SNSキャンペーンを実施しているけれども、なかなか成果が出ず悩んでいる方も多いでしょう。SNSキャンペーンで成果を出すためには、ユーザー体験の意識などいくつかのポイントを押さえて実行する必要があります。今回はSNSキャンペーンで成果を出す3つのポイントについて、4,000件以上の支援実績があるキャンつくの知見を交えて解説します。成果を出しやすいSNSキャンペーンも紹介するため、マーケティング成果を最大化させたいSNS担当者はぜひ参考にしてください。▼関連記事【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説そもそもなぜSNSキャンペーンを実施するのか?そもそもなぜSNSキャンペーンを実施するのかについて、以下4つの観点から解説します。成功するマーケティングメソッドとは?SNSキャンペーンとアカウント運用の関係SNSマーケティングの手法と難易度SNSキャンペーンでフォロワーを獲得する3つのメリット1.成功するマーケティングメソッドとは?まず成功するマーケティングメソッドを軸に、SNSキャンペーンの重要性を解説します。以下表の通り、現在ではさまざまなサービスでデジタルを中心としたプロモーションが溢れています。上記の中でも特に広告は、ユーザーへのアプローチが一方通行となるケースが多いです。しかし、SNSキャンペーンは以下のやりとりを通してユーザーと双方向のコミュニケーションを取れます。ユーザーにリツイートいいねなどのアクションをしてもらうハッシュタグ等で直接ユーザーから意見感想をもらう話題作りなどでプロモーション効果を最大化させるためには、SNSキャンペーンのようにエンドユーザーを巻き込んだアプローチをいかに効率的に実行できるかが重要です。2.SNSキャンペーンとアカウント運用の関係近年、InstagramやTwitter・XなどでSNSキャンペーンを見かける機会も増えました。SNSキャンペーンは日々の感謝を伝えるお祭りのようなものという印象を持つユーザーが多いため、宣伝色を出してしまうと毛嫌いされてしまいます。よって、広告色を出さずにSNSキャンペーンを実施するのがマーケティング成果を出す上で重要です。広告色を出さずにキャンペーンを行うためには、日々の運用でファン(ユーザー)とのコミュニケーションを欠かさずとる必要があります。上記画像の通り、キャンペーンばかりを打ち出すSNSアカウントは、発信が一方通行になるためユーザーからの印象がよくありません。商品を深く知ってもらう、またはファンとの関わり方などを大切にした投稿を心掛けた上で、新規顧客獲得のキャンペーンをバランスよく発信していくのが重要です。3.SNSマーケティングの手法と難易度SNSマーケティングは、大きく以下の3つに分かれています。一番難易度が低いのが「広告出稿」です。広告出稿は費用さえかければ誰でもできるため、SNSの経験がない企業でも比較的簡単に取り入れられます。しかし、広告運用のノウハウがない企業は外注する必要があるためコストが増大します。一方で、「アカウント運用」はメリットは大きいものの非常に難易度が高いです。アカウント運用では、ユーザーが魅力的に感じる投稿を運用者が投稿し続ける必要があります。作業量も多大となるため、誰でもできるわけではない点がデメリットです。上記2つの中間に位置するマーケティング施策が「SNSキャンペーン」です。キャンペーン実施の手間はかかりますが、アカウント運用のように属人化していないため基本的な運用スキルがあれば十分実行できます。 施策内容によっては爆発的に拡散する可能性もあり、費用対効果も高い点が特徴です。4.SNSキャンペーンでフォロワーを獲得する3つのメリットSNSキャンペーンではフォローを応募条件として設定するため、フォロワー獲得が成果として見込めます。SNSキャンペーンでフォロワー獲得を行うメリットは、以下の3つです。ピクルス社運用での目安比較となりますが、Twitter広告は上記の通り再現性は高いものの費用が高額になりやすい点がデメリットです。アカウント運用の場合は、属人的であるため担当者が辞めてしまうなどで再現が難しい点があります。 一方で、SNSキャンペーンはフォロワーの獲得単価が低い点がメリットです。ピクルスが提供するSNSキャンペーンツール「キャンつく」を利用すれば、前回の設定を新規キャンペーンで流用できるため担当者の負担を軽減して誰でも再現できます。キャンつくで作成したキャンペーンの効果や実績などは『自社商品を広めたい思いをキャンつくで実現。簡単操作と分かりやすい機能で3万フォロワー達成!』などの導入事例をご覧ください。関連記事:Twitterインスタントウィンキャンペーン成功事例10選!支援実績3000件超から得た知見を紹介関連記事:【業界別】Twitterキャンペーン事例20選|種類や成功させるコツも詳しく紹介成果に繋がるSNSキャンペーンのチェックポイント3選ただし、SNSキャンペーンはすべての企業が活用できているわけではありません。SNSキャンペーンを成功させるためには、以下のチェックポイントを意識する必要があります。応募の80%以上は懸賞アカウント恒常的な施策でフォロワーの離脱を防止ユーザー体験の提供を意識する関連記事:SNSキャンペーンで成果を出す!3つのプレゼント選定方法とは。応募の80%以上は懸賞アカウント1つ目は、参加している80%以上のユーザーが懸賞アカウントである点です。普段利用しているメインアカウントとは別に、懸賞用のアカウントを作成して応募しているケースが多くあります。懸賞アカウントの場合、懸賞目的のアカウント同士がフォローし合っているケースが多く、狙ったユーザーにキャンペーンを届けられなくなってしまいます。キャンペーンを実施する際は一般ユーザーが興味を持ち、友達に拡散したいと思ってくれる施策の実行が大切です。持続的な施策でフォロワーの離脱を防止2つ目は、持続的な施策でフォロワーの離脱を防止することです。SNSキャンペーンを単発で終わらせてしまうと、フォローを外されてしまう原因となります。毎月キャンペーンを実施している企業の場合、フォロワーの定着率も高くなるケースが多いです。ピクルスの運用事例においても、実際に単発でSNSキャンペーンを終えた場合にフォロワーの減少が見られました。継続してSNSキャンペーンを実施していたアカウントが1ヶ月間取りやめただけで、フォロワーが10%減った事例が報告されています。よって、SNSキャンペーンを実施する際は持続的な運用を意識するのが大切です。またキャンペーン実施の注意点として、メインビジュアルのクオリティを高くしすぎると内容に目がいきづらくなって参加率が減ってしまう点が挙げられます。 キャンペーンではユーザーが魅力的に感じる施策を多く取り入れるケースも多いでしょう。 しかし、ユーザーにまったく馴染みのない企画を盛り込んでしまうと、キャンペーンへのハードルを高く感じられて参加率が低くなります。シンプルかつ伝わりやすいキャンペーンを恒常的に実施するのが、フォロワー獲得の上で重要です。ユーザー体験の提供を意識する3つ目は、ユーザー体験の提供を意識する点です。SNSキャンペーンは応募が簡単で拡散力も高いため、マーケティング上で大きなメリットがあります。しかし、あくまで投稿から応募するだけであるため、商品の魅力などがユーザーに伝わりきらない可能性もあります。キャンペーン実施の際は、商品の魅力がより伝わりやすい応募方法を設計して第一想起に繋げるのが重要です。例えば、ユーザーに独自のハッシュタグを用いて自社商品・サービスへの感想を投稿してもらう応募方法などが挙げられます。また、遊び心のあるキャンペーンがユーザーに好まれやすいため、施策を常に工夫していくことも重要になります。SNSキャンペーンの新たな打ち手「診断キャンペーン」SNSキャンペーンの実施にあたり「双方向なミュニケーションをとるのは難しそう」と感じる方も多いでしょう。しかし、診断キャンペーンを活用することで、双方向なコミュニケーションを取りつつ、顧客のリード情報を獲得することが可能です。 ここではSNSキャンペーンの新たな打ち手である「診断キャンペーン」について解説します。診断キャンペーンとは?ピクルスでは「診断キャンペーン for X(Twitter)」をサービスとして提供しています。診断キャンペーンとは、診断を組み込んでユーザーからの能動的な接触を促せるキャンペーンです。ユーザーが診断キャンペーンを実施する流れは以下の通りです。公式アカウントのフォロー診断コンテンツを体験診断結果をシェアして応募完了シェアされた診断結果を見たユーザーが刺激を受けて、拡散されていく仕組みです。「診断結果を知りたい」という自発的な欲求を生み出せるため、能動的な参加を促せるメリットがあります。実際の例として、弊社のクライアントである朝日新聞出版様が実施した以下のクイズ型キャンペーンを見てみましょう。引用:"エコなの?サバイバルなの?いいえ、両方です。" サバイバルエコクイズクイズの答えをTwitter・X上に投稿して参加できるキャンペーンで、子供たちの知的好奇心を上手く刺激して15,000フォローの獲得に繋げています。フォロワー獲得を効率的に行いたい方は、診断キャンペーンがおすすめです。関連記事:今注目の診断キャンペーンとは!?特徴やメリット、実施の4ステップを解説【事例あり】診断コンテンツを活用した「LINE友達獲得キャンペーン」診断コンテンツを活用したキャンペーンはLINEでも実施できます。ピクルスが提供する「診断キャンペーン for LINE」では、診断をキャンペーンに組み込んでお友達登録を誘導できるサービスです。ユーザーが診断キャンペーンを実施する流れは、以下の通りです。公式アカウントに友達登録診断コンテンツを体験診断結果を確認LINEでの特典をゲット先に診断結果を一部見せた上で、友達登録をすれば続きが見られるなどの運用もできます。SNSキャンペーン・ピクルスに関するよくある質問SNSキャンペーン・ピクルスに関するよくある質問として、以下の3つを紹介します。ピクルスにはSNS運用も依頼可能?コスメ・レジャー関係など市場によって使うべきSNSは変わる?SNSキャンペーンで失敗した事例はある?ピクルスにはSNS運用も依頼可能?通常のアカウント運用は対応していませんが、SNSキャンペーン実施の相談は可能です。コスメ・レジャー関係など市場によって使うべきSNSは変わる?利用するSNSはターゲットによって変えていきましょう。ピクルスでもお客様から「Instagram・Twitterのどちらを利用すべきか?」という質問をたくさんいただきます。 マーケティング成果を最大化させるためにも、自社商材のターゲットに合わせて活用するSNSを選択するのが重要です。また、キャンペーンの実施内容によっても適切なSNSは変わってきます。 例えば、動画・写真を使ったキャンペーンを実施したい場合は、Instagramが適しています。大喜利募集などテキストベースのキャンペーンであれば、Twitter・Xが有効です。各SNSの特徴について詳しくは、下記でご紹介しています。関連記事:【自社事例あり】企業がSNSを運用する方法、メリットとは?SNSの種類と特徴やキャンペーンの効果も紹介SNSキャンペーンで失敗した事例はある?成功事例は数多くありますが、中には思うように成果が出なかった事例もあります。よくある失敗パターンが、参加ハードルが高くて応募者が集まらないケースです。 例えば、指定された観光地で撮った写真を投稿して応募するキャンペーンが挙げられます。観光地まで直接行かないと応募できないため、ユーザーが手間を感じてなかなか参加してくれないケースが多いです。ただし、企業・商材によって相性の良い・悪いキャンペーンも存在します。実際にキャンペーンをいくつか実施し、自社にあった施策を見つけていくのが大切です。関連記事:【2023年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説まとめSNSキャンペーンは短期間かつ低コストでフォロワー獲得を行えるなど、多くのメリットがあります。ただし、運用には継続的なキャンペーンの実施などいくつかのポイントを抑えることが必要です。キャンペーン運用に課題感がある場合は、キャンペーンで成功した企業の感想や手段を参考にしてみてください。 3ヵ月で3万フォロワーを達成された丸永製菓株式会社様の事例はこちらからご覧になれます。今回の内容を参考に、SNSキャンペーンを効果的に実施しマーケティング成果を最大化させましょう。また、SNSキャンペーンを活用した成功事例については以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。>>【2024年最新】SNSキャンペーン成功事例18選!手法や実施する4つのコツを解説