SNSで利用されるハッシュタグを活用して、プロモーションを行う「ハッシュタグキャンペーン」が注目を集めています。ハッシュタグキャンペーンは面白い企画であればユーザーの関心を集め、大きなPR効果を生み出す可能性があります。
この記事では、ハッシュタグキャンペーンの成功事例とともに、効果が上がるやり方について解説。
4000件超の導入実績があるSNSキャンペーンツール「キャンつく」での支援実績を元にした内容なので、参考になりますよ。
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【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説
- ハッシュタグとは?
- X(Twitter)での活用例
- Instagramでの活用例
- ハッシュタグキャンペーンとは?
- X(Twitter)キャンペーンのポイント
- Instagramキャンペーンのポイント
- ハッシュタグキャンペーンのメリット
- 手軽に実施できる
- 関心の高いユーザーに情報拡散
- 投稿の二次利用が可能
- ハッシュタグキャンペーン成功事例
- 「キャンつく」のセルフ運用でインタラクティブな展開
- 投稿された言葉を広告ポスターに展開
- 都道府県で投稿数を競争?
- 投稿された川柳をサイトで発表
- エピソード引用リツイートでプレゼント
- レシピ対決にリツイートで投票
- ツイート数に応じて当選ポイント増額
- トレンドに入ったらスペシャルボーナス
- 投稿されたエピソードをマンガ化
- 診断コンテンツと連携
- 声優とのコラボでターゲット拡大
- おすすめドライブコースを投票
- ファンに刺さる豪華プレゼントで拡散
- 荘厳なビジュアル拡散でイメージアップ
- キャンペーンページがガイドブック?
- ハッシュタグキャンペーンの問題点
- キャンペーンのノウハウ
- コストや工数
- 商材の魅力の伝え方
- キャンペーンの課題を解決する「キャンつく」
- 成功のノウハウが豊富
- セルフ運用でリーズナブル
- 多様なクリエイティブで効果を最大化
- 信頼できる実績
- まとめ
- どのSNSキャンペーンが成果に繋がるか診断してみましょう。
ハッシュタグとは?
ハッシュタグとはX(Twitter)やInstagramなどのSNSで使用される、「#(ハッシュマーク)」がついたキーワードのことです。
ハッシュタグを付けたキーワードを投稿すると、投稿はハッシュタグによってタグ化されます。そうすると、同じハッシュタグを付けた投稿を、瞬時に検索できるようになります。
SNSではハッシュタグがなくても、特定のキーワードで検索できます。しかし、その検索で表示されるのは、本文などにキーワードが含まれているすべての投稿が対象です。
そのため、必ずしも特定キーワードをテーマとした投稿とは限らず、期待している内容の検索結果になかなかたどり着かないというケースも起こります。
その一方で、ハッシュタグを付けた投稿は、投稿者がそのキーワードで検索されることを想定して作成されています。そのため投稿内容はハッシュタグのキーワードがテーマとなっていて、検索者はピンポイントで関心時の投稿を見つけられる仕組みです。
ハッシュタグを使用すると、以下のようなメリットが発生します。
・同じテーマの投稿をすぐに検索できる
・同じテーマに関心がある人に自分の投稿を見てもらえる可能性が高まる
・話題のテーマがハッシュタグで分かる
SNSに投稿される大量の情報の中から、同じ目的・意識を持ったユーザーと繋がることができる。そのために活用されているのが、ハッシュタグです。
X(Twitter)での活用例
X(Twitter)でハッシュタグを使用するには、投稿の内容に沿って「#〇〇」と記載します。 ハッシュタグは本文中であっても、ルールに沿って記載すれば自動的にハッシュタグとして認識されます。
X(Twitter)ではハッシュタグが青色で表示されるため、本文よりも視認性が高まります。 そのため、ツイートをスクロールしていても関心のあるハッシュタグは目に留まりやすく、投稿を詳しく読んでもらえる可能性が高まります。
また、X(Twitter)で情報を拡散させるには、より多くのタイムラインに表示されることが重要です。しかし、フォロワー数が少ないとタイムラインへの表示は限定され、なかなか多くの人に見てもらうことは難しいのが実情です。
しかし、ハッシュタグを上手く活用すれば、フォロワー数が少なくても多くのタイムラインに表示されることが可能です。
今、話題になっているハッシュタグを使用して投稿すれば、多くの人から検索される可能性が高まります。その結果、多くのユーザーのタイムラインにインプレッションが表示され、情報拡散ができるようになるでしょう。
Instagramでの活用例
Instagramでは、投稿のキャプションやコメントにハッシュタグを使用できます。 使用方法はX(Twitter)と同様に、「#〇〇」と記載します。
Instagramはキャプションに2,200文字まで投稿できるため、X(Twitter)よりも多くのハッシュタグを使用することができます。ただし、1つの投稿で使用できるハッシュタグは、最大30個です。
情報が拡散されにくいInstagramでは、ハッシュタグの付け方がコンテンツを見つけてもらうための重要な手段となります。ハッシュタグの付け方としては、大カテゴリ・中カテゴリ・小カテゴリとバランス良くつけると、情報をより見つけてもらいやすくなるでしょう。
また、Instagramは外国語のハッシュタグをつけることで、海外からのリーチを得られる可能性があります。人気のハッシュタグにはアルファベットを使用したものが多いので、ハッシュタグを付ける際の参考にしてください。
ハッシュタグキャンペーンとは?
ハッシュタグキャンペーンとは、SNSにおいて指定のハッシュタグを活用するPR活動です。SNS上で指定ハッシュタグをつくり、ユーザーにそのハッシュタグをつけて投稿してもらいます。
投稿してくれたユーザーには、抽選などで何かしらの景品やサービスを提供する形式が一般的です。いかにユーザーが「投稿したい」と思える企画にするかが、キャンペーン成功の重要ポイントと言えます。
X(Twitter)キャンペーンのポイント
X(Twitter)は「リアルタイム性」と「情報拡散力」に優れたSNSです。ユーザーの利用目的は「暇つぶし・余暇」「趣味や好きなことの情報収集」「ニュースチェック」が上位となっています。
X(Twitter)でキャンペーンを盛り上げるには、いかにユーザーの興味や関心を集める企画内容かが重要です。ユーザーに「面白そう」と思ってもらえれば、ハッシュタグ投稿によってユーザーのフォロワーにも情報が拡散します。
また、ユーザーの参加意識を高めて、キャンペーンを一緒に盛り上げているという感覚を与えることも効果的です。投稿数によってプレゼントが変わるなどゲーム性を持たせれば、更なる情報拡散が狙えるでしょう。
X(Twitter)の大きな特徴であるリアルタイム性を活かす手法も、うまく企画に盛り込めば大きな効果が期待できます。抽選結果がすぐに分かるインスタントウィンやトレンドに乗った企画などは、ユーザーの高い反応を得られるでしょう。
その一方で、X(Twitter)は情報拡散力が高いため、炎上リスクへの対策が必要です。ネガティブな情報ほど拡散するスピードが速いため、企業アカウントからの発信には最新の注意を払ってください。
X(Twitter)キャンペーンに興味がある方は、下記の「X(Twitter)キャンペーン企画診断」を受けてみることをおすすめします。
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また、下記の診断では成果の上がる「面白いキャンペーン」の事例をまとめています。
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Instagramキャンペーンのポイント
Instagaramは画像や動画などのビジュアル情報の優位性が高いSNSです。ユーザーはビジュアル情報への感度が高く、企業やブランドのイメージ訴求に適したプラットフォームと言えます。
また、Instagaramには情報認知から「購入」につながる可能性が高いという特徴があります。単に情報拡散を狙うだけでなく、「購入」を絡めたキャンペーン企画にも適しているでしょう。
InstagramはビジュアルメインのSNSであるため、キャンペーンにおけるクリエイティブは最も重要な要素の一つとなります。写真だけでなく動画やイラストなども活用し、いかに共感される世界観を作り出せるかが大切なポイントです。
Instagaramには通常の投稿だけでなく、ストーリーズやリール、IGTV、ショップ、ライブ配信など、たくさんの機能が装備されています。また、「質問」「アンケート」「カウントダウン」「クイズ」などユーザーに参加してもらえる機能を利用することも可能です。
その一方で、Instagaramには検索性が弱いという問題点があります。情報の検索はハッシュタグ中心なため、他のSNSほど、思った通りの情報に到達しない可能性が高くなっています。
キャンペーンがユーザーから検索されるためにも、大カテゴリ・中カテゴリ・小カテゴリのハッシュタグを計画的に作成しましょう。
インスタキャンペーンに興味がある方は、下記の「Instagramキャンペーン企画診断」を受けてみることをおすすめします。
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ハッシュタグキャンペーンのメリット
近年では投稿数が多いX(Twitter)で、数多くのハッシュタグキャンペーンが展開されています。また、Instagaramでは「写真投稿」や「購入商品撮影」など、Instagaramの特性を活かしたキャンペーンの開催が増加しています。
ハッシュタグキャンペーンはSNSの特徴をうまく活用するPR手法のため、他メディアとは異なる独自のメリットがあります。ここでは、ハッシュタグキャンペーンのメリットについて解説します。
手軽に実施できる
これまで、SNS以外のメディアでのキャンペーンは、開催するまでの事前準備が大掛かりになるケースが多々ありました。例えば「対象シール」が必要な場合は商品にシールを貼付する必要がありましたし、郵送であれば応募はがきを対象店舗に設置しなければなりませんでした。
しかし、ハッシュタグキャンペーンであれば、最低限、SNSアカウントがあれば実施可能です。また、商品購入対象のキャンペーンであれば写真を送信してもらえばよいので、事前のシール貼付や応募はがきの準備は必要ありません。
手軽に実施できるというメリットは、数多くのトライ&エラーを繰り返せることにつながります。成功と失敗を繰り返しながら、費用対効果の高い独自のキャンペーンノウハウ構築につなげていくことは大切です。
関心の高いユーザーに情報拡散
通常、新規ユーザーにリーチするには、多額の費用を必要とするケースが多くなります。その理由は、企業やブランドが接点の少ない新規ユーザーに情報を届けるには、マスメディアなど大掛かりなPR手法に頼らざるを得ない一面があるためです。
しかし、ハッシュタグというSNSの特性をキャンペーンに活かせば、関心の高いユーザーに効率良く情報拡散することが可能です。 成功した場合、以下のような流れで情報が拡散していきます。
ユーザーがハッシュタグ検索でキャンペーン情報に到達する
キャンペーンに投稿したユーザーのフォロワーに情報が拡散する
ハッシュタグのキーワードそのものが話題になり、多くのユーザーが関心を示す
これらがうまく相乗効果を生み出せば、ハッシュタグを通じてキャンペーン情報は大きな広がりを見せます。
多額の費用をかけなくても、企画内容によっては関心の高いユーザーに情報が拡散する。SNSを活用したキャンペーンだからこその、大きなメリットと言えるでしょう。
投稿の二次利用が可能
ハッシュタグキャンペーンでは、ユーザーの投稿を二次利用することが可能です。例えば、「リラックスできるひと時」をハッシュタグとともに投稿してもらえば、優秀な投稿を自社サイトにまとめて掲載することができます。
みんなの「リラックスできるひと時」という情報を発信すれば、そのサイトは何かしらリラックスに関連しているという印象を与えられるでしょう。また、サイトを閲覧した読者が共感できる投稿を見つければ、企業やブランドへの親近感が高まり、新規リード(見込み顧客)となる可能性もあります。
広告や紙媒体への利用などはユーザーから許可を取る必要がありますが、使い方によっては投稿するユーザーのモチベーションにつながる場合もあります。ユーザーが掲載を望むような、面白いキャンペーンを企画してみましょう。
ハッシュタグキャンペーン成功事例
ハッシュタグキャンペーンを成功させるには、ユーザーが「参加したい」「投稿したい」と思う企画が大切です。ただ単に、「ハッシュタグをつけて投稿してください」と告知しても、ユーザー側にメリットがなければ、思うような結果は得られません。
ここでは、これまでに成功したハッシュタグキャンペーン14事例を紹介します。 どの事例も、ピクルスでの実際の支援実績です。
ピクルス提供のSNSキャンペーンツール「キャンつく」では、4000件超の支援実績にもとづく企画・運用サポートが受けられるため、ハッシュタグキャンペーンで成果を出したい方にはおすすめです。
サポートの例として、キャンペーン後の振り返りMTによる「継続的に成果を出すためのアドバイス」や、詳細な「事務局運用マニュアル」の提供があります。 以下は振り返りMTのサンプルです。
>> キャンつくの資料を見てみたい、話を聞いてみたい方はこちら
上記から都合の良い日にちを選ぶだけで、気軽にZOOMで相談ができますよ。
それでは、本題の事例集を見ていきましょう。
ぜひ、ハッシュタグキャンペーン企画の参考にしてください。
「キャンつく」のセルフ運用でインタラクティブな展開
スペイン政府観光局は、「#世界タパスデー」というハッシュタグを使ったキャンペーンを展開しました。これはスペイン政府観光局の公式アカウントをフォローし、風景とタパスを選んで、ハッシュタグ「#世界タパスデー」を付けてツイートするというキャンペーンです。
このキャンペーンは誰でもセルフ運用できるSNSキャンペーンツール「キャンつく」を利用し、機動性の高さを活かした企画です。
当初から単発ではなく定期的キャンペーンを想定し、獲得したフォロワーを定着させることを目的としていました。 そこで当初は、投稿に掲載したリンクからキャンペーンのランディングページに飛んで、そこでボタンをクリックするという流れでした。しかし応募数の伸び悩みを踏まえて、2週目からはリツイートで応募というSNS上で完結する方式に変更。
キャンペーン期間中であっても「キャンつく」の機動性を活かして、ユーザーの反応に合わせて企画内容を柔軟に変更しました。その結果、1000人程度のフォロワー数アップを想定していましたが、実際には5000人以上のアップを実現しています。
事例の詳細はこちら
>>スペイン政府観光局様|「キャンつく」の機動性と操作性の良さを知り、セルフ運用でのキャンペーン施策の可能性も広がる
投稿された言葉を広告ポスターに展開
株式会社クレハはクレライフ公式アカウントで、「#じぶんいいね 投稿キャンペーン」を展開しました。
公式アカウントをフォローして、次にキャンペーンツイートをリツイートします。その後、 「#じぶんいいね」とともに、自分がいいなと思ったことを投稿するという企画です。
投稿された内容から優れたものは、広告ポスターに使用されるというユニークな二次利用がされています。ユーザーは自分の投稿が採用される期待感を抱き、積極的な投稿へとつなげられています。
このキャンペーンツイートは11万回以上表示され、リツイートは2,900件を超えています。ユーザーが思わず投稿したくなる、とてもユニークな企画と言えるでしょう。
都道府県で投稿数を競争?
株式会社ギンビスはアスパラガスビスケット公式アカウントで、「#アスパラガス収穫祭2023」を開催しました。
このキャンペーンは応募対象商品を購入後に撮影し、X(Twitter)またはInstagaramの公式アカウントをフォロー。「#アスパラガス収穫祭2023」と、お住まいの都道府県のハッシュタグをつけて写真を投稿するという企画です。
投稿は「アスパラガスビスケット収穫数」として集計され、都道府県別に集計数を競うというゲーム性を持たせたキャンペーンになっています。ユーザーは自分の都道府県が1位になることを目指して積極的に投稿するという、とてもゲーム性が高い仕掛けです。
X(Twitter)とInstagaram双方のユーザーにアプローチするという手法も、注目すべきポイントと言えるでしょう。
投稿された川柳をサイトで発表
ロードサービス事業を展開するJAFは公式アカウントで、「#JAFエコ川柳2022」を開催しました。
このキャンペーンはJAFの公式アカウントをフォローして、「#JAFエコ川柳2022」と一緒に川柳を投稿するという企画です。投稿された川柳は審査の上、後日、自社サイトにて公開されるという流れでした。
川柳はとても人気の高いコンテンツで、優秀作品の公開は多くのアクセスを集める可能性があります。JAFは入賞商品を用意することで多くの川柳投稿を集め、クオリティの高い川柳コンテンツを得ることができました。
このように人気のコンテンツと投稿を組み合わせる手法は、多くのユーザーから注目される優れた企画と言えるでしょう。
エピソード引用リツイートでプレゼント
ニベア花王は8×4MEN(エイト・フォーメン)公式アカウントで、「#足のニオイが気になる時」キャンペーンを展開しました。
このキャンペーンは8×4MEN公式アカウントをフォローして、キャンペーン投稿をリツイートするという企画です。また「#足のニオイが気になる時」をつけてエピソードを引用リツイートすると、Wチャンスで景品が当選するという二重の仕掛けになっています。
ユーザーから「#足のニオイが気になる時」という思わずクスッとするエピソードを投稿してもらうことで、キャンペーンのユニークさを高めて情報の拡散を図っています。
その結果、1万件以上のリツイートと1,500件以上のエピソード引用リツイートがあり、巧みにキャンペーンを盛り上げることに成功しています。
レシピ対決にリツイートで投票
スーパーマーケット事業を展開する株式会社とりせんは、公式アカウントで「#いっしょだと美味しいグルメ大賞」キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは「とりせん公式Twitter」をフォローして、キャンペーン投稿を引用リツイートする企画です。コメントに「#いっしょだと美味しいグルメ大賞」とエントリーレシピから1種類を選んで「#レシピ名」を入れて投稿すると、抽選でギフトカードが当選するという流れになっています。
レシピは意外な商品の組み合わせとなっていて、「本当に美味しいのかな?」とユーザーの興味を惹きつける内容になっています。また、興味を持ったユーザーが実際にレシピを試してみるという楽しみもあり、ユーザーの参加意識が高まる優れた企画と言えるでしょう。
ツイート数に応じて当選ポイント増額
応援型不動産クラウドファンディングを展開する利回りくんは、公式アカウントで「目指せ会員数世界一」キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは利回りくんに会員登録後、出資者登録と本人確認を行い、公式アカウントをフォロー。マイページにて本人確認終了後に表示されるハッシュタグを付けてツイートするという流れになっています。
新規出資者登録で全員にポイントがプレゼントされるとともに、ツイートするとさらにポイントが当たるという企画です。このキャンペーンでは抽選でもらえるポイントがツイート数によって変わるため、ユーザーからのツイートを増やす仕組みがつくられています。
会員登録によるコンバージョンの確保とともに、ツイート数アップによる情報拡散という2つの効果を狙った、とても考えられたキャンペーンと言えるでしょう。
トレンドに入ったらスペシャルボーナス
Amazon prime videoでは、松本人志プレゼンツ「ドキュメンタル」公式アカウントで「#みんなのドキュメンタル」キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは「#みんなのドキュメンタル」をつけて感想や意見を投稿し、トレンドBEST3を目指すという企画です。番組のファンに対して「トレンドBEST3」という明確な目標を提示することで、積極的な投稿を促し番組の認知度を一気に高めようとしています。
また、番組のファンに投稿という活動に参加してもらうことで、番組への親近感を高める効果も期待できます。この番組はシリーズ化されているため、コアなファンを形成して安定的視聴につなげるというとても戦略的な企画と言えるでしょう。
投稿されたエピソードをマンガ化
子供向け教材開発事業などを展開する株式会社ロジカ・エデュケーションは、「ロジカ式」公式アカウントで「プログラミング教育の日」制定記念キャンペーンを実施しました。
このキャンペーンは公式アカウントをフォローして、子供がプログラミング教育を習って起きた良い変化エピソードを「#プログラミング教育のパワー」とともにツイートする企画です。キャンペーンでは抽選で賞品が当たるとともに、エピソードのコンテストも開催されました。
このキャンペーンのユニークな点は、エピソード入賞作がマンガ化されることです。該当エピソードはイラストレーターによってマンガ作品となり、入賞者に副賞としてプレゼントされます。
世界に一つしかない自分のストーリーがもらえるというユニークな手法を用いて、プログラミング教育の認知を高めるというとても考えられた企画内容になっています。
診断コンテンツと連携
薬用スキンコンディショナー『スキコン』を販売する株式会社アルビオンは、公式アカウントで「あなたも #スキコニストに挑戦キャンペーン」を実施しました。
導入事例|ALBIONさま / あなたも #スキコニストに挑戦キャンペーン
このキャンペーンは「スキコニスト検定」という、診断コンテンツと連携したユニークな企画となっています。「スキコニスト」とは『スキコン』を愛してやまない人を指し、このコンテンツは診断を通して『スキコン』の知識を深めていく内容になっています。
ユーザーは公式アカウントをフォローして「スキコニスト検定」の診断結果を投稿すると、抽選で賞品が当たるという流れになっています。また、「スキコニスト検定」の診断結果が80点を超えると当選確率がアップするため、検定を何度も受けてもらうという工夫がなされています。
診断コンテンツを通して商品への理解を深め、SNSを通して情報を拡散する。それぞれのコンテンツの良さを活かした、とても優秀な企画と言えるでしょう。
診断とキャンペーンの組み合わせについては、下記でも解説しています。
SNSキャンペーンで診断コンテンツを活用する方法とは?メリットや事例を解説
声優とのコラボでターゲット拡大
講談社は小説『サブマリン』の文庫本発売を記念して、“ターゲティングされたラジオドラマを視聴する” 小説サブマリン X(Twitter)キャンペーンを実施しました。
導入事例|講談社さま / ターゲティングされたラジオドラマを視聴する” 小説サブマリン Twitterキャンペーン
このキャンペーンは、小説に登場するキャラクターのセリフを人気声優2人が朗読し、ユーザーは好きな朗読をSNSにシェアするという企画です。
ユーザーは講談社文庫の公式アカウントをフォローし、公開された朗読からお気に入りを選んでSNSにつぶやくと応募が完了します。
このキャンペーンの特徴は、朗読に人気声優を起用して小説だけでなく声優ファンにも本作品をPRしている点です。声優ファンはファン同志の繋がりが広くSNSシェアによって更なるファン形成を図っています。
このキャンペーンによって小説好きの方と声優ファンのどちらの層にも作品が広がることとなり、新たな潜在層へのアプローチを達成しました。
おすすめドライブコースを投票
JAFは公式アカウントで、「あなたの推しドラはどっち?」キャンペーンを実施しました。
導入事例|JAF(日本自動車連盟)さま / “温泉派?ラーメン派?あなたの推しドラはどっち?” Twitterキャンペーン
このキャンペーンはJAF公式アカウントをフォローして、「#温泉ドライブ」と「#ラーメンドライブ」のどちらがおすすめかをユーザーに投稿してもらう企画です。
ユーザーは公式ハッシュタグとともに、「#(都道府県)」を付けておすすめスポットを紹介する投稿を誘導しています。 ユーザーは「#温泉ドライブ」と「#ラーメンドライブ」のどちらがより多く投票されたか、その結果を楽しむことができます。また、投稿されたおすすめスポットを「#(都道府県)」で検索できるため、ドライブの参考にもなるという仕組みです。
キャンペーンというネットと、ドライブというリアルを巧みに組み合わせた、ユーザーが両面から楽しめるとても考えられた企画と言えるでしょう。
ファンに刺さる豪華プレゼントで拡散
講談社はスーパー戦隊Official Mookの公式サイトにおいて、「創刊記念!X(Twitter)キャンペーン」を実施しました。
導入事例|講談社さま / “ノンプロモーションで約5万応募。あなたのフェイバリットは?” スーパー戦隊Official Mook 公式サイト& Twitterキャンペーン
スーパー戦隊は長年にわたる人気シリーズで、とても幅広い年齢層にファンが存在します。このキャンペーンでは、自分が熱中した戦隊への想いを喚起させるため、過去の戦隊でどれが好きかをツイートする企画になっています。
また、プレゼントには直筆サイン色紙や特製図書カードなどファンに刺さるプレゼントを用意し、参加率のアップにつなげました。多くのファンがこのキャンペーンで子供時代を思い出した効果もあり、ノンプロモーションで5万件の応募という高い効果を上げています。
荘厳なビジュアル拡散でイメージアップ
講談社が創刊した『週刊 奇跡の絶景』は、創刊記念X(Twitter)キャンペーンを実施しました。
導入事例|講談社さま / “荘厳という言葉はこの本の為にあった。” 週刊奇跡の絶景 Twitterキャンペーン
このキャンペーンでは『週刊 奇跡の絶景』公式アカウントをフォローして、ユーザーが世界の絶景ポイントの中から自分が行きたい場所を選んで、ツイートするという企画です。
選択肢となっている絶景ポイントはとても荘厳で、見る人に感動を与える美しさとなっています。拡散されるツイートにこのような絶景写真が含まれることで、多くのユーザーから注目され、雑誌自体のイメージアップにもつながっています。
キャンペーンページがガイドブック?
講談社は漫画『吉祥寺だけが住みたい街ですか?』のドラマ化を記念して、地域コラボ型プロモーションを実施しました。
導入事例|講談社さま / “住みたい街の有名店とプレゼントコラボ。” 吉祥寺だけが住みたい街ですか? Twitterキャンペーン
このキャンペーンでは公式アカウントをフォローして、作品内で紹介した11の街からユーザーが住みたい街をツイートするという企画です。11の街はいずれも独自の魅力にあふれていて、キャンペーンページではそれぞれの街に関する情報も提供されています。
ユーザーはまるでガイドブックのように街の情報を見て、自分だったら「どの街にしようかな?」という選択を楽しめる仕組みとなっています。
また、このキャンペーンは認知拡大とともに構築されているのが、購入へとつながる導線です。作品をオンラインで試し読みした後にツイートすれば、当選確率が2倍になるという仕組みによって、漫画の売上効果も見込める優れた企画と言えるでしょう。
ハッシュタグキャンペーンの問題点
ここまで、とても高い成果を出したハッシュタグキャンペーンの成功事例を紹介しました。
このようにハッシュタグキャンペーンはユーザーの関心を上手に集めることで、情報拡大や商品購入など費用対効果の高いコンバージョンにつなげることができます。
その一方で、ハッシュタグキャンペーンには問題点があるのも事実です。この問題点を理解しておかないと、キャンペーンを実施しても思うような効果が得られないかもしれません。
そこで、ここではハッシュタグキャンペーンで起きる、重要な問題点について解説します。
キャンペーンのノウハウ
ハッシュタグキャンペーンはSNSの特性を活かしたPR手法です。これは見方を変えると、SNSの特性を理解した企画でないと、期待する効果が得られないことを意味します。
多くのハッシュタグキャンペーンは、応募者に抽選でプレゼントすることで興味や関心を集めようとしています。しかし、単にプレゼントを提供すれば、簡単に興味をひけるとは限りません。
例えば、X(Twitter)のユーザーであれば「面白さ」、Instagaramのユーザーであれば「ビジュアルのクリエイティブ」など、SNSに求めるニーズがあります。これらのユーザーニーズを理解して、キャンペーンに「参加したい!」と思わせる企画を立案するかがとても重要なポイントとなります。
この企画ノウハウをどれだけ持っているかが、キャンペーンを成功させるためのとても重要なポイントと言えるでしょう。
▼キャンペーンのノウハウをピクルス代表が動画で解説中!
コストや工数
ハッシュタグキャンペーンは少ないコストと工数で始められるという、大きなメリットがあります。しかし、これは必ずしもそのコストと工数に見合った効果が得られるという意味ではありません。
キャンペーンで高い効果を出すためには、ターゲットとするユーザーに認知させる必要があります。そのために高価なプレゼントを用意したり、広告を併用すればキャンペーン全体のコストや工数は増加します。
また、ユーザーから多くの反応を得られたとしても、応募収集、抽選、当選連絡、賞品発送、問い合わせ対応などに時間がかかりすぎてしまうケースも多々あります。
商材の魅力の伝え方
キャンペーンの重要な目的は、自社商材の魅力をターゲットユーザーにうまく伝えることです。仮にキャンペーンが盛り上がりを見せたとしても、自社商材との関連が低ければ本来の目的を達成できたとは言えません。
ハッシュタグキャンペーンで成果を出すには、単に自社商材の魅力を紹介するだけでは不十分な企画に終わる可能性があります。特にクリエイティブにおいては、様々なキャンペーン企画やコンテンツと組み合わせて自社商品の魅力を伝えることが重要です。
的確なクリエイティブ制作により、効果的にターゲットユーザーに訴求する。そのノウハウを構築することが、ハッシュタグキャンペーンを成功させる鍵になるでしょう。
キャンペーンの課題を解決する「キャンつく」
このようにハッシュタグキャンペーンには、SNSというメディア特性に基づく様々な課題があります。この課題をいかにクリアするかが、キャンペーンを成功させる重要なポイントとなります。
しかし、これらの課題をクリアするには、相応のキャンペーン実施経験が必要になる場合がほとんどです。そのため、「自分たちで実施するのは難しいかな?」と悩みをお持ちのマーケターや運用担当者が多いのではないでしょうか。
そんな方におすすめしたいのが、誰でも「セルフ運用」できるSNSキャンペーンツール「キャンつく」です。 「キャンつく」はSNSキャンペーンを「手軽」で「簡単」に実施するためのサービスを備えていて、効果的にマーケターや運用担当者の業務を支援します。
ここでは、多くのお客様から好評をいただいているSNSキャンペーンツール「キャンつく」について解説します。
成功のノウハウが豊富
ハッシュタグキャンペーンを成功させるには、ターゲットユーザーの興味を惹きつけるノウハウや企画力が必要です。「キャンつく」を提供する株式会社ピクルスはこれまで様々なSNSキャンペーンを手掛け、4000件以上実施した経験とノウハウがあります。
どのようにターゲットユーザーにアプローチすれば、高い効果が得られるのか。キャンペーンによってフォロワーを増やす方法などのノウハウや、様々な業界の成功事例を経験しています。
自社にノウハウがない状態でハッシュタグキャンペーンを始めることは、決して上手なやり方とは言えません。それよりも、「キャンつく」を通してキャンペーンのプロフェッショナルのサポートを受ける方が、効率的に成果を出す可能性が高まります。
また、「キャンつく」はサポートが充実しているため、安心してキャンペーン実施に取り組むことができます。様々な疑問は「ヘルプセンター」でQ&Aを参照できますし、カスタマーサクセス専門のチームに質問して答えを得ることも可能です。
キャンペーン実施後には振り返りミーティングを行い、キャンペーン結果の分析や次回のキャンペーンに向けた提案を受けられ、長期的なノウハウを構築することができるでしょう。
プロフェッショナルのサポートで、着実にキャンペーン成功ノウハウを構築する。それが豊富な知見を有する「キャンつく」の大きな魅力と言えるでしょう。
セルフ運用でリーズナブル
キャンペーンを外部のマーケティング会社に委託すると、思いのほか費用がかかってしまうのが実情です。費用はキャンペーン内容によりますが、通常50~80万円ほどが目安と言われています。
一方、「キャンつく」は豊富な機能でセルフ運用できるSNSキャンペーンツールです。上手に「キャンつく」を活用すれば、とてもリーズナブルな費用でキャンペーンを実施することができます。
※キャンつくを利用する際の詳しい料金を把握したい人はお見積り診断をご利用ください。
また、「キャンつく」はリーズナブルな費用に対して、とても高い機能を備えています。X(Twitter)におけるデータ収集精度は99%以上と高い実績を上げています。
ご利用されたお客様からは、「費用、機能の両面で満足している」というお声を多数いただいています。
ご参考|「キャンつく」の利点は、費用と機能面のバランスがいいこと
また、「キャンつく」のUI(ユーザーインターフェース)は、シンプルで感覚的に使えるのが特徴です。初めてのお客様でも操作しやすいため、工数削減に大きな効果を発揮します
。 ご利用いただいたお客様からは「操作が簡単」という感想が多く、一度契約いただければほとんどのお客様が継続利用されています。
多様なクリエイティブで効果を最大化
自社商材の魅力を的確にターゲットユーザーに伝えるには、キャンペーン企画に合わせたクリエイティブ制作が重要です。しかし、SNSキャンペーンには独自の特徴があるため、自社でノウハウを構築するのは相応の時間と経験が必要となります。
「キャンつく」を提供する株式会社ピクルスは、市場分析やペルソナ作成等の上流設計を行い、顧客のニーズと商材の魅力を紐付けたクリエイティブ提案が可能です。
ピクルスにはこれまで多くのキャンペーン経験によって培ってきた、多様なクリエイティブ制作の経験とノウハウがあります。診断コンテンツや画像ジェネレートなど、様々なコンテンツとキャンペーンを組み合わせて、成果を最大化できることもピクルスの大きな強みと言えます。
ご参考|「16タイプ マーケター診断2」
また、ピクルスではSNSキャンペーンに限らず、マーケティング全般でのご提案も可能です。自社マーケティング施策の問題点についても、お気軽にご相談いただけます。
信頼できる実績
おかげさまで「キャンつく」は多数の企業にご採用いただいています。取引先の中には大手企業も多く、高い信頼をいただいています。
また、セキュリティ対策にも積極的に取り組み、技術面と情報面の両方でお客様の業務をサポートしています。
キャンつくを利用したX(Twitter)ハッシュタグキャンペーンについては、下記をご覧ください。
>> キャンつく|ハッシュタグキャンペーン
まとめ
ここまで、ハッシュタグキャンペーンのメリットと成功事例について紹介しました。
ハッシュタグキャンペーンは上手に企画・運用することで、認知拡大や新規リード獲得など高い費用対効果が期待できるプロモーション手法です。しかし、SNSの特性を理解して企画・運用しないと、思うような効果が得られないという面もあります。
「ハッシュタグキャンペーンを実施してみたい」
「キャンペーンの費用や作業コストを抑えたい」
「キャンペーンの実施方法や運用方法が分からない」
このようにお考えであれば、ぜひ、SNSキャンペーンツール「キャンつく」のご利用をご検討ください。きっとハッシュタグキャンペーンの課題を、解決することができます。
「もっと事例をチェックしておきたい」という方は以下の記事を参考にしてみてください。
【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説
誰でも「セルフ運用」ができる「キャンつく」を活用して、ぜひ成果の出るハッシュタグキャンペーンを実施していきましょう。
どのSNSキャンペーンが成果に繋がるか診断してみましょう。
あなたのSNS運用力を16の設問で多角的に診断します。所要時間は約3分。 SNSアカウント運用者に求められる9つのスキルから、あなたがどんなタイプのSNS運用者なのかがわかる診断です。現役運用者からのアドバイスも。
>>X(Twitter)アカウント健康診断
Twitter運用に欠かせない9つスキルから、あなたの運用力を診断します。日々の運用にお役立てください。
>>Instagram運用力診断
Instagram運用に欠かせない9つスキルから、あなたの運用力を診断します。日々の運用にお役立てください