7月はボーナス商戦かつ、夏休みが始まる時期なのもあり、消費者の購買意欲が高い時期です。商品やサービスを宣伝することで、認知度が向上し購買意欲の促進につながります。 しかし、どのような方法で集客すれば良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
もし効率的にWeb上で集客したい方は、SNSキャンペーンがおすすめです。SNSキャンペーンは拡散力が高く、通常の投稿よりも印象に残りやすいので、効率的に認知度を高められます。 本記事では7月に行われたキャンペーンの事例をX(旧Twitter)とInstagramそれぞれで計18個紹介します。
企画立案の参考になりますので、ぜひお読みください。
※当コンテンツは、SNSキャンペーンツール「キャンつく」で4,000件超の支援実績を持つピクルスが監修しています。
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7月のSNSキャンペーンはボーナス商戦を狙った宣伝に最適
7月はボーナス商戦の時期で消費者の購買行動が増える時期です。また梅雨が明けて、海開きや山開き、七夕など多くのイベントが始まる点も7月の特徴で、多くの企業が集客に力を入れます。
現在さまざまな宣伝方法がありますが、なかでもSNSキャンペーンに注目が集まっています。注目が集まる理由は、SNSを経由して購入している人が増えているためです。 マーケティング支援をしている株式会社ネオマーケティングの調査によると、Instagram利用者の48.3%、X(旧Twitter)利用者の41.8%がSNSで商品を見て購入していることが分かりました。
また「商品を購入したきっかけは?」というアンケートでは「商品の紹介動画(43.2%)」という回答が最も多く、次いで「友人やフォローしている一般の方の口コミ投稿」となっており、いずれもSNSキャンペーンでリーチできる層が対象になっていました。
こういった背景から、認知度向上や販売促進につながりやすいSNSキャンペーンでの集客が重要となっています。
X(旧Twitter)で7月に実施されたキャンペーン事例12選
X(旧Twitter)で7月に実施されたキャンペーン事例を12個紹介します。
楽天グループ株式会社
株式会社l-ne
すき家
日本橋三越本店
セブンズヘブン
ぼんち揚
べっぴんナッツ開発チーム
元祖くず餅船橋屋
水戸 だるま納豆
味の素
CCOFFEE
日10ドラマ『アイのない恋人たち』
それぞれ詳しく紹介しますので、キャンペーンの企画立案にお役立てください。 また、キャンペーン企画を立てようか悩んでいる方は「X(旧Twitter)キャンペーン企画診断」を利用してみてはいかがでしょうか。
10問の質問に答えるだけで、自社の成果につながる企画内容を把握できます。無料で利用できますので、お気軽にお試しください。
楽天グループ株式会社
※本キャンペーンはキャンつくを利用して実施されたキャンペーンです
楽天トラベルキャンプは「この夏、キャンプを楽しもう」というキャッチコピーでアウトドアグッズや楽天ポイントが当たるキャンペーンを実施。
アカウントのフォローと該当ポストをリポストするだけで参加できるキャンペーンとなっています。
クーラーボックスや小型扇風機といったキャンプに嬉しいグッズを賞品にすることで多くのユーザーが参加しました。結果、6,537件のリポストと1,731件のいいねが集まっています。
株式会社l-ne
※本キャンペーンはキャンつくを利用して実施されたキャンペーンです
株式会社l-neは、リツイートキャンペーンを行い、乾燥や紫外線などで痛みがちな夏髪をケアする商品を訴求しています。
シャンプー・トリートメント・ヘアオイルの現品ボトル3本セットを賞品とすることで、お得感を演出している点が特徴です。
本キャンペーンでは、約403万のインプレッションと、8,735件のリポストを獲得しています。新商品の認知拡大に加え、ブランディングにも貢献した非常に良いSNSキャンペーンと言えるでしょう。
すき家
すき家は土用の丑の日に特化したキャンペーンを実施しました。アカウントのフォローと投稿のリツイートで、お食事券2,000円分がその場で当たる内容となっています。
うなぎを使ったメニューを、土用の丑の日に合わせて宣伝しているのが特徴です。
動画を使って商品のおいしさを視覚的に使えるようにしています。
日本橋三越本店
日本橋三越本店も土用の丑の日に合わせて、うなぎの蒲焼を抽選でプレゼントするキャンペーンを行いました。 「暑さに負けるな!キャンペーン」と題して、フォロー&リツイートキャンペーンを実施しています。
日本橋三越本店というブランドにあわせて、高価格帯の商品をプレゼントしているのが特徴です。
ホームページでキャンペーン内容の詳細を記載しており、サイトの流入を増やしています。
セブンズヘブン
日本で配信が予定されているスマホゲーム「セブンズヘブン:崩落神域」では、海の日にあわせてAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを実施しました。
Amazonギフト券5,000円分を1名に、1,000円分を10名にプレゼントする内容になっています。 海の日にあわせて青色の髪のキャラクターを画像に載せて、海らしさを表現しています。
まだリリースされていないものの、2024年4月時点で18,000のフォロワーを獲得しています。
ぼんち揚
ぼんち揚げの公式アカウントでは、海の日キャンペーンをして、7,000以上のリツイート数を獲得しました。
プレゼント内容を海鮮素材を使った商品にし、販売促進につなげています。 できるだけ7月のイベントと関連した商品を掛け合わせたキャンペーンにすることで、印象に残りやすくなっています。
また、いつも別の自社商品を購入している人に向けて、新商品や関連商品を訴求する機会となり、クロスセルを狙うことも可能です。
べっぴんナッツ開発チーム
べっぴんナッツ開発チームは、広島県尾道市の食品メーカー福利物産が運営してるアカウントです。
普段は商品紹介や商品を使ったレシピを投稿して、注目を集めています。 べっぴんナッツ開発チームでは、7月22日の「ナッツの日」に合わせてプレゼントキャンペーンを実施しました。
自社商品を2種類プレゼントする内容となっています。
投稿の返信に自社商品の特徴を記載したり、通販サイトに誘導したりと投稿が目に留まったユーザーに向けて、商品について詳しく知ってもらう機会にしています。
元祖くず餅船橋屋
東京都の亀戸で創業した「元祖くず餅 船橋屋」はSNSでの集客に力を入れています。
通常の投稿だけでなく、インスタライブを実施したり、プレゼントキャンペーンを実施したりなどさまざまです。
7月には7月25日の「かき氷の日」に合わせて自社の宅配かき氷を抽選でプレゼントしました。
宅配かき氷を知らない人に向けて、動画でわかりやすく解説しており、興味を持ってもらえるようにしています。
水戸 だるま納豆
納豆を製造している「水戸 だるま納豆」では、7月10日の納豆の日に自社商品のセットが当たるキャンペーンを行いました。
アカウントのフォローと投稿のリツイートのみで参加できるようになっていますが、ハッシュタグを付けて引用リツイートすることで当選確率が上がるような内容になっています。
当選確率が上がるための行動をユーザーに促すことで、より拡散されやすくなり、認知度を高められるのが特徴です。
味の素
味の素では「AJINOMOTO×SPORTS」というアカウントを運営しています。スポーツが好きな人に向けて健康情報やスポーツ選手の情報を発信しているのが特徴です。 AJINOMOTO×SPORTSは7月に、水泳グッズが当たるキャンペーンを行いました。
キャンペーンに味の素が契約している水泳選手、入江陵介さんを起用して宣伝しています。 知名度の高いインフルエンサーを起用することで、そのファンや知っている人が参加したくなり、認知度の向上につながります。
CCOFFEE
C COFFEEは国産炭が入ったコーヒーブランドで、通販サイトで販売しています。Xの公式アカウントでは定期的にプレゼントキャンペーンを実施しています。 7月には暑中見舞いのキャンペーンとして自社商品を抽選でプレゼントしました。
暑中見舞いの贈り物としても利用できることもアピールでき、購買を促進しています。
日10ドラマ『何曜日に生まれた
テレビ朝日では日10ドラマの宣伝に向けたアカウントを運用しており、2023年8月から10月まで放送された「何曜日に生まれたの」の宣伝に活用していました。
「何曜日に生まれたの」を宣伝するために、7月に暑中見舞いに向けたキャンペーンを実施しています。アカウントのフォローと投稿のリツイートで参加できるキャンペーンです。
動画配信サイトのURLも設置しており、テレビを見ないユーザーにも視聴してもらえるよう促しています。
Instagramで7月に実施されたSNSキャンペーン事例6選
Instagramで7月に実施されたSNSキャンペーンとして、以下の5つを紹介します。
株式会社しまうまプリント
Unplug
明治屋
ブルダック
クイーンズ伊勢丹
Re・De
Instagramで人気のキャンペーン企画の特徴を把握できますので、ぜひ参考にしてみてください。 なお、キャンつくでは自社にあったキャンペーン企画を知りたい人のために「Instagram キャンペーン企画診断」を用意しています。 自社の課題から解決につながる企画を提案しますので、ぜひ利用してみてください。
株式会社しまうまプリント
※本キャンペーンはキャンつくを利用して実施されたキャンペーンです
株式会社しまうまプリントは「キッズカメラマンコンテスト」と称し、子どもが撮影した写真で参加できるコンテスト式SNSキャンペーンを実施。夏のお出かけやおうちでの出来事など、幅広い撮影シーンを募集することで多くの参加を促すことに成功しています。
キャンペーンを行うことで「#しまうまプリント」のハッシュタグは急激に増加し、今では約4万件ものハッシュタグ投稿が集まっています。
認知度の拡大に大きく貢献した素晴らしい事例と言えるでしょう。
Unplug
サウナハットのブランド「Unplug」はサウナハットをプレゼントするキャンペーンを実施しました。アカウントのフォローと投稿のいいねだけで参加できる内容になっています。
5週連続でプレゼントキャンペーンをする大きな企画で、サウナ好きの認知を高めました。初めてキャンペーンを応募する人に向けて、イラストで分かりやすく応募方法を紹介している点が特徴です。
明治屋
老舗スーパーマーケットの明治屋は、7月にフォトコンテストを開催しました。「マイシロップ」という自社ブランドを購入した人向けのキャンペーンです。
マイシロップ製品とアレンジレシピを一緒に写した画像に、指定のハッシュタグを付けて投稿することで応募できます。
投稿した人の中から抽選で自社の新商品をプレゼントしており、明治屋の利用者を促す企画になっているのが特徴です。
ブルダック
激辛麺のブルダックは、江ノ島の海の家でイベントを開催するのに合わせて、キャンペーンを実施しました。
海の家で撮影した写真をInstagram のフィードに投稿することで、イベント抽選に参加できる内容になっています。 実際に店舗に訪れたユーザーのみが参加できるようにすることで、店舗集客につなげているのが特徴です。
店舗に訪れたユーザーが写真を投稿することで、自社商品の宣伝になり、認知度を向上させています。
クイーンズ伊勢丹
クイーンズ伊勢丹はプライベートブランドを中心に販売しているスーパーマーケットです。Instagramのアカウントでは自社商品やアレンジレシピを紹介しています。
7月には夏の大感謝キャンペーンとして、自社商品を抽選でプレゼントしました。夏に飲んでみたいと思わせるような写真を利用して、ユーザーの興味を引いている点が特徴です。
Re・De
家電製品のブランド「Re・De(リデ)」では「OTMアイスクリーム」と共同でキャンペーンを実施しました。
「7月の暑い日の風呂上りを快適にする」をコンセプトにしたキャンペーンで、2社がそれぞれ自社商品をプレゼントする内容になっています。
複数の企業がコラボしてコンセプトが一貫したキャンペーン企画を立てることで、より魅力的なものになり、お互いのブランドの認知を高めるきっかけを作れます。
7月にSNSキャンペーンをするなら「キャンつく」がおすすめ
7月はユーザーの購買意欲が高いため、SNSを使って集客することで購買を促進でき、売上を向上できます。 海の日や土用の丑の日などイベントも多くあるので、自社商品と関連したイベントと掛け合わせたキャンペーン企画にしましょう。
ただし、SNSキャンペーンで成功するのは決して簡単ではありません。キャンペーンで成功するにはターゲットに刺さる企画を立て、クリエイティブを作成したりプレゼントを決める必要があります。
もし自社でキャンペーンを実施するのが難しいと考えている方は、SNSキャンペーンのサポートをしている企業に相談することも検討しましょう。
キャンつくではキャンペーンツールを活用して内製化できるプログラムを提供しています。自社で企画立案から運用までできるよう、わかりやすくサポートしますので、お気軽にご相談ください。
以下では、SNSキャンペーンを活用した最新の成功事例を紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。