母の日を活用したSNSキャンペーンは、自社や商品に親しみを持ってもらえるきっかけになるため、認知拡大や売上げアップに期待できます。
本記事では、母の日にSNSキャンペーンを実施する効果から事例まで紹介しています。他社事例からキャンペーンの狙いや工夫も解説していますので、ぜひ参考にしてください。
ちなみに、SNSキャンペーンには「フォロー&リポスト」「インスタントウィン」などさまざまな種類があります。キャンペーン手法について詳しく知りたい方は下記を参考にしてください。
【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説
※当コンテンツは、SNSキャンペーンツール「キャンつく」で4000件超の支援実績を持つピクルスが監修しています。
母の日SNSキャンペーンの効果
母の日にSNSキャンペーンを行うと、以下の効果が期待できます。
認知拡大できる
新しい層にリーチできる
商品購入のきっかけになる
順番に解説していきます。
認知拡大できる
「母の日」はメディアがトレンドとして取り上げやすいイベントです。
母の日である5月の第2日曜日まで、TVやデパート、スーパー、もちろんSNSでも母の日に関連する情報が出回ります。
特にSNSは時節に合った内容が受け入れられやすい傾向があるため、「母の日」に合わせてキャンペーンを行うと認知が広がりやすく、多くのユーザーに自社のことを知ってもらえるようになります。
新しい層にリーチできる
※引用元:楽天インサイト
楽天インサイト株式会社が行った母の日のアンケートでは、母の日にプレゼントを渡す男性は、女性(約60%)の約半数いることが分りました。(上記表)
女性をターゲットとした商品を展開している企業では、母の日のSNSキャンペーンをきっかけに、男性客を取り込むことができるでしょう。
それにより「口コミでの拡散」や「来年の母の日に購入してくれる」可能性が生まれます。
商品購入のきっかけになる
※引用元:株式会社secret place【母の日のプレゼント】インターネット調査
母の日のプレゼントがマンネリ化していたり、定番商品しか思いつかないなど、母の日ギフトで悩んでいる方は意外と多いです。(上記画像)
そこで、母の日にSNSキャンペーンを行い自社商品を知ってもらうことができれば、プレゼント選びに悩む方の助けになる可能性があります。
SNSキャンペーンをきっかけに認知を広げ、商品を購入してもらう導線を作っている企業事例を以降の見出しで紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
母の日のSNSキャンペーン事例10選【SNS別】
母の日のSNSキャンペーン事例を見ていきましょう。 今回はSNS別で紹介していますので、自社が運用している(または運用予定)SNSに合わせて参考にしてください。
母の日 X(Twitter)キャンペーン事例
X・Twitterで実施された母の日キャンペーンの事例を5選紹介します。
なお、キャンペーン実施にはさまざまな工程があり、手動のみで行うのは難しいためツールの導入がおすすめです。
X・Twitterキャンペーンツールをお考えの方は、下記資料をご利用ください。
①メリーチョコレート
親しみがある高級チョコレートとして有名なメリーチョコレートは、X・Twitterで【メリー母の日Twitterプレゼントキャンペーン2023】を実施。
母の日にチョコレートを贈ることが世間に定着しつつあることに加えて、メリーチョコレートの高い認知度が合わさり、1万件のリツイートを獲得しました。
キャンペーンの参加方法が、「フォロー&リツイートのみ」といった手軽さも、参加者増加に貢献しています。
②株式会社ユニバル
機能にこだわった靴下やレッグウェアを製造・販売する株式会社ユニバルは、「母の日」に合わせて、ふくらはぎサポーターをプレゼントするキャンペーンを実施しました。
「お母さんをねぎらいたい」と思うユーザー心理と商品の相性が良く、リツイートを1,400件以上獲得し、自社商品の認知拡大に成功しています。
③花キューピット
花キューピットは、母の日に合わせたキャンペーンで「Amazonギフトカード1,000円分」をプレゼントに設定。
一見「Amazonギフト券」は母の日と関連がなさそうに見えますが、ギフト券で多くの参加者を集め、キャンペーンサイト内で母の日商品を宣伝し、購入のきっかけを作っていました。
このように、母の日用のプレゼントを賞品にするのではなく、キャンペーンをきっかけに自社製品を購入してもらう方法もあります。
④東京ミルクチーズ工場
東京ミルクチーズ工場は、ミルクとチーズを組み合わせたお菓子を販売している会社です。
母の日のキャンペーンでは、母の日セットを早期購入した方に「次回使用できる送料無料クーポン」を配布。
母の日用にプレゼントを探している方を早いうちから囲いこみ、リピート購入につなげている手法は参考になります。
⑤BEAMS
メンズ・レディース・キッズと幅広いアパレル製品を展開するBEAMSは、母の日Twitterキャンペーンを開催。
BEAMSの公式Twitterアカウントのフォローと「自身のお母さんあるあるの投稿」をキャンペーンの参加条件にしており、ユーザーが楽しめる企画となっています。
あるあるを見た別のユーザーが「自分のお母さんのあるあるも言いたい」と、参加を促進する効果も期待できます。
母の日 Instagramキャンペーン事例
次に、Instagramで実施された母の日キャンペーンの事例を3つ紹介します。
Instagramのキャンペーンツールをお探しの方は、下記資料をご利用いただくと便利です。
⑥Galler(ガレー)チョコレート
ベルギー王室御用達ブランドのGallerは、母の日にInstagramで画像投稿キャンペーンを実施。
「#Galler」&「#ハッピーアンドピース」のハッシュタグと一緒に、幸せの瞬間の写真を投稿することでキャンペーンに参加できます。
キャンペーンのプレゼントを新商品にして、うまく宣伝しています。
⑦川崎日航ホテル
神奈川県川崎市にある「川崎日航ホテル」は、宿泊だけでなくウエディング会場や宴会、会議場としても利用されています。
1階のペストリーショップで「母の日限定スイーツ」を販売しており、その売上アップを狙うために母の日を活用したInstagramキャンペーンを実施しました。
ショップで購入した「母の日限定スイーツ」が写った画像を投稿することを応募条件にして、限定スイーツの購買を促進する工夫をしています。
賞品受け取り条件を「ホテルにて引き換え」にして来店のきっかけを作っていますが、ユーザーにとっては少々手間です。
ですが、「応募者全員にプレゼント」にすることで参加意欲低下を防ぎ、来店を促進させる工夫をしています。
⑧株式会社 平和堂
滋賀県を中心に展開するスーパー「平和堂」は、Instagramで母の日キャンペーンを実施。
応募条件に「平和堂と分かるものが写った画像を投稿すること」としており、店舗への来店を促しています。
さらにキャンペーンへの応募は「何回でも可」にしているため、来店率アップを狙いながらユーザーにもメリットがあるように工夫しています。
賞品は平和堂で使える1,000円分の商品券にしていることも、再来店のきっかけになるでしょう。リピーターを育成したい方におすすめの事例です。
母の日 X(Twitter)・Instagramキャンペーン事例
X・TwitterとInstagramで同時開催されたキャンペーン事例を紹介します。
⑨YOSHIKEI(ヨシケイ)
宅食サービスを行うヨシケイは、X・TwitterとInstagramで母の日キャンペーンを実施。X・Twitterの拡散力を取り入れてキャンペーンの認知を広げています。
さらに、Instagramでシェア&コメント、X・Twitterにて引用ポストなどを行うと当選確率UPするとして、キャンペーンの認知を広げる工夫をしていました。
また、当選者の発表はX・TwitterとInstagramで生配信で発表しており、興味をもってもらうアプローチ方法のアイデアが参考になる事例です。
母の日 Tik Tokキャンペーン事例
Tik Tokで実施された母の日キャンペーンの事例を紹介します。
Tik Tokキャンペーンツールの選定にお困りの方は、下記資料をぜひご利用ください。
⑩DUO
コスメブランドDUOは、Tik Tokで「母の日プレゼント企画」を実施。
ユーザーは、「アカウントのフォローといいね」「一緒に母の日プレゼントを渡したい友達をコメント欄でメンションすること」で参加できます。
友達をメンションすると相手に通知がいくため、ユーザーにキャンペーンを宣伝してもらうことができます。 参加者を集める工夫が参考になるキャンペーン事例です。
SNSキャンペーンツールなら「キャンつく」
今回は、母の日のSNSキャンペーンで得られる効果と、SNS別にキャンペーン事例を紹介しました。
母の日はSNS上で取り上げられやすいイベントです。
そのため、母の日に合わせてキャンペーンを行うと参加者が集まりやすく、認知拡大や売上げアップにつながる可能性が高まります。
母の日キャンペーンを行う際は、本記事で紹介した事例を参考に成功のヒントを得ていただけたら幸いです。
なお、企業でSNSキャンペーンを行う際は規模が大きくなるため、ツールの導入がおすすめです。 株式会社ピクルスが提供するSNSキャンペーンツール「キャンつく」なら、セルフ運用のため低予算でキャンペーンを実施していただけます。
高機能で操作も簡単なため、導入している企業からは「分析がしやすくなりました」「他のツールよりも簡単でした」といった声をいただいています。
SNSキャンペーンを活用した成功事例は以下の記事でも紹介していますので、ぜひご覧ください。