Twitterマーケティングの実施は、自社商品やサービスの認知拡大、販売促進に有効です。 しかし「どのような手法があるのか」「成功のコツを知りたい」とお考えの方もいるのではないでしょうか。
Twitterマーケティングを成功に導くヒントは、他社の成功事例から得られます。
今回は、目的別にTwitterマーケティング成功事例11選を紹介。Twitterマーケティング成功のポイントも4つにまとめて解説しています。
なお当コンテンツは、SNSキャンペーンツール「キャンつく」で3000件超の支援実績をもつピクルスが監修しています。
ピクルスや筆者のTwitter運用経験に基づいた解説となっているので、ぜひ参考にしてください。
- Twitterマーケティングを企業アカウントが取り入れるメリットとは
- 販売促進につながるTwitterマーケティング成功事例
- 日清食品株式会社
- CHILL OUT
- ブランド認知向上につながるTwitterマーケティング成功事例
- 株式会社Canon
- 沢の鶴株式会社
- ボートレースまるがめ
- 面白いTwitterマーケティングの成功事例
- 株式会社講談社
- SHARP シャープ株式会社
- TwitterマーケティングBtoBの成功事例
- 株式会社ピクルス
- フセハツ工業株式会社
- Twitterマーケティング中小企業の成功事例
- 株式会社インターファーム
- 株式会社石井マーク
- 企業アカウントのTwitterマーケティング4つの手法
- 1.オーガニック投稿
- 2.キャンペーンの活用
- ③診断コンテンツ
- 4.Twitter広告
- Twitterマーケティングを成功させるためのポイント4つ
- 1.ベンチマークアカウントを設定する
- 2.Twitter運用の目的を決める
- 3.分析する
- 4.診断キャンペーンを活用する
- まとめ
Twitterマーケティングを企業アカウントが取り入れるメリットとは
Twitterマーケティングには「拡散力がある」「ブランディング活動に適している」「ユーザーとコミュニケーションが取れる」といった特徴があります。
そのため、Twitterマーケティングを企業アカウントが取り入れると、以下のメリットが得られます。
商品・サービスの販売促進
ブランド認知度の向上
ユーザーのファン化
このあと他社の成功事例を紹介していきますが、まず下記の「Twitter運用力診断」を試してみてください。こちらの診断ではTwitter運用の課題を分析した上でアドバイスをしてくれるので、自社に合った戦略を立てるヒントが得られます。
自社の課題を把握してから他社の成功事例を参考にすることで、得られる情報の質が変わります。 診断が終わりましたら、さっそく本題にうつっていきましょう。
※Twitterマーケティングについて詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
>>【2024最新】Twitterマーケティングとは?特徴、6つの成功ポイント
販売促進につながるTwitterマーケティング成功事例
販売促進につなげている、Twitterマーケティングの成功事例をみてみましょう。
日清食品株式会社
※こちらのキャンペーンはピクルス提供のTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入しています。
日清食品はTwitterマーケティングに「フォロー&リツイートキャンペーン」を取り入れて、アカウントの認知拡大、商品の販売促進に成功しています。 フォロー&リツイートキャンペーンでは冷凍ラーメンの詰め合わせを1000名にプレゼント。
「当たるかもと思わせる人数」や「誰もが欲しいと思う魅力的なプレゼント」を用意してユーザーの参加を促し、1.4万件のリツイートを獲得しました。
日清食品は元々有名な企業ですが、Twitterキャンペーンを行うことで消費者へのイメージアップ、販売促進につなげています。
CHILL OUT
※こちらのキャンペーンはピクルス提供のTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入しています。
CHILL OUTは、合同会社Endian(エンディアン)より販売されているリラクゼーションドリンクです。 世に出てまもないCHILL OUTの宣伝として、フォロー&リツイートキャンペーンを実施。
3万件のリツイートを獲得してCHILL OUTの認知を一気に広げました。 CHILL OUTのTwitterアカウントでは、商品購入時に利用できるクーポンの配布や、オリジナル商品をプレゼントするイベントも行っています。
このように販売促進にはTwitterキャンペーンが効果的です。下記の「X(Twitter)キャンペーン企画診断」では、自社にあったキャンペーン方法を無料で診断していますのでぜひお試しください。
>> 3分で分かるX(Twitter)キャンペーン企画診断はこちら
ブランド認知向上につながるTwitterマーケティング成功事例
次に、ブランド認知向上につながる成功事例をみていきましょう。
株式会社Canon
※こちらのキャンペーンはピクルス提供のTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入しています。
株式会社Canonの企業内起業「ichikara Lab」では3月24日を『ミニフォトの日』とし、ミニフォトプリンターを印象づける工夫をしています。 他にも、プリンターを貸し出ししていたり、ichikara Labの製品で撮った写真を投稿したりと、ブランドの認知向上につなげています。
沢の鶴株式会社
日本酒の販売で有名な沢の鶴株式会社は、11月29日(いい肉の日)などといった日本記念日協会の認定した記念日に合わせてツイートしています。 購買のタイミングで想起してもらえるような取り組みは、商品のブランディングに効果的です。
ボートレースまるがめ
※こちらのキャンペーンはピクルス提供のTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入しています。
香川県丸亀市にあるボートレースまるがめでは、手動でTwitterキャンペーンを行っていましたが、ピクルスが提供するTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入したことで認知拡大に成功しました。
キャンつくを利用してから、ボートレースまるがめのTwitterフォロワー数は6000人から2万人と、約3倍に増加。 今後はボートレースに興味をもってもらうための発信や、ボートレースファンに向けた企画を計画し、ボートレースまるがめのブランドをさらに高めていく予定です。
面白いTwitterマーケティングの成功事例
マーケティング手法がユニークな成功事例をみてみましょう。
株式会社講談社
導入事例|株式会社講談社様
※こちらのキャンペーンはピクルス提供のTwitterキャンペーンツール「キャンつく」を導入しています。
株式会社講談社は、西尾維新著書「混物語」の発売を記念して、診断コンテンツを用いたTwitterキャンペーンを実施。
診断コンテンツで作成された24の質問に答えて結果をツイートすると、自身にとって最高の相性となるキャラクターが選ばれます。さらにそのキャラクターからリプライが届くという、ファンにはたまらない企画でした。
ファンの心を掴んだこちらのキャンペーンは、公開後にTwitterのトレンド入りを果たしています。 診断コンテンツとSNSキャンペーンの組み合わせについては、下記で詳しく解説しています。
>> SNSキャンペーンで診断コンテンツを活用する方法とは?メリットや事例を解説
SHARP シャープ株式会社
シャープ株式会社の公式Twitterアカウントは、通常のツイートであるオーガニックツイートでTwitterアカウントを成長させました。
くすっと笑えるツイートを投稿し、フォロワーや企業ファンの増加につなげています。 大手企業であるシャープが、ちょっとふざけたツイートをしているというギャップや、ツイート投稿者のセンスで成り立っているところもあり、一般的な企業がモデリングするのは少々ハードルが高めです。
TwitterマーケティングBtoBの成功事例
次はBtoBのTwitterマーケティング成功事例をみていきましょう。
株式会社ピクルス
ピクルスのTwitterアカウントでは、主にBtoBマーケティング担当者向けに、Webマーケティングにおける行動変容の有用性を発信しています。
すぐに使えるマーケティングのコツや、誰でも経験はあるけど「分かっている気になっている」ネタを、分かりやすく言語化し、共感を呼んでいます。
オーガニックツイートでの運用は、「ターゲットを意識した一貫性のある発信」が成功するポイントの1つです。
フセハツ工業株式会社
フセハツ工業株式会社は大阪府にあるバネメーカーです。 Twitterでは、バネの製造過程の動画を中心に投稿。普段目にしないニッチな商材の製造過程はユーザーの興味をそそり、認知獲得に成功しています。
フセハツ工業もオーガニック投稿で成功していますが、オーガニック投稿はユーザーにとって何が有益なのか投稿してみないと分からないため、地道に実行と検証を繰り返す必要があります。
Twitterマーケティング中小企業の成功事例
中小企業のTwitterマーケティング成功事例をみてみましょう。
株式会社インターファーム
Webメディア事業を行う株式会社インターファームは、バイクを売りたい人のためのサイト「バイク比較.com」や、花嫁になる前の女性であるプレ花嫁に向けたアイデアサイト「marry」を運営しています。
「marry」の認知度アップと集客のためにTwitter広告を使用し、フォロワーを700人から3万人の増大に成功しました。 Twitter利用者は比較的若年層が多く、「marry」のターゲットである「結婚に憧れる女性」との相性もよかった点が、フォロワー増加の後押しにもなっています。
株式会社石井マーク
金属製のプレートや標識の制作を行う株式会社石井マークは、日常生活に潜む危険や豆知識をユーモアを交えて投稿しています。
自社商材に直接関係無いことでも、多くのユーザーにとって有益な情報を発信することで共感を呼び、フォロワーを4.4万人獲得。自社の認知拡大に成功しています。
企業アカウントのTwitterマーケティング4つの手法
自社の商材やサービス、目的などに合わせて手法を選んでいきましょう。 Twitterマーケティングの手法は主に以下の4つです。
オーガニック投稿
キャンペーンの活用
診断コンテンツ
Twitter広告
順番に解説します。
1.オーガニック投稿
オーガニック投稿とは、通常のツイート機能を利用して投稿することです。 無料で行うこともできるため、この手法でTwitterマーケティングを成功させられるとよいですが、オーガニック投稿はハードルが高い手法です。
どのような投稿が当たるのか出してみないと分からないため、何度もPDCAを回し、ノウハウを蓄積して、アカウントを長期で運用する必要があります。
>>企業が抱えるSNS運用の5大課題と解決策。課題を突破しSNSを成功させるには?
2.キャンペーンの活用
企業アカウントがキャンペーンを活用することは、今や常識となりつつあります。 企業アカウントはユーザーからキャンペーンを期待されている節があります。
加えて、66%のユーザーはキャンペーンが終わったあとも「フォローを解除しない」といった調査結果も出ていることから、キャンペーンを活用してTwitter上に市場を広げる企業が増えています。
Twitterで行うキャンペーン手法はいくつかありますので、下記の診断で自社にピッタリな手法を見つけてみてください。
また、Twitterキャンペーンツールを導入すれば、工数を抑えながら多くのユーザーを短期間で集められます。 予算が限られている方でも、ピクルスのSNSキャンペーンツール「キャンつく」であれば、低費用(月額5万円)でTwitterキャンペーンの実施が可能です。
キャンつくに興味をもたれた方は、ぜひ下記の詳細をご覧ください。
>> SNSキャンペーンツール「キャンつく」Twitter版
③診断コンテンツ
診断コンテンツとは、ユーザーが複数の質問に答え、その回答を分析して診断結果を出すコンテンツのことです。
ユーザーは診断コンテンツに参加したあと、結果をTwitterにシェアし、他のユーザーとの交流に活用します。そのため、診断コンテンツは宣伝感を抑えて自社サービスをTwitterで拡散できます。 弊社ピクルスでは、診断コンテンツ作成ツール「ヨミトル」の認知拡大のため「16タイプマーケター診断」を制作。
細かい分析と高い的中精度でユーザー満足度が上がり、公開1ヶ月で55,000回以上の利用、SNSシェア10,000回以上という大きな実績をつくりました。
4.Twitter広告
Twitter広告とは、Twitterのタイムライン上や、おすすめユーザー欄に掲載できる広告のことです。 Twitter広告は通常のツイートのように、いいねやリツイートができるため、二次拡散されやすいメリットがあります。
しかもこれらのアクションには料金が発生しません。拡散されればされるほど、費用対効果が高くなることに期待できます。 とはいえ、すべての投稿で広告を利用するのは、予算を考えると現実的ではありません。
自社のマーケティング戦略上、「これはどうしても知ってほしい!」という投稿に絞るのが一般的です。 また、ユーザーに利益がないとプロモーションを行っても広まらないので、
どんなターゲットに知ってほしいのか
ユーザー目線で、わかりやすく一目で興味喚起されるか
をきちんと検討しましょう。
Twitterマーケティングを成功させるためのポイント4つ
Twitterマーケティングを成功させるためのポイントは以下の4つです。
ベンチマークアカウントを設定する
Twitter運用の目的を決める
分析する
診断キャンペーンを活用する
1つずつみていきましょう。
1.ベンチマークアカウントを設定する
Twitterマーケティングの良し悪しを正しく判断するために、参考となるアカウントであるベンチマークアカウントを設定しましょう。
ベンチマークアカウントを設定することで、運用方法や伸びている要因を自社アカウントに反映できます。また、ベンチマークアカウントが発信する内容を意識するので、自身の発信がブレにくくなるメリットもあります。
筆者も個人でTwitterを運用していた際、ベンチマークアカウントを設定していました。運用方法を参考にしてフォロワーを伸ばしたり、自身のアカウント運用がうまくいっていない時は、ベンチマークアカウントと比べて何が違うのかを分析していました。
ベンチマークアカウントはTwitter運用のよい判断基準となるので、設定しておきましょう。
2.Twitter運用の目的を決める
ベンチマークアカウントを設定するうえでも、Twitter運用の目的を決めることは重要です。 目的がないと、ベンチマークアカウントと比較した時にどれくらいの差が縮められているか等の適切な判断ができません。
目的設定の重要性について詳しく解説した記事もありますので、ぜひ参考にしてみてください。
>> Webプロモーションの方法11選|目的やメリット、選び方について詳しく解説
また、Twitter運用の目的(KGI)が決まったら中間目標(KPI)も設定しましょう。どこに問題があるかが分かるようになり、PDCAが回しやすくなります。
>> いまさら聞けないKGIとKPI|マーケティングにも使える設定手順を解説!
3.分析する
Twitterマーケティングを成功させるためには分析も重要です。
「どんな内容のツイートだと反応が取れるのか?」「拡散されやすいツイートは?」などの情報は、Twitterのアナリティクスを見て数字を追っていくことで傾向が分かります。
ツイートを投稿したら、どれくらい見られていて、どれだけの反応が得られているのか必ず確認しましょう。
>> Twitterアナリティクスの基本的な使い方を徹底解説!問題がすぐに見つかる簡単分析法をご紹介
4.診断キャンペーンを活用する
Twitterマーケティングを成功させるためには、「診断キャンペーン」の活用が有効です。 ユーザーは興味本位でアカウントをフォローするため、実質の成果につながるかどうかはフォローしてもらったあとの運用方法次第となります。
診断キャンペーンは、参加者一人ひとりの診断結果に合わせた商材の提案や、プレゼントを送ることができ、ユーザー満足度を高められます。それにより、見込みが薄かったフォロワーを、自社愛の強い優良顧客へと育成させられます。
ピクルスでは診断コンテンツを用いたTwitterキャンペーン、診断キャンペーンを提供しています。
診断キャンペーンについて詳細を知りたい方はこちらをぜひご覧ください。
まとめ
今回はTwitterマーケティングの成功事例を目的別に紹介しました。 他社の成功事例から、「キャンペーンを活用する」「好感がもてる投稿をする」「ユーザーにとって有益性がある投稿をする」など、さまざまなヒントが得られたと思います。
本記事で紹介した成功事例やポイントを参考に、自社のTwitterマーケティングを実施してみてください。 また、Twitterマーケティングについて疑問点や不安がある方、Twitterキャンペーンに興味がある方はぜひ一度ピクルスにご相談ください。
ピクルスではSNSキャンペーンを3000件以上支援した実績があり、キャンペーンの企画作成やフォロワーの獲得などに関するノウハウを豊富にもっているうえ、さまざまな業界の成功事例を知っています。
また、自社のTwitter運用に合わせて、適切なアドバイスをすることも可能です。
キャンつくへのお問い合わせはこちら