SNS担当者からよく聞く「何を投稿すればいいかわからない」というお悩み。本記事では、マーケターとして企業公式Instagram・X(旧Twitter)・Facebookアカウントの中の人を任されてきた筆者が、そのお悩みを解決できるSNSコンテンツカレンダーについて徹底解説します。投稿のアイデア集など、より詳しい内容は下記から無料でダウンロードしてご確認ください。▼無料のお役立ち資料SNSコンテンツカレンダー作成ガイド&季節の投稿アイデア集※本記事は3,500社以上の導入実績をもつキャンペーンツール『キャンつく』を提供する株式会社ピクルスが監修しています。SNSコンテンツカレンダーとはSNSコンテンツカレンダーとは、SNSで投稿予定の内容や投稿予定日時などを管理するカレンダーです。SNS運用で成功している多くの企業やブランドは、SNSコンテンツカレンダーで投稿スケジュールを管理し、計画的に投稿することでアカウントを伸ばしています。また、投稿内容と投稿予定日時などのスケジュールをあらかじめ決めておくことで、エンゲージメントの向上や運用の効率化も見込めます。さらに、SNSコンテンツカレンダーは投稿の一貫性の維持や、業務効率化にも役立ちます。SNSコンテンツカレンダーを作るべき理由SNS運用の負担を軽減するためにもSNSコンテンツカレンダーは必須です。具体的には下記の4つのメリットがあります。継続的な投稿が可能になる投稿の質が向上する情報共有がスムーズにできるPDCAを回しやすいそれぞれ詳しく説明します。継続的な投稿が可能になるまず、SNSコンテンツカレンダーを用意することで、事前に投稿予定の内容とスケジュールを決めることになります。そのため、アイデアを意識的にストックするようになり、ネタ切れを防げます。また、計画的に投稿の準備を行うため、継続的な投稿が可能になり、持続的な運用を実現できます。投稿の質が向上するSNSコンテンツカレンダーで投稿内容を計画的に準備することで、投稿内容の質も向上します。これは事前に余裕を持って準備するため、画像のクオリティを高めることができるからです。また、SNSコンテンツカレンダーでは、キャプションやハッシュタグ、リンクなどの準備も行えるため、投稿の効率化も図れます。さらにカレンダーを活用すると突発的な投稿が減り、ブランドメッセージや運用目的に沿ったコンテンツを発信できるようになります。これにより、誤爆や炎上のリスクを抑えられます。情報共有がスムーズにできるSNSコンテンツカレンダーがあると社内での情報共有がスムーズになり、他の社内施策との連携もスムーズに行えます。また、複数のメンバーで1つのアカウントの運用を行う場合もあるかと思います。その際、SNSコンテンツカレンダーがあれば、担当者が不在の場合もチームが代理で投稿できます。また、全てのSNSで必要な投稿がある場合に、投稿の抜け漏れを防げるのも便利です。PDCAを回しやすいSNSコンテンツカレンダーがあれば、過去の投稿データを整理し、改善のための分析も行えます。SNSを効果的に運用するためには、フォロワーのニーズを知るために投稿内容を振り返ることが欠かせません。その点、SNSコンテンツカレンダーは過去投稿の投稿日時やエンゲージメント(ユーザーの反応)などを確認できるため、より効率的にPDCAを回せるようになります。SNSアカウントは、計画的に投稿を行い、PDCAを回すことで成長します。実際に三幸製菓株式会社では、投稿から得た気づきや改善点を次の投稿に活かすことでフォロワー数が増加しました。詳細は下記をご確認ください。定期的なSNSキャンペーンの実施で27万フォロワー達成!キャンつくを活用した運営のポイントを紹介SNSコンテンツカレンダーの作成手順次に、実際にSNSコンテンツカレンダーを作成する方法を5つのステップに分けて詳しく紹介します。投稿の目的を明確にするプラットフォームごとの特性を理解するカレンダーのフォーマットを決める社内情報を収集・確認する月ごとの投稿計画をたてる1.投稿の目的を明確にするまず、投稿内容を考え始める前に、投稿の目的を明確にしましょう。投稿目的は今後詳しい投稿内容を決めていく際の軸となります。たとえば、ブランド認知、フォロワー増加、売上向上などです。SNSアカウントを始めるにあたって社内で決めた目的や目標があると思いますので振り返ってみてください。投稿により、何をフォロワーに届け、どんな行動をとってほしいのかを意識して考案しましょう。2.プラットフォームごとの特性を理解するSNSにはそれぞれ特性があるため、投稿目的に合ったプラットフォームを選定しましょう。例えば、Instagramは画像あるいは動画が必須のプラットフォームです。ビジュアル重視のプラットフォームである傾向が強いと言えます。一方でX(旧Twitter)は文字だけでも投稿ができる気軽さが特徴的です。リアルタイム性のある投稿が多く、匿名性も高いプラットフォームとして認知されています。Facebookではイベント情報やコミュニティ向け投稿が多く、ビジネス目的で使っている方や日記代わりに長文で投稿する方もいます。それぞれのSNSの違いを理解することで、プラットフォームにマッチしたコンテンツを作成できます。詳しく知りたい方はぜひ下記資料もご確認ください。Z世代に響く SNSプラットフォーム選びのポイント3.カレンダーのフォーマットを決める投稿の目的とプラットフォームの特性を理解できたら、SNSコンテンツカレンダーを作る準備に入りましょう。投稿内容、画像、キャプション、ハッシュタグなどを管理するコンテンツカレンダーのフォーマットを決めてください。コンテンツカレンダーを作る際は、下記のようなツールの活用がおすすめです。Google スプレッドシートExcelNotionAsanaTrelloなお、フォーマットはツールを提供する各社が無料で用意してくれているため、効率的に作成したい場合はそちらをベースにカスタマイズして使いましょう。4.社内情報を収集・確認するフォーマットが決まったら、投稿計画を立てる前に、社内情報を収集しましょう。新商品の発売予定日時やすでに予定されているセールやイベントなどがないか、社内で情報を確認してください。新商品の発売予定がある場合、それに合わせた投稿内容の準備が必須になってくるなど、これらの情報は投稿計画を立てる際のベースとなります。また、会社として発信しなければならない情報で、すでにスケジュールが決まっているものは先にコンテンツカレンダーに入れていく必要があるため、関係部署にヒアリングを行って最新情報を確認しましょう。5.月ごとの投稿計画を立てる会社として発信しなければならないスケジュールの確認ができたら、大まかな年間スケジュールを立てていきます。アカウントの目標や投稿目的を忘れずに、月ごとの関心ごと、フォロワーが求める情報など内容を盛り込んで計画を具体化していきましょう。投稿計画はあくまでも予定です。急にイベント開催が決まり、投稿スケジュールの変更が求められることもあります。その際は年間スケジュールに囚われすぎず、柔軟に対応してください。季節ごとのSNS投稿アイデア季節に合わせた投稿内容は、通常より多くのフォロワーが興味を示してくれる場合があります。ここからは季節に合わせた投稿内容のネタとなるキーワードをご紹介します。実際に、季節に合わせた具体的な投稿例は下記資料にまとめましたので、ダウンロードしてご確認ください。▼無料のお役立ち資料SNSコンテンツカレンダー作成ガイド&季節の投稿アイデア集 春(3~5月)3〜5月の投稿には下記に関連した内容が考えられます。花粉ホワイトデー新生活応援桜・お花見国際女性デーゴールデンウィーク▼参考:春に合わせたSNSキャンペーン事例まとめ記事春のSNSキャンペーンで差をつけろ!イベント別事例と成功のコツを紹介 夏(6~8月)6~8月の投稿には下記に関連した内容が考えられます。花火大会・夏祭り暑さ対策夏休みオリンピック▼参考:夏に合わせたSNSキャンペーン事例まとめ記事【2024年最新】夏のSNSキャンペーン成功事例9選!ポイントと成功のコツを解説秋(9~11月)9〜11月の投稿には下記に関連した内容が考えられます。シルバーウィークハロウィン食欲の秋読書の秋紅葉運動会▼参考:秋に合わせたSNSキャンペーン事例まとめ記事【2024年最新】9月のSNSキャンペーン事例16選!敬老の日、十五夜など冬(12~2月)12〜2月の投稿には下記に関連した内容が考えられます。クリスマスお正月バレンタイン寒さ対策▼参考:冬に合わせたSNSキャンペーン事例まとめ記事【2024年12月最新】クリスマス&冬のSNSキャンペーン事例25選!SNS別に紹介まとめ|SNSコンテンツカレンダーで効率よく運用しよう効率よくSNS運用を行うためには、コンテンツカレンダーの存在が必要不可欠です。ぜひSNSコンテンツカレンダーを準備して計画的に投稿し、より効率よく効果的なSNS運用を行ってください。下記の無料資料では季節のトレンドに合わせた投稿例や投稿時に活用したいハッシュタグなども紹介しています。ぜひご活用ください。SNSコンテンツカレンダー作成ガイド&季節の投稿アイデア集