SNSを中心とした購買行動が加速する中、購買促進のためにインスタライブを活用する企業が増えてきました。しかし、インスタライブが具体的にどのようなもので、どう配信するのか分からない方も多いでしょう。
インスタライブとは、Instagram内でライブ配信ができるサービスです。企業以外にも芸能人・インフルエンサーが頻繁に活用しており、多くのユーザーから人気を集める機能です。
今回は、インスタライブについて見方・配信方法・注意点などを詳しく解説します。本記事を読めば、インスタライブについて詳しく理解し、スムーズに配信できるようになります。インスタライブを活用し、自社商品の売上拡大につなげましょう。
※本記事はSNSキャンペーンの支援実績3,000件以上のキャンつくが監修しています。
- インスタライブとは?
- インスタライブの見方
- フォローしているアカウントの場合
- フォローしていないアカウントの場合
- 企業がInstagramをするメリット
- インスタライブを視聴する際に使える機能
- コメント機能
- ハート機能(いいね)
- 質問機能
- 足跡機能
- リクエスト機能
- インスタライブの通知を受け取る方法
- インスタライブをアーカイブとして保存する方法
- IGTVで保存する
- 配信動画をダウンロードする
- インスタライブを配信する方法
- インスタライブの配信で利用できる便利な機能
- 配信予定の設定もできる
- インスタライブ前に告知も可能
- 配信者を後から追加できる
- 視聴者からの質問を画面でシェアできる
- コメントの表示・非表示を切り替えられる
- 悪質なユーザーは強制退場が可能
- インスタライブは基本的にPCから配信できない
- インスタライブを企業が配信する際のポイント・注意点
- 自社スタッフが配信できない場合は外部のインフルエンサーを活用する
- ストーリーズの質問スタンプで事前に配信ネタを集める
- 途中参加の人でもテーマが分かるようにしておく
- 質問に回答するなど相互コミュニケーションを意識する
- 内容に合わせて配信時間帯を変える
- 保存した配信を投稿コンテンツとして活用する
- 企業が配信したインスタライブの成功事例
- LOWYA
- ミルボン
- 企業のインスタ運用はInstagramキャンペーンも効果的
- インスタライブに関するよくある質問
- インスタライブが配信中かどうか確認できる?
- インスタライブを配信するのに条件はある?
- インスタライブは何時間までできる?
- インスタライブは見るだけでもバレる?
- まとめ
インスタライブとは?
「インスタライブ」とは、Instagram内で誰でも気軽にライブ配信ができるサービスです。
芸能人・インフルエンサーが頻繁に活用しており、多くのユーザーが利用する人気の機能です。視聴者とリアルタイムでコメントを通じて交流できるコミュニケーションツールとして注目を集めています。
配信できる内容も多岐にわたり、商品紹介・音楽ライブまであらゆる場面で活用できます。さらに、他のユーザーとコラボ配信をおこなって、より魅力的なコンテンツを生み出すことも可能です。
また、配信終了後は動画をアーカイブとして保存・シェアできるため、リアルタイムで視聴できなかったフォロワーもコンテンツを楽しめます。スマートフォン世代のニーズに応える新しいコミュニケーション手段として、今後さらなる広がりが期待されています。
インスタライブの見方
インスタライブの見方は、主に以下の2パターンがあります。
フォローしているアカウントの場合
フォローしていないアカウントの場合
視聴したいインスタライブに合わせて、上記の方法を使い分けましょう。
フォローしているアカウントの場合
フォローしているアカウントのライブ配信は、複数の方法で視聴できます。最も簡単な方法は、画面上部のストーリーズバーに表示される「LIVE」マークからアクセスする方法です。
ライブ配信が始まると画面上部のプロフィールアイコンに赤い丸枠が表示され、「LIVE」という文字が表示されます。「LIVE」と表示されたプロフィールアイコンをタップするだけで、すぐに配信画面に移動して視聴が可能です。
また、フォローしているアカウントがライブ配信を開始した際に「〇〇さんがライブ配信を開始しました」という通知が届きます。上記の通知をタップしても、ライブ配信画面にアクセスできます。
フォローしていないアカウントの場合
フォローしていないアカウントのライブ配信も、いくつかの方法で視聴できます。まず、「探索」タブ(虫眼鏡マーク)から、現在配信中のライブを探せます。人気のライブ配信は、「探索」タブで優先的に表示されるケースが多いです。
また、特定のアカウントのライブ配信を見たい場合は、プロフィールページに直接アクセスして視聴できます。配信中であれば、プロフィール画像に「LIVE」マークが表示されており、タップして視聴を開始できます。
さらに、フォローしているユーザーがシェアしたライブ配信にアクセスしての視聴も可能です。ただし、非公開アカウントの場合はフォローが承認されていないと視聴できません。
企業がInstagramをするメリット
インスタライブは、企業のマーケティング戦略に大きなメリットのある機能です。最大のメリットは、顧客との距離を一気に縮められる点です。
インスタライブではリアルタイムでのコメントやリアクションを通じて、双方向のコミュニケーションが実現できます。コミュニケーションによりユーザーが企業に対して親近感を感じ、ブランドロイヤリティの向上に直結します。
また、新商品発表・限定セールなどを広くユーザーに周知させやすい点もメリットです。Instagramを通して多くのユーザーに拡散されれば、効率よく集客・売上拡大につなげられます。
さらに、テレビCMやWeb広告と比べて圧倒的に低コストで情報発信ができるのも魅力です。インスタライブはスマートフォンがあればすぐに開始できるため、他の高額な機材投資は不要です。
インスタライブを視聴する際に使える機能
インスタライブを視聴する際に使える便利な機能としては、以下の5つがあげられます。
コメント機能
ハート機能(いいね)
質問機能
足跡機能
リクエスト機能
上記の機能を活用して、インスタライブのマーケティング効果を最大化させましょう。
コメント機能
コメント機能を活用して、視聴者はライブ配信中に画面下部のコメント欄から自由にコメントを送信できます。絵文字の使用やスタンプの送信なども可能で、表現豊かなコミュニケーションを楽しめるのが特徴です。
配信者はコメントをその場で読み上げて返答できるため、まるで実際に対話しているような臨場感が生まれます。また、他の視聴者のコメントも見られるので、ユーザー同士でコミュニケーションが盛り上がるケースもあります。
ハート機能(いいね)
視聴者の反応を最も直感的に伝えられるのがハート機能です。画面をタップするだけで、カラフルなハートマークが画面上を舞い上がり、配信者に「いいね」の気持ちを伝えられます。
連続でタップすると、より多くのハートが表示されて視聴者の熱量をダイレクトに表現できるのも特徴です。ハート機能は、コメントを書く時間がない場合でも素早く反応を示せる便利な手段として重宝されています。
また、配信者側では視聴者からのハートの総数が表示されるため、配信内容の反応を数値として確認できます。特に、企業の配信ではエンゲージメントなどコンテンツの効果測定に活用が可能です。
質問機能
画面上の「?」マークをタップして利用できる質問機能は、配信者とより深いコミュニケーションを取れるツールです。質問として送信されたメッセージは、通常のコメントと別枠で表示されます。
配信者は受け取った質問に対して詳しく説明したり、実演を交えて回答したりできます。特に、商品説明の配信で質問機能を利用して視聴者からの質問に答えれば、より満足度の高いコンテンツの提供が可能です。企業の配信では、商品やサービスに関する具体的な質問を受け付けて顧客の不安・疑問を解消する用途としても活用されています。
足跡機能
視聴を開始すると自動的に表示される足跡機能は、配信のコミュニティ感を高められる機能です。「〇〇さんが視聴を始めました」というメッセージが画面に表示されるため、新しいユーザーが参加したことが他の視聴者・配信者にも分かります。
足跡機能により、配信者は視聴者の出入りをリアルタイムで把握でき、適切なタイミングで挨拶や感謝の言葉を伝えられます。また、大規模な配信では視聴者数の変動を把握する指標としても活用が可能です。
リクエスト機能
リクエスト機能は、視聴者が配信者としてライブ配信に参加できる機能です。画面上の「リクエスト」ボタンを押して承認を得られれば、視聴者が配信者として参加できる仕組みです。
リクエスト機能を使用すると最大4人での同時配信が可能となり、まるでビデオ通話のように対話しながら配信できます。企業の配信では、商品のモニターとしてリクエスト機能を活用したり、視聴者参加型のイベントを開催したりする例も増えています。リクエスト機能により、一方通行になりがちなライブ配信に双方向のコミュニケーションを生み出せるのがメリットです。
インスタライブの通知を受け取る方法
Instagramには、ユーザーがライブ配信を開始したときに通知されるシステムが用意されています。1つ目は、プッシュ通知機能です。フォローしているアカウントの通知設定をオンにしておけば、配信開始の15分前に通知が届きます。
2つ目は、フィード上での自動表示です。フォローしているアカウントがライブ配信を始めると、フィード画面の最上部に「LIVE」マークとアカウントプロフィールが表示されます。
インスタライブをアーカイブとして保存する方法
リアルタイム視聴を逃してしまっても、インスタライブには配信内容をアーカイブとして保存できる便利な機能があります。インスタライブをアーカイブとして保存する方法は、主に以下の2パターンがあります。
IGTVで保存する
配信動画をダウンロードする
IGTVで保存する
インスタライブの配信内容を保存したい場合、IGTVでの保存がおすすめです。IGTVとはInstagramの動画専用プラットフォームで、通常の投稿より長時間の動画を視聴できる機能です。
配信終了後、画面下部に表示される「IGTVに共有」ボタンをタップするだけで、簡単に保存できます。保存された配信は、配信者のプロフィールページにある動画タブから視聴できます。
時間に縛られずに好きなタイミングで過去の配信を楽しめるのは、視聴者にとって大きなメリットです。また、アーカイブとしてライブ配信をInstagram内で動画化すれば、後から視聴数を確認できるなど企業側のメリットもあります。
配信動画をダウンロードする
ライブ配信の内容を保存したい場合は、スマートフォンへ直接ダウンロードする選択肢もあります。配信終了後に表示される「動画をダウンロードする」オプションをタップすると、配信内容をスマートフォンに直接保存できます。
ダウンロードされた動画は、スマートフォンの写真アプリやギャラリーで視聴が可能です。また、保存した動画は編集や加工もできます。例えば、ハイライトシーンだけを切り取って短編動画を作成したり、字幕を追加したりすれば新たなコンテンツとして活用も可能です。
インスタライブを配信する方法
インスタライブの配信は、以下の手順でおこないます。
1.Instagramのホーム画面から画面下部のプラスボタンをタップ
2.画面下部のスライドバーから「ライブ」を選択して下記の赤枠のボタンをタップ
3.インスタライブが開始される
配信開始前にはエフェクトの適用など、細かな設定が可能です。また、事前に安定したネットワーク環境を確保し、十分な電池残量があるか確認しておきましょう。画面には視聴者数・コメント・いいねなどのリアクションがリアルタイムで表示されます。
配信を終了する際は、画面右上の「×」ボタンをタップします。配信終了時には、配信内容をアーカイブとして保存するかどうかを選択が可能です。
インスタライブの配信で利用できる便利な機能
インスタライブの配信で利用できる便利な機能として、以下があげられます。
配信予定の設定もできる
インスタライブ前に告知も可能
配信者を後から追加できる
視聴者からの質問を画面でシェアできる
コメントの表示・非表示を切り替えられる
悪質なユーザーは強制退場が可能
上記の機能を利用して、企業マーケティングにインスタライブを最大限活用しましょう。
配信予定の設定もできる
インスタライブでは、事前に配信予定を設定できる機能が用意されています。具体的には以下の手順で配信予定の設定が可能です。
1.ライブ配信前の画面で表示されるカレンダーアイコンをタップ
2.ライブタイトルを記載
3.ライブ配信予定の日時を指定
配信予定機能は、定期的な配信がある場合や特別イベントの告知などに重宝します。視聴者も予定を立てやすくなり、より多くの方に配信を見て貰いやすくなるのがメリットです。企業の商品発表やインフルエンサーの重要な告知など、多くの視聴者に確実に届けたい配信には必須の機能です。
インスタライブ前に告知も可能
配信予定を作成すると、情報をストーリーズやフィード投稿として簡単にシェアができます。告知機能により、より多くの視聴者に配信予定の周知が可能です。
告知投稿には配信の日時はもちろん、内容の概要や見どころなども含められます。視聴者は興味のある配信を事前にチェックし、カレンダーに予定として組み込めます。
また、告知投稿へのリアクションやコメントから視聴者の関心度を事前に把握できるのもメリットです。視聴者の関心を事前に把握し、配信内容の微調整や準備をおこなえます。
配信者を後から追加できる
インスタライブの魅力的な機能の1つが、最大3名までの配信者を追加できるコラボ配信機能です。配信開始後でも他のユーザーを招待でき、以下の手順でコラボ配信者を追加できます。
1.ライブ配信画面の下部にある「人とプラスマーク」がうつったアイコンをタップ
2.表示された検索欄から招待したいユーザーを検索して選択
招待されたユーザーには通知が届き、承認するとライブ配信に参加できる流れです。コラボ配信機能により、複数人でのトークショー・オンラインイベントなど、より多彩な配信コンテンツを作り出せます。各配信者の画面が分割して表示されるため、視聴者は全員の表情や反応を同時に楽しめる点が魅力です。
企業の活用例としては、異なる場所にいる専門家による商品説明や複数の支社をつないだ社内イベントなど様々な事例があります。また、インフルエンサー同士のコラボレーションにも活用され、ファン層を相互に広げる効果も期待できます。
視聴者からの質問を画面でシェアできる
インスタライブでは、視聴者からの質問を画面でシェアできる機能も備えています。具体的には、画面下部の「?」マークをタップすると視聴者からの質問が一覧で表示されます。回答したい質問をタップすると、配信画面に質問カードが表示される流れです。
上記の機能は、商品説明や講座形式の配信で重宝します。視聴者からの疑問点をリアルタイムで拾い上げて解決すれば、より満足度の高いコンテンツの提供が可能です。また、質問をきっかけに新たな話題を展開したり、視聴者の関心事を把握したりもできます。
コメントの表示・非表示を切り替えられる
配信画面をより見やすく管理できるコメント表示・非表示の切り替え機能も備えています。画面下部の3点マークから、コメントの表示・非表示を簡単に切り替えられる仕様です。
例えば、商品のデモンストレーションなど視覚的な情報を重視したい場合は、一時的にコメントを非表示にしてより没入感のある配信が可能です。また、重要な情報や告知をおこなう際にコメントを非表示にし、視聴者が内容を理解しやすくするなどの活用もできます。
悪質なユーザーは強制退場が可能
インスタライブでは、悪質なユーザーを強制退場させられる機能を備えている点も特徴です。具体的には、問題のあるコメントをタップして「ライブ動画から削除」を選択すると、該当ユーザーを配信から退場させられます。
不適切なコメントや荒らし行為から配信を守り、視聴者全体にとって快適な環境を維持するのに役立ちます。また、退場させたユーザーの情報は記録されるため、必要に応じてブロックするなどの追加対応も可能です。
インスタライブは基本的にPCから配信できない
インスタライブはスマートフォンアプリを中心に設計されており、PCからは視聴できるものの配信はできません。また、PCでは一部機能を制限されており、質問を送るなどの機能も利用不可となっています。
「OBS Studio」などの配信用ソフトウェアを活用すれば、PCからのライブ配信が可能になります。ただし、設定には技術的な知識が必要となるため、基本的にはスマートフォンでの配信がおすすめです。
インスタライブを企業が配信する際のポイント・注意点
インスタライブを企業が配信する際のポイント・注意点として、以下の6つがあげられます。
自社スタッフが配信できない場合は外部のインフルエンサーを活用する
ストーリーズの質問スタンプで事前に配信ネタを集める
途中参加の人でもテーマが分かるようにしておく
質問に回答するなど相互コミュニケーションを意識する
内容に合わせて配信時間帯を変える
保存した配信を投稿コンテンツとして活用する
インスタライブを配信する際は、上記のポイントを意識しましょう。
自社スタッフが配信できない場合は外部のインフルエンサーを活用する
自社スタッフが配信できない場合は、外部のインフルエンサーを活用しましょう。インフルエンサーは日頃からライブ配信の経験が豊富で、視聴者とのコミュニケーションにも長けています。また、独自のファン層を持っているため、自社だけではリーチできない新たな層へのアプローチも期待できます。
ただし、インフルエンサー選定の際は自社のブランドイメージとの親和性・過去の配信実績などを十分に検討することが重要です。また、事前の打ち合わせで配信内容・注意点を明確に共有し、スムーズな進行を心がけましょう。自社の魅力を最大限に引き出せるパートナーを見つければ、より効果的な配信が実現できます。
ストーリーズの質問スタンプで事前に配信ネタを集める
ストーリーズの質問スタンプを活用すれば、視聴者が本当に知りたい情報を事前に収集できます。事前に質問を募集し、リアルな視聴者のニーズを把握できる点がメリットです。質問内容を分析すれば配信で取り上げるべきトピックの優先順位が明確になり、より視聴者の期待に応える内容を提供できます。
また、収集した質問は配信時の進行をスムーズにする要素としても活用が可能です。話題に詰まった際のネタとして利用でき、配信の流れが途切れることを防げます。さらに、視聴者自身の質問が取り上げられれば、配信への参加意識が高まって積極的なコミュニケーションが期待できます。
途中参加の人でもテーマが分かるようにしておく
インスタライブを配信する際は、途中参加の人でもテーマが分かるようにしておきましょう。インスタライブの特徴として、視聴者の途中参加が非常に多い点があります。そのため、コメントのピン留め機能や質問機能を活用して、現在の話題や重要なポイントを常に画面上に表示しておくのがおすすめです。
上記のような対策をしておけば、途中参加者でもすぐに配信内容を理解できるため、離脱を防げます。例えば、「現在のテーマ:〇〇商品の△△機能を紹介」といった情報をピン留めしておけば、視聴者は迷うことなく配信内容を理解できます。
質問に回答するなど相互コミュニケーションを意識する
質問に回答するなど相互コミュニケーションを意識しましょう。ライブ配信の醍醐味は、リアルタイムでの双方向コミュニケーションです。一方的な情報発信ではなく視聴者からの質問へ丁寧に回答すれば、配信はより活気づいて魅力的なものとなります。
さらに、視聴者同士の会話も積極的に拾い上げれば、コミュニティ感が生まれて活発な意見交換も期待できます。上記のような相互コミュニケーションは、ブランドへの信頼感や親しみを深める重要な要素です。
内容に合わせて配信時間帯を変える
ライブ配信の成功には、適切な配信時間帯の選択が重要です。特に長時間の配信の場合、視聴者がまとまった時間を確保できる時間帯を選ぶ必要があります。
平日であれば、多くの人が仕事や学校から帰宅している夜8時以降が理想的です。夜8時以降であれば、視聴者は落ち着いた環境で配信に集中できます。
配信内容によっても最適な時間帯は変わってきます。例えば、料理の実演であれば夕食の準備時間に合わせるのが効果的です。視聴者のライフスタイルを考慮した時間設定により、より多くの参加を促せます。
保存した配信を投稿コンテンツとして活用する
ライブ配信を保存しておけば、新たな投稿コンテンツとして活用が可能です。例えば、配信の中から特に反応の良かった部分だけを切り出してショート動画を作成する方法があります。
また、質疑応答のパートをFAQとしてまとめたコンテンツを作成するなどの活用方法もあります。保存した配信を活用すれば、新規コンテンツの作成にかかる時間と労力を大幅に削減できるのがメリットです。ライブ配信を一過性のコンテンツで終わらせず、積極的に二次活用すると効率的な情報発信が可能になります。
企業が配信したインスタライブの成功事例
企業が配信したインスタライブの成功事例として、以下の2社を紹介します。
LOWYA
ミルボン
LOWYA
LOWYAは、家具・雑貨を販売するECサイトです。定期的にインスタライブを配信しており、自社商品を使ったインテリアのコーディネート例を紹介しています。自社商品を購入した後のイメージを鮮明にでき、スムーズに購入へと結びつけている点が特徴です。
また、最近では実店舗の出店も積極的におこなっており、インスタライブで店内の案内も実施しています。新店舗のPRをインスタライブでおこない、オフラインへの送客を促している点も特徴です。
ミルボン
引用:ミルボン
ミルボンは、美容室専売のヘアケア製品を販売する会社です。インフルエンサーを起用した「BEAUTY Channel」を定期的に開催しており、自社製品のPRをおこなっています。
ライブ配信では視聴者限定での自社商品プレゼントキャンペーンも実施し、数多くのフォロワー獲得にも成功しています。また、通常の投稿でも自社製品を使ったヘアケアの方法を紹介しており、売上拡大につなげている点も特徴です。
企業のインスタ運用はInstagramキャンペーンも効果的
企業のインスタ運用では、インスタライブだけでなくInstagramキャンペーンも効果的です。Instagramキャンペーンとは、Instagramでプレゼントが貰えるキャンペーンなどを実施して集客・認知拡大などにつなげる施策です。キャンペーンの応募にアカウントのフォローを条件付ければ、短期間で数多くの新規フォロワーを獲得できます。
また、キャンペーン内でユニークなハッシュタグがついた投稿を促せば、キャンペーンの二次拡散も狙えます。効率的に自社商品の認知拡大を図れる点もメリットです。マーケティングの観点から多くのメリットがあるため、Instagramキャンペーンも積極的に活用しましょう。
なお、Instagramキャンペーンを実施する際は、「キャンつく Instagram版」の利用がおすすめです。キャンペーンの作成・実施を効率化できるツールで、以下のような機能を備えています。
機能 | 概要 |
---|---|
自動抽選機能 | 期間やユーザーのフォロワー数など、条件を指定して自動で当選者を抽選できる |
メッセージ送信管理 | いつ誰にどのようなDMを送信したかを管理画面上で一覧管理できる |
フォーム作成機能 | キャンペーンに合わせて自由にフォームを作成できる |
ユニークコード送信機能 | 各ユーザーに自動で個別のデジタルギフトコードを送信できる |
レポート機能 | 参加ユーザーの傾向を様々なレポートで表現できる |
キャンつくには、Instagramのキャンペーン支援に関して10年以上の経験があり、トラブルや炎上リスクへの対処も万全なサポート体制を整えています。企画の立案からキャンペーンの運用まで一括で支援する、「まるっとおまかせプラン」を用意している点も特徴です。Instagramキャンペーンが初めての方でも、スムーズに実施できます。
Instagramキャンペーンの実施には、「キャンつく Instagram版」の利用を検討してください。詳細が気になる方は、以下のリンクから問い合わせができます。
インスタライブに関するよくある質問
インスタライブに関するよくある質問として、以下の4つがあげられます。
インスタライブが配信中かどうか確認できる?
インスタライブを配信するのに条件はある?
インスタライブは何時間までできる?
インスタライブは見るだけでもバレる?
インスタライブを実施する際に疑問点がある場合は、上記質問への回答を参考にしてください。
インスタライブが配信中かどうか確認できる?
インスタライブが配信中かどうか確認するには、アカウントのアイコンをチェックするのが一番簡単です。アイコン付近に「LIVE」と表示されている場合、アカウントが現在ライブ配信中である状態なのが分かります。見たいアカウントがライブ配信をしているか確認したいときは、アプリのフィードやストーリーズの表示を細かくチェックしておきましょう。
インスタライブを配信するのに条件はある?
インスタライブを始めるための特別な条件はありません。フォロワーの人数や認証マークの有無にかかわらず、アカウントを持っていれば誰でも気軽に始められます。
初心者でも数ステップで簡単にライブ配信ができるため、企業や個人が自己表現や商品のプロモーションに活用しています。ライブ配信をおこなうにはアプリを開き、画面下部のプラスマークをタップして「ライブ」を選択するだけです。設定も簡単で、多くの人がリアルタイムでライブ配信を手軽に楽しんでいます。
インスタライブは何時間までできる?
インスタライブは最大で4時間まで配信が可能です。以前は1時間に限られていましたが、ユーザーの需要が高まる中で、長時間の配信が可能になるよう改善されました。4時間あれば商品の詳細な説明・トークイベント・ライブパフォーマンスなど、様々な目的に対応できます。
インスタライブは見るだけでもバレる?
インスタライブは視聴した際に足跡機能が働き、閲覧履歴が配信者に通知されます。そのため、ライブを「見るだけ」でも配信者に自分が視聴していることが分かる仕組みになっています。
まとめ
インスタライブは気軽に始められるマーケティングに効果的なInstagramの機能です。企業がより効果的な配信をおこなうためには、今回紹介したポイントをおさえて実施しましょう。
具体的には、ストーリーズの質問スタンプを活用して事前に視聴者の関心事を把握しておくと、より魅力的な配信内容が作れます。さらに、途中参加者にも分かりやすいようコメントのピン留めや定期的な内容の振り返りなどの工夫が重要です。
質問に丁寧に回答するなど、双方向のコミュニケーションを大切にすれば、視聴者の満足度も高まります。インスタライブを上手に活用し、自社商品の認知拡大や売上アップにつなげましょう。