皆さまは、TwitterキャンペーンやInstagramキャンペーンなどのSNSキャンペーンを実施する際、自社で運用されてますか?それとも協力会社に委託していますか?
もし委託をしているのであれば、インハウスでセルフ運用を検討してみるべきかもしれません。
すべてのマーケティング施策において言えることですが、リソースに余力があり自社で出来るのであれば自社で行ったほうが良いです。
自社で行うことで
コストの削減
スピード速く実施
改善が行える
などのメリットが期待できます。
今回は「キャンペーン事務局の運用」という難易度が高く思われる業務のセルフ運用方法について3編に分けて解説していきます。
この記事を元に実行していただければ、今後のキャンペーン事務局運用は自社で回すことができるようになります。長期的にコスト削減も見込めるので是非チャンレジしていただきたいです。
またマーケティング支援を行っている事業者さまも、今回お伝えすることが実行できるようになれば「事務局代行業務」として提供できるサービスの幅が広がるので、支援の一貫としてチャレンジしていただければと考えております。
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【SNSキャンペーン】Twitterキャンペーン成果が出る13の方法|資料ダウンロードページ
SNSキャンペーンの業務は「企画・制作」と「事務局運用」に分かれる
誤解されがちなのが、キャンペーン業務において「企画・制作」と「事務局運用」はまったく別の業務であり「事務局運用」はノウハウがあれば誰でも可能という点です。
企画や制作については、一定以上の専門性が必要になってくるので専門業者に委託したほうがよいとは思いますが、事務局運用については、マーケター1人でも可能だったりします。
ピクルスも今でこそ運用代行業務をサービスとして提供しておりますが、当初はセールス担当者がセールスもしつつ事務局代行業務も1人でしておりました。
ノウハウがほぼ無かったところからのスタートでして、最初は無償提供をし試行錯誤を繰り返して現状のサービス提供に至っています。
なので経験的に、めちゃくちゃ難易度が高いことではなく、ちゃんと手順を踏んでやれば問題なく1人でも可能だと考えています。
また既にTwitterやInstagramの運用担当者がおられる場合は、キャンペーンの事務局運用も業務として担当していただいたほうがよいです。
基本的にはSNSキャンペーンもアカウント運用の範囲なのと、キャンペーン投稿などの管理を考えると、すべて一括でやるのが望ましいからです。
SNSキャンペーン事務局運用の業務内容の全体像
では、事務局業務のおおまかな内容を確認していきましょう。 こちらの図はピクルスが提供している「事務局代行業務」を示したものとなります。
プレゼント手配
応募規約作成
キャンペーンツール設定
キャンペーン用投稿運用
お問い合わせ対応
検閲
抽選/当選連絡/個人情報取得
プレゼント発送
基本的にはこれ以上の業務は発生しません。
6の検閲などは、ほとんどのキャンペーンにおいて必要はないので、実質は7つだけとなります。
それではそれぞれの事務局業務についての方法をお伝えします。
1. プレゼント手配
SNSキャンペーンの景品となるプレゼント商品の購入手続きです。
プレゼント種別としては大まかには以下の4つになります。
自社商品
他社製品
クーポンコード(Amazonギフト券や割引クーポンなど)
デジタルギフト
プレゼントはキャンペーンの目的に合わせて選定します。 それぞれの手配方法は以下の通りです。
1.自社商品
商品の認知拡大や認知向上が目的の場合は、こちら一択となります。
費用も原価となるので、比較的安価かつ手配も社内の担当部署に頼むだけでよいので簡単です。
2.他社製品
サービスなどの無形商材の場合、人気や話題の商品を別途購入してプレゼントにします。
ピクルスの場合はAmazonなどネットで購入することがほとんどです。過去、生肉や金塊など変わった商品手配もありましたが、どれもネットで問い合わせて購入しました。
今ならほぼ何でもネットで手配可能です。
3.クーポンコード(Amazonギフト券や割引クーポン)
SNSキャンペーンでのプレゼントの王道といえば、1番人気のAmazonギフト券となります。
コードを発行してDMで送信するだけなので、プレゼントの発送業務も不要となります。
手軽かつ応募数を多く集まるので、プレゼントとして1番多く活用されています。
購入方法はこちらからAmazonと法人契約をしてコードをダウンロードして利用します。
割引コードなどをプレゼントにする場合は、社内で利用できるクーポンサービスを確認して手配をしてください。
4.デジタルギフト
クオカードPayを代表に色々なサービスがあります。
それぞれのサービスに契約をしていただき利用する形になります。ほとんどのサービスがユニークURLがプレゼントコードになっており、発送作業も要らないのが利点です。
どの種別のプレゼントをするかの選定方法については以下の記事を参照してください。
>>SNSキャンペーンで成果を出す!3つのプレゼント選定方法とは。
賞品の画像をバナーやサイトに掲載したい場合は、賞品を利用した企業に問い合わせて許諾を得る必要がありますので、注意してください。
▼関連記事
【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説
2. 応募規約作成
キャンペーンに合わせて応募規約を作成します。 こちらについては以下の記事にひな形が掲載してありますので、参照して作成してください。
>>【2024年度版】X(Twitter)キャンペーン 応募規約のひな形。作成のコツと注意点。
3. キャンペーンツール設定
ピクルスが提供しているキャンペーンツール「キャンつく」であれば、セルフ運用を前提に設計しているツールなので、簡単に設定ができます。Twitterキャンペーンであれば5分もあれば設定可能です。
またインスタントウィンなどもノーコードで設定ができるようになっているので、カンバセーショナルカードで選択毎に違う結果を返すような複雑なキャンペーンでも30分〜1時程度で設定ができるようになってます。
設定に迷っても電話やZOOMですぐにサポートを受けれますので、安心して設定いただけます。
キャンつくでは他にも、キャンペーン事務局の運営マニュアル提供、ヘルプページでのQ&A閲覧といった手厚いサポートをご用意しています。
以下は運営マニュアルのサンプルです
キャンつくの資料を見てみたい、話を聞いてみたい方はこちら
上記から都合の良い日にちを選ぶだけで、気軽にZOOMで相談ができますよ。
▼サービス資料はこちら
【Instagramキャンペーンを時短・コスト削減。導入3000件超の運用ツール】資料ダウンロードページ
4. キャンペーン用投稿運用
基本的には、アカウント運用担当者に依頼する形になります。
Twitterキャンペーンであれば以下2種の方法で投稿設定をする形になります。
・Twitter広告の予約投稿を利用して設定する
カンバセーショナルカードなどのカードを利用する場合や、合わせて広告出稿も行う場合は、こちらの方法になります。
・キャンペーンツールを利用して設定する
ピクルスのキャンつくであれば、投稿機能がデフォルトで付いているので、管理画面から投稿の設定が可能です。
Instagramの場合は、アプリから投稿するのが基本となります。
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まとめ
今回は「SNSキャンペーン事務局完全マニュアル1:全体像の理解~運用開始編」と称して、事務局業務の全体像と8つある手順のうちの4つ目までご紹介してきました。
SNSキャンペーン事務局運用は難しいと思われがちですが、要点を押さえてしまえば自社内でも実践可能で、成功すれば「コスト削減」「スピード感のある施策実施」「自社内だけで改善が行える」などのメリットを得ることができます。
次回の記事では、SNSキャンペーン事務局運用でも最も難易度が高く、ピクルスのお客様からも相談の多い「5. お問い合わせ対応(FAQ作成)」に関して、解説していきますので、ぜひこちらも合わせてお読みください。。
>>SNSキャンペーン事務局完全マニュアル2:お問い合わせ対応~FAQ作成編
お問い合わせ対応は問題ないという方は、「6. 検閲」「7. 抽選/当選連絡/個人情報取得」「8. プレゼント発送」の手順やトラブル発生時の対応方法を解説した記事もございますので、そちらをぜひご覧ください。