からプレゼントを選べるキャンペーンで、これから新生活をする人が欲しいものを手に入れられるため、多くの人が参加したくなる内容になっています。
吉野家
牛丼で有名な大手チェーン店の吉野家では、自社で販売している冷凍食品をPRするアカウントを開設しています。
冷凍食品のPRや商品を使ったレシピなどの情報を発信しており、購入を促進しているのが特徴です。 新生活応援キャンペーンでは、冷凍食品を11袋プレゼントするキャンペーンを実施しました。
冷凍食品は新生活を送る人にとって楽においしいものが食べられるもののため、多くの人がキャンペーンに参加したと考えられます。
LINEの新生活応援キャンペーン事例5選
LINEの新生活応援キャンペーン事例として、以下の5つを紹介します。
ソニー
大塚製薬
ジョイフルサン
ニトムズ
ドンドンダウン
LINEでキャンペーンを実施したいと考えている人はぜひ参考にしてみてください。
なお、LINEキャンペーンの抽選作業や当選者管理などを効率化したい方は「キャンつく」の利用をご検討ください。 自社にキャンペーンのノウハウが不足している方に向けてもLPの作成やマーケティングサポートもしています。
下記からサービスの資料をダウンロードできます。キャンペーンを実施したい方はぜひお読みください。
※キャンつくLINE版のサービス資料はこちら
ソニー
出典:https://www.sony.jp/headphone/campaign/2023_shinseikatsuouen/
大手家電メーカーのソニーでは、LINEで友だち登録をした人向けに、最大8,000円のキャッシュバックキャンペーンを実施しました。
キャンペーンは以下の流れで応募できます。
友だち登録をしたら応募クーポンを取得
対象の商品を購入
事前登録
キャンペーンの応募
ヘッドホンやワイヤレススピーカーをお得に購入できるため、オンライン会議や通勤通学など新生活で必要な人に向けた施策となっています。
大塚製薬
大塚製薬では自社商品のカロリーメイトとSOIJOYを使った新生活応援キャンペーンを実施しました。
大塚製薬の公式LINEに友だち登録をし、質問に答え、カロリーメイトかSOIJOYを選んで抽選に参加できます。 抽選結果がすぐにわかるインスタントウィンキャンペーンで、気軽に参加しやすいのが特徴です。
それぞれの商品の新フレーバーの宣伝になっており、認知度を高めています。
ジョイフルサン
長崎県を中心に店舗を展開しているジョイフルサンでも、友だち追加によるキャンペーンを実施しました。
公式LINEアカウントに友だち追加して、トークルームで新生活の意気込みを送ることで抽選に参加できる内容となっています。
友だち登録者が増えるほどもらえる景品が豪華になっており、多くの人が追加したくなるようにしているのが特徴です。
ニトムズ
テープや文房具など日用品を製造・販売しているニトムズでは、公式LINEアカウントでアンケートに答えると抽選に応募できるキャンペーンを実施しました。
内容は、アンケートに回答した人から抽選で50名様に自社商品の詰め合わせをプレゼントするというものです。アンケートを取ることで消費者からのリアルな口コミを得られるため、商品やサービスの改善につながります。
ドンドンダウン
古着屋のドンドンダウンでは、LINE会員限定のプレゼントをしました。 古着の買取で500円以上成約した際に、300円分のお買物券を渡すような内容にしています。
新生活に向けていらないものを整理した人をターゲットに、自店舗への売却を促しているのが特徴です。
新生活応援キャンペーンをSNSでするなら「キャンつく」がおすすめ
新生活が始まる3月~4月は消費者の支出額が高いため、自社の商品をキャンペーンで宣伝するには絶好の機会です。 家電や食品などさまざまなジャンルで需要があるため、ぜひキャンペーンを実施してみましょう。
X・TwitterやInstagram、LINEなどそれぞれの利用者層や狙うターゲット層にあったプレゼントや企画にすることが大切です。
認知度向上のためにも、事例を参考に魅力的な企画を練って、新生活応援キャンペーンを投稿しましょう。
なお、「キャンペーンは手間がかかりそうで自社でやるのが難しそう」と考えている方はキャンペーンツールの導入を検討してみてはいかがでしょうか?
キャンつくでは抽選作業や当選者へのメール送信などを自動化したり、個人情報取得フォームの作成ができたりとキャンペーン運用にかかる負担を減らせます。また、セルフ運用のため費用も低く、5万円でキャンペーンを実施することが可能です。
必要に応じてキャンペーン運用代行やクリエイティブ制作などもしており、自社にノウハウが不足していても、効果的なキャンペーンを実施できます。 そんなSNSキャンペーンを活用した成功事例については以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。